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「チェンジ、チェンジ」の「ワン・フレーズ政治」と"奥の院”、外交問題評議会の魂胆

こげばんさんから下記のようなコメントを頂いたので、これについて書きたいと思う(こげばんさん、ありがとうございました)。

(以下、引用)

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オバマの'change'を信じた先は?


オバマがしきりにchangeと叫んでいる(これって、アメリカ版one-phrase politics!?)のを見て思い出しましたが、かつて「変革」を叫んでワシントンにたどりついたカーターやクリントンといった民主党の先達たちに、オバマが重なって見えるようになりました。願わくはアメリカ人が3度騙されないことを(って、日本もこの点あれこれ言えませんが)。


しかし、オバマ大統領でやりたいことって、人種融和の名の下のNAU結成、でしょうか!?下記cfrレポートには、2010年までのNAU結成が勧告されていますので、ちょうど「オバマ大統領」の任期と重なりますが・・・

Building a North American Community
http://www.cfr.org/content/publications/attachments/NorthAmerica_TF_final.pdf


先のcfrレポート要約です。
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http://www.cfr.org/publication/8102/
Overview
Sponsored by the Council on Foreign Relations in association with the Canadian Council of Chief Executives and the Consejo Mexicano de Asuntos Internacionales.

North America is vulnerable on several fronts: the region faces terrorist and criminal security threats, increased economic competition from abroad, and uneven economic development at home. In response to these challenges, a trinational, Independent Task Force on the Future of North America has developed a roadmap to promote North American security and advance the well-being of citizens of all three countries.

When the leaders of Canada, Mexico, and the United States met in Texas recently they underscored the deep ties and shared principles of the three countries. The Council-sponsored Task Force applauds the announced “Security and Prosperity Partnership of North America,” but proposes a more ambitious vision of a new community by 2010 and specific recommendations on how to achieve it.

(引用終わり)

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この通りで、今や、民主・共和党共に関係なく、どの候補者も「チェンジ、チェンジ」と「ワン・フレーズ」だけを叫びまくっている。アメリカの一般人は、非常に単純で、「イエス」か「ノー」か、はっきりさせる事を好むので、「ワン・フレーズ」とルックス、それにメディアのばら撒くイメージだけで、簡単に”信者”になってしまう(この点は日本と変らない)。


特にテレビやインターネットといったメディアを通じての選挙が当たり前となった現在、益々この「ワン・フレース」によるイメージ選挙がメディア・プロデューサーによって、ハリウッド映画さながらに演出される(一昔前のロバート・デ・二ーロとダスティー・ホフマン出演の映画「ワグ・ザ・ドッグ」そのもの)。


友人の新聞記者から聞いたところ、選挙用に使用する言葉は、小学6年生程度の単語で、フレーズは短く、同じ言葉を何度も使用するのが鉄則とか。


2010年に向けてのNAU(北アメリカ連合とでも訳すのか?)構想が外交問題評議会(CFR)によって発表されているが、これに対しては特にカナダやメキシコの少数民族、リベラル派、民族主義派などの人たちから強い反発が出ている。


アメリカがかつてメキシコをだまして、現在のテキサス州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州、ニュー・メキシコ州、カリフォルニア州などを合わせた広大な土地を二束三文でほぼ強奪に近い形で奪い取ったことをメキシコ人たちは忘れていないし、カナダ人たちにとっても、いつアラスカ州の二の舞になるかもしれないとの恐怖心がある。「ヤンキー達は自分勝手のエゴイスト。すきさえあれば、どんどん勝手に侵略してくる」と私の友人のメキシコ人が言っていた。


そこでアフリカ人の父親と、アメリカ白人の母親を持ち、インドネシアで6歳まで暮らしてハワイで育ったオバマは、”他民族”にして"多文化”の”新時代の到来”を具現する格好のシンボルだ。それで彼が大統領候補として"選ばれた”ということは、たやすく想像できる。


大統領選択の"奥の院”のひとつ、外交問題評議会の昨年12月のニュースレターに、大統領予備選各候補の中国観・対中国政策が掲載されているが、これを見ても、「これでオバマに決まり」ということが分かる人には分かるように書かれている。


これによると、ヒラリー・クリントンの中国観は、「経済成長、軍事大国化に対する脅威の国であり、中国の人民元による金融操作をはじめとする諸問題には十分注意を払う必要がある国」となっているが、オバマの中国観は、「中国は敵でも味方でもなく、安定したアジア圏の枠組みをつくり、その中でアメリカと協調・融和関係を結ぶことが可能な国」としている(ヒラリーは従来型の「アメリカ一極主義者」であり、オバマは将来型の「多極主義者」ということだろうか)

http://www.cfr.org/publication/14759/candidates_on_us_policy_toward_china.html?breadcrumb=%2Fcampaign2008%2F


http://www.stopthenorthamericanunion.com/

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ところが日本の読売新聞には下記のような記事が掲載されている。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080122-OYT1T00301.htm?from=main4

【ニューヨーク=白川義和】米民主党のヒラリー・クリントン上院議員は21日、日米関係を「極めて重要」と位置付け、エネルギーの確保や気候変動、核拡散、中国への対応などで協力を幅広く強化するべきだとする声明を発表した。


 クリントン氏の外交顧問を務めるホルブルック元米国連大使が同日、ニューヨークで日本メディアに声明を配布した。

 クリントン氏は昨年10月、米国の外交専門誌に発表した外交政策で、対中関係が「今世紀で最も重要な2国間関係になる」と中国基軸のアジア外交を打ち出し、日米同盟には言及しなかった。「日本軽視ではないか」との懸念が日本から出ていたことから、声明で火消しを図ったとみられる。

 声明は「日米同盟は米国のアジア・太平洋地域の政策の土台を作り続けねばならない」と強調。中国が安定的、平和的役割を果たせるようにするため、日米が「強い利害関係」を共有していると指摘した。

 ホルブルック氏は同日のニューヨークでの講演で、外交専門誌に発表した政策は要約であり、「日本は無視されたと感じるべきでない」と釈明した。同氏はクリントン前大統領時代に国務次官補や国連大使を務め、ヒラリー・クリントン氏が大統領選で勝利した場合、国務長官に起用される可能性が高いと評されている。

(引用終わり)

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これによると、ヒラリーは、対中関係が「今世紀で最も重要な2国間関係になる」といったとの事だが、これは上記のCFRのニュースレターとは、ニュアンスが異なる。2月5日の「スーパー・チューズデイ」に向けて、中国系、いやアジア系アメリカ人票を獲得するために、こういったのか?(これだから政治家は当てにできない。クリントン前大統領時代は、クリントンの中国びいきについて色々といわれていたが、これについては裏があるようだ)。


いずれにしても、バラク・オバマとCFRに話を戻すと、もはや取り返しのつかないほどのほころびを見せ始めたオンボロのパンク国、アメリカを、何とか普通の人々が住める国に落ち着かせるためには、オバマがぴったりのシンボルと"彼等”が決めているのではないかという気がする。


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余談だが、下記のようなニュースが目に飛び込んできた。朝日と産経ではこれほどまでにも異なる論調。小沢のこの発言についてはまた後で・・。

http://www.asahi.com/politics/update/0221/TKY200802210283.html

「中国の一党独裁、いずれ矛盾」小沢代表、韓国で講演

2008年02月21日16時53分(朝日新聞)

 韓国訪問中の民主党の小沢代表は21日午前、ソウル市で「アジアにおける中国の存在」と題して講演し、「急速に成長する経済と、巨大な軍事力に世界が懸念を持ち始めている。中国共産党の一党独裁体制は、いずれ必ず絶対的な矛盾に直面する」と述べた。

 小沢氏は「改革開放の市場経済と共産主義プロレタリア独裁は、絶対に両立しえない。経済成長に変調をきたせば、貧富の格差に対する不満が一気に爆発するのではないか」と指摘。「中国が政治、経済、社会のあらゆる面でソフトランディングする道を歩むよう、日韓はじめ世界各国がもっと協力すべきだ」と訴えた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080221/stt0802211403005-n1.htm

中国民主化に日韓が協力を 小沢氏、ソウルで講演
2008.2.21 14:06(産経新聞)

 民主党の小沢一郎代表は21日午前、訪問先のソウル市内で開催された朝鮮日報主催のシンポジウムで講演し、中国の政治体制が将来行き詰まるとして、日韓両国が中国の民主化、自由化に向けて協力すべきだとの認識を示した。

 日中韓三国の関係を「一衣帯水の国々だ」とした上で「日韓は力を合わせ、中国の民主化という歴史的な大テーマを解決する役割を担わなければならない」と強調した。

 中国経済に関し「経済の自由化は必然的に政治の自由化につながり、その要求は中国国民の中で一層大きくなる。改革開放の市場経済と共産主義のプロレタリア独裁は原理的に両立し得ない」と指摘。「中国の経済成長が変調を来せば貧富の格差に対する不満が一気に爆発する。中国の混乱は直ちに世界の動乱につながる」と懸念を示した。

 北朝鮮情勢については「中国が支えなければ北朝鮮が成り立つはずがない。結局は中国問題だ。中国の政策が現状維持である限り解決はない。日韓が協力して中国と話し合うことが肝要だ」と述べた。(共同)




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