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ハチャメチャのまま終わりたくない”ブッシュ・ボーイ”、最後の方針転換

イランのことを「悪の枢軸」と呼んでいたブッシュが、テヘランに外交官を派遣してアメリカの代表通商部を開設するという発表を来月おこなうとの記事が英「ガーディアン」によって掲載されたのが7月18日。


実現すれば、79年に起きた米大使館人質事件をきっかけに断交して以来、外交官の常駐は初めてとなる。 アメリカはイラン核問題をめぐり19日に開かれるジュネーブでの協議に、これまでの方針を転換して高官派遣を決めたばかり。同紙は、イランに強硬姿勢を取ってきたブッシュ米大統領が「任期終盤になり、前向きな実績を作りたがっている」と指摘しており、米国の政策変更の兆しと見る向きもある。


アメリカは先月下旬から、ライス米国務長官らがイランとの人的交流を深める考えを強調し、利益代表部設置の検討を示唆していた。

http://www.guardian.co.uk/world/2008/jul/18/iran.usforeignpolicy2


一方、アメリカのABCは、7月17日、政府高官の談話として、上記の件はまだ決定しているわけではないとの報道を行っている(時間帯によってはアメリカとイギリスでは時差の関係でアメリカが1日遅れることがある)。

http://abcnews.go.com/Politics/story?id=5397091&page=1


しかし、下記のイタリアの記事が本当なら、多分、テヘランに代表通商部を開設するという話はまんざら嘘でもない話だろう。外交の表舞台では“3文芝居”を演じつつ、経済的な面では互いに抜け目なく”ギブ・アンド・テイク”で手を結んでいる。このことは金儲けのためなら何でもやる日本の商社を見ても分かることだ。商売人は、どの国でもしたたかだということ。

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http://asyura2.com/08/wara3/msg/403.html

米:対イラン輸出、ブッシュ政権で10倍増(伊Rainews24)

08年7月9日 ローマ


イスラム国家イランの核開発とテロ関与疑惑に批判を強める一方で、アメリカの対イラン輸出がブッシュ政権で10倍以上も増加していることがわかった。


米政府提供データによると、アメリカは01年から昨年までに金額にして5億4千6百万ドルをイランに送っているが、ブッシュ政権誕生時の01年の貿易額が830万ドルだったのに対し、07年は1億4千6百万ドル相当だった。


品目は女性用下着から化粧品、牛の精子に渡り、金額にして最も多いのは煙草で、ブッシュ政権下で総計1億5千8百万ドルが輸出されている。 その他輸出額の多い品目は、トウモロコシ(6千8百万ドル)、ソーダ・硫酸塩
(6千8百万ドル)、大豆種子(4千3百万ドル)、医療品(2千7百万ドル)、ビタミン剤(1,800万ドル)。毛皮製品、彫刻、香水、楽器も輸出されている。 


州別では、多い順にカリフォルニア、フロリダ、ジョージア、ルイジアナ、ミシガン、ミシシッピ、ニュージャージー、ノースキャロライナ、オハイオ、ウィスコンシンとなっている。


ブッシュ政権にとっては”悪の枢軸”のひとつであり、30年来経済制裁がとられているイランだが、農業製品、医薬・医療品その他のカテゴリーは免除されるルールにより貿易は続いている。米国が政治リーダーたちに圧力をかけている最中であっても、これらの品目はイラン国民を助けると考えられているためだ。


”我々の制裁は政権に対するもので、国民に対するものではない”と財務省Adam Szubin氏は述べている。


経済制裁はイランの軍事力増強を厳しく非難する内容にもなっているが、データによるとブッシュ政権下で14万8千ドル相当の武器も輸出されている。軍用ピストル10万6千635ドル、付属品が8760ドル。 対イラン輸出は政治的に大きな意味を持つとはいえ、アメリカの対外輸出においては小さなものに過ぎない。 主要取引国カナダへの輸出額は、イランのおよそ千倍にあたる。

http://www.rainews24.rai.it/notizia.asp?newsID=83607  

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このようにアメリカとイランは水面下では通じていたが、イスラエルが何しろうるさくて、「イランをやっつけてくれ!」とブッシュをたきつけていたから、ブッシュも「やるぞ!やるぞ!」と芝居を演じていたのか。それとも経済は経済、政治は政治と割り切って、すきさえあればイランの石油欲しさと中東支配の野望を追及しようと努力したが、その夢は実らなかったということか。


日本のマスメディアで報道されているかどうか知らないが、ブッシュがあれだけ大騒ぎをしてチェコとポーランドに設置すると言っていたミサイル防衛システムもチェコは承認したが、ポーランドはアメリカに対して見事に「No!]と言い切った。今後もアメリカはこの件に関してポーランドと話し合いを続けたいと言っているが、ポーランドの意思は固いようだ。

http://www.reuters.com/article/worldNews/idUSWAR00706220080704?feedType=RSS&feedName=worldNews&rpc=22&sp=true


関連

http://www.news.janjan.jp/world/0706/0706096974/1.php


何から何まで混乱続きでめちゃくちゃとなってしまった”ブッシュ・ボーイ”だが、せめて一つぐらいは何か後世の歴史に残るようなことを行いたいとの意思でもあって、今回のイランでの利益通商部開設を行うのか、それとも実は経済面ではイランとアメリカは友好関係であったが、今回、イタリアの記事に見られるようにそれが表ざたとなったから、「それじゃあ、堂々と開設しようか」ということになったのかは分からない。


しかし、今さらながらの話だが、政治献金を懸命に行うユダヤ系アメリカ人への見返りとして、イスラエルに対する安全保障の義理が生じ、その結果、いつもいつもイスラエルから「イランをやっつけてくれ」とプレッシャーをかけられている可哀そうな国・アメリカという構図があらためて浮き彫りにされた、そんな気にもなるニュースである(いや、実はイスラエル、イラン、アメリカ共に皆、グルで、大芝居を演じては株価操作をし、利ざやを互いに稼いでいたというとんでもない陰謀説も考えようと思えば考えられるが、これについてはちょっと?)。


なにはともあれ、ユダヤ系からの政治献金がダントツに多いオバマが今度はどのような対イラン政策をとるか、大体、見当はついているが静観しよう。


「ただより高いものはない」という日本の諺は真理を突いている。



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1 ■無題

<アメリカ言いなり日本になす術なし>『悪の枢軸』に 米、続々譲歩 任期迫り成果に躍起【東京新聞】(http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10118120207.html)で紹介させていただきました。
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