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オバマが選んだ新しい教会 / アル・ゴアがオバマ支持を正式に表明


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6月14日、「父の日」にオバマが新しく会員になった「アポストリック・チャーチ・オブ・ゴッド(Apostlic Church of God)」(シカゴ市南地区)で、「黒人の父親は父親としての責任感を持て」との発言をしたことが、メディアで大きく取り上げられた。黒人家庭の約半分は母子家庭で、父親は子育てに無責任ということは、よく言われている話だが、彼自身、ケニア人の父親から“捨てられた”との思いでずっとやってきたようだから、この時のスピーチは真に迫っていた。

http://abcnews.go.com/WN/Vote2008/story?id=5172580&page=1

なぜ黒人男性は無責任かというと、奴隷時代、白人マスターの言う通りにふるまわねばならず、良心や正義感を持つことや権利の主張をすることなどを否定されていた。そのため、自己否定的感情が世代から世代へと受け継がれ、責任感、義務感といった人間が人間であるための最低の行動規範を放棄して生きることに違和感を感じないまま生きてきた。家族はバラバラに売られ、一家の長としての責任感など持ちたくても持てない環境にいた。これらのことから、現在のような無責任なメンタリティーが形成されたという学者もいる。


現在は奴隷制度の時代ではないが、教育の機会も与えられず、奴隷制廃止後はポンと農園の外に放り出された黒人達には生きるすべなどなかったし、父親として、一家の長としてどうあらねばならないかといった「ロール・モデル」もいなかった。そこで、世代から世代へと、「無責任な黒人男性」が再生産されていったとする理屈には、一応、納得するものがある。。


現在は、公民権運動の結果、「アフォーマティブ・アクション(少数者優遇政策)」の効果もあって、大学・大学院卒の黒人エリート男性達が多く育ってきていることも事実だ。しかし、一方で、オバマが言うところの「無責任な黒人男性」がまだ大勢いることも確かであるし、このことは今でも黒人コミュニティー最大の課題となっている。


そこで本題に入るが、オバマがあのジェレミアー・ライト師のいた「トリニティー・ユナイテッド・チャーチ・オブ・クライスト(Trinity United Church of Christ)」を離れ、「アポストリック・チャーチ・オブ・ゴッド(Apostlic Church of God)」の新会員になったことについては、黒人文化・知識人達の間では悪評だ。


黒人初の財政学教授であり、テレビのコメンテイターとしても大変有名なボイス・ワトキンス博士(Dr. Boyce Watkins)は、「ライト師の発言は大多数の黒人コミュニティーの考えを代弁するものであって、発言の内容に間違いはない。オバマはこれを否定することによって、彼自身のルーツを否定したことになるのだ。黒人達は待ちに待った自分たちの代弁者が初めて大統領になるかもしれないと思い、興奮しながら、彼を支援し続けてきたが、彼の今回の転向は、こうした人々を失望させるだろう」と語っている


(オバマはハーフなので、本当は“ルーツの半分を否定した”ということになるのだが、ワトキンス博士は、上記のように言っている。”ハーフ”であることの難しさがこの辺にある。また、アフリカ人と、”奴隷の子孫”であるアメリカ黒人とはメンタリティーの点でも異なる。。”トラウマ”のない者とある者の違いだ。特に彼の父親はケニアからのエリート留学生だったので、余計に異なる)

http://www.webmunism.com/vids/of/TRINITY
http://www.yourblackworld.com/
http://whitman.syr.edu/Directory/ShowInfo.aspx?id=62

まず両方の教会の様子と牧師を比較してみると、ワトキンス博士のいっていることは一目瞭然で理解できる。


トリニティー・ユナイテッド・チャーチ・オブ・クライスト(Trinity United Church of Christ)

わずかな数の信者からライト師の力により、現在会員二万人までに膨れ上がったメガ・チャーチ。

http://www.tucc.org/home.htm


・音楽ーゴスペル・ミュージック

http://jp.youtube.com/watch?v=2bMjyAJ0qIM


・牧師(ライト師は今年3月に退職しているが)ーアフリカ文化にルーツを置き、自らの文化と黒人であることに誇りを持たせるもの。時おり音楽も挿入し、身ぶり、手振りを伴った情熱的、感情移入型のアフリカ的伝統に乗っ取った話術。黒人の立場から見た白人社会、アメリカ社会について痛烈な批判を加える。
http://jp.youtube.com/watch?v=jc2FCJ7zWEQ&feature=related
http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/day-20080315.html
http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/day-20080318.html

http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/theme2-10006576511.html


アポストリック・チャーチ・オブ・ゴッド(Apostlic Church of God)」

24時間テレビ放送を行っているシカゴのもう一つのメガ・チャーチ

http://www.acog-chicago.org/index.php?option=com_content&task=view&id=120&Itemid=192

http://www.acog-chicago.org/index.php?option=com_frontpage&Itemid=1


・音楽ー白人教会のようなクラシック調の音楽。オーケストラまである。

http://www.acog-chicago.org/index.php?option=com_content&task=view&id=150&Itemid=263


・牧師(Dr. Byron T. Brazier )-父親が6月に退職するので、ビジネスマンでアシスタントの牧師をやっていた息子が継承。彼は自らの会社の経営のほかにIBMの重役、投資会社の役員、その他ビジネスや地域振興プロジェクトの役員など、幅広くやっている。下記の5月23日付の動画で息子のビデオを見ることができるが、感情を入れて話していても、ライト師の入れようとは異なる。父親も息子も、典型的な黒人ミドル・クラスの、良く言えば温和なタイプ、悪く言えば、特に息子は世渡り上手のビジネスマン・タイプにも見える。これなら白人にも好印象を与えるだろう。
http://www.acog-chicago.org/index.php?option=com_content&task=view&id=150&Itemid=263

http://www.acog-chicago.org/index.php?option=com_content&task=view&id=158&Itemid=278

http://www.acog-chicago.org/index.php?option=com_content&task=view&id=159&Itemid=280


オバマの新しい教会は、一見、黒人ミドル・クラスの人たちが所属している教会に見える。白人の姿も見られる。所詮、彼の中身はこちらに近かったわけだろう。


彼が、「トリニティー・ユナイテッド・チャーチ・オブ・クライスト」の会員になっていたのは、労働者階級出身の妻・ミシェルのために会員になっていたのか?それとも、ライト師の中に、顔すら知らないケニア人の父親の面影を追って会員になっていたのか?はたまた、本当は「トリニティー」の思想に共鳴していたが、政治家としての野望を達成するため、又は周囲の圧力に押されたために、「アポストリック」を選択したのか?そうだとすると己の本心を偽って事を行ったことへの後悔は、後ほどやってくることだろう。


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アル・ゴアがオバマ支持を正式表明


6月16日付、APによると、アル・ゴアがオバマ支持を正式に表明。自己のHPで彼への寄付金集めを開始した。


彼は今までこの件については表明を避けてきた。しかし、16日午後8時半(アメリカ東部時間)より、デトロイトで開催されるオバマの集会に彼と共に参加し、正式な表明を行うとのこと。


ミシガン州フリント市にあるジェネラル・モータースのフリント・エンジン・南工場で労働者たちとの会合を行っていたオバマは、これに対して、「大変嬉しいことだ。彼の支援は非常に大きいことは確かだ。彼の存在は党にとって大きいということだけではなく、この国にとっても非常に大きな存在だ」と述べた。

http://news.yahoo.com/s/ap/20080616/ap_on_el_pr/obama_gore


アル・ゴアはHPで、「この18ヶ月間、バラク・オバマは”変革”運動をひとつにまとめ上げた。彼は”変革”がホワイトハウスや連邦政府議事堂から行われるものではないということを知っている。それは人々が立ち上がって、行動を起こす時に生まれるものだ。あなたたちのような多くの支援者たちの支援があってこそ、バラク・オバマは”変革”を起こすことができるのだ」 「私は彼を支援・協力する為に、あらゆる努力を惜しまない」と書いている。

http://blog.algore.com/


ニュース原稿は小学5,6年生が理解できる言葉で書くのが原則のようなので、彼のHPもこの程度の子供だましなのだろう。お上に逆らわない「愚民化政策」は、少なくとも日米では同時進行中だ。


オバマは以前から、アル・ゴアに秋波を送っていたので、もしかすると彼が副大統領候補としてオバマとタグを組むかもしれないとの噂もまんざら信憑性がない話ではないのかもしれない。


まあ、これで、ゴアと親しいU2のボノの曲をイベント会場でかけ続けてきた甲斐があるというものだ(笑)。





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