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国傾けど、”政治ショー”だけはとどまるところを知らぬ破廉恥国

カリフォルニア州では山火事、アイオワ州などの中西部では大洪水と天災に見舞われているアメリカ。


アイオワ州の洪水ビデオ

http://cbs4denver.com/national/iowa.flooding.cedar.2.747364.html


サンフランシスコ・ベイエリアの山火事ビデオ。ここはサンフランシスコから車で約1時間半ばかり南へ行った山の中。私も夏にはこの地域の山小屋へ遊びに行ったりしているので、よく知っているし、友人もいる。こんもりと生い茂った山の中での夏はとても涼しくて、空気もおいしい。

http://cbs5.com/local/santa.cruz.wildfire.2.747507.html

http://cbs5.com/video/?cid=200


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conven

                    (コロラド州デンバー市の民主党全国大会会場)

大統領本選挙ー金まみれ政党全国大会


そんな国内の災害など、どこ吹く風とばかりに、民主党と共和党の“全国大会イベント委員”達は、8月(民主党)と9月(共和党)に行われる「政党全国大会」に向け、“イベント費用”をかき集めるため、ウォール街からラスベガス、サンディエゴと全米各地を東奔西走しているそうだ。少し古いが、6月7日付、「ニューヨーク・タイムス」に「政・官・財・ロビー集団・マスメディアの癒着の構造」の一端が掲載されている。


大統領選本選挙の「全国大会」というのは、各政党とも二つのグループが、気の遠くなるような大金集めに寝食も忘れ、奔走する”マネー・ゲーム”である。ひとつのグループは、政党から選ばれた“イベント担当委員”の議員たちで、イベント用の費用を、もうひとつのグループは、ホスト市”の委員会のメンバー達で、選挙資金をそれぞれかき集める。


民主党を例にあげれば、8月25日にコロラド州デンバーで開催される「民主党全国大会」にかかる費用は、ざっと見積もって4千万ドル(40億円)。そのため、民主党内で選択された“イベント担当委員”達は、これを応援しているロビイスト達と共に、現在、最後の追い込みに懸命になっている。こちらの中心的人物は、スティーブ・ファーバーというワシントンの最大手ロビー会社経営者。彼はかつて、ビル・クリントンの大統領選の際、選挙資金集めをしたことがある人物。


そして、デンバー市の“ホスト市委員会”のメンバー達は、4,060万ドル(40億6千万円)の選挙資金をかき集めようと、こちらも必死で駆けずり回っているが、現時点ではわずか2,500万ドル(25億円)にとどまっている。


一方、共和党の全国大会は9月にミネソタ州セント・ポール市で開催されるが、こちらの”ホスト市委員会”の目標額は、5,800万ドル(58億円)。こちらの方は、目標額に手が届くところまで来ているらしい。


なぜかくも多大なお金が必要なのか。その大部分はTVコマーシャルをはじめとする宣伝費に消える。儲かるのはPR会社、TVをはじめとするメディア、イベント・プロモーター、舞台制作会社、ケイタリング・サービス会社、警備会社などだろう。大手メディアは大手献金企業の系列会社でもあるわけだから、単なるマネー・ゲーム(オーナーはといえば、言わずと知れた人達)。


なぜ、”ホスト市”になりたがるのか


まず”ホスト市”には、政党から大会運営費として、1,630万ドル(16億3千万円)が支払われる(連邦政府から政党に選挙運営費用として支払われ、そのうちこの金額が市に支払われる)。


加えて、安全対策のための”テロ対策費”として、ホスト市には5,000万ドル(50億円)が支払われる。その上、市やローカル企業の宣伝ができ、ホテル、レストランなどにもお金が落ち、地域活性化にもつながる。


”ホスト市委員会”のメンバーが、身を粉にして駆けずり回って、金策に励んでも、ちゃんと損はしない仕組みになっているからだ(“ホスト市委員会”のノルマが4,060万ドルでも、政党から1,630万ドルと5,000万ドルを受け取れば、2,570万ドル<25億7千万円>の黒字というわけだ。何でも”テロ対策費”として、経費を落とすところが笑える)。オリンピックのホスト市と同じしくみ。


アメリカの政治献金


アメリカの政治献金には、ハード・マネー(Hard Money)とソフト・マネー(Soft Money)とがある。


大雑把にいえば、前者は、候補者およびその組織に直接される献金のことで、献金額には上限があるが、後者は特定の政党へ寄付する場合に限って許される政治献金のことで、献金額の上限はない。 

       

そこで、各政党の“イベント担当委員”達は、ロビイスト達と共に、大企業や富裕層に「ソフト・マネー」を要求し、その代わりに見返りを約束する。そして、もちろん、献金は全額税控除の対象となる。


「2008年民主党全国大会」の小冊子には、「ビジネス・リーダー達、ハイレベルの法律家達、国内外のメディア、それに著名な研究者達などを一堂に会するもので、さまざまな分野のトップたちと顔を合わせ、議論を交わすのにまたとない機会である」と書かれている。


また、100万ドル(1億円)以上の寄付をした企業の重役や個人献金者には、“見返り”として、政府高官や政党有力者達との”個人的な会談の場”が用意されている。


かつて、党全国大会といえば、「党員達が議論をしてから、大統領本選のための候補者を決める」というのが習わしだったが、そのようなやり方は、「古き良き時代の夢物語」となってしまっている。


現在では、全国大会までに代表者が決定し、大コンサート並みの大じかけな会場で、企業に多額の小切手を切らせるために、議員、企業の役員、ロビイスト達が顔合わせをする社交の場と化している。

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アメリカの金権政治に比べれば、日本の金権政治など、かわいいものだ。こんな国が、他国に「民主化」を説く資格などない。


Candidates Forgo Soft Money, but Conventions Rake It In

Published: June 7, 2008

http://www.nytimes.com/2008/06/07/us/politics/07convention.html?pagewanted=1&_r=6&sq=convention&st=nyt&scp=5&adxnnlx=1213370038-xN9TfbDfiBqGD4

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オバマ、マケインの4月末までの選挙資金額、支出額、残高、負債

(2008年6月10日付)

Democratic Candidates

Candidate Home State Apr'08 Raised Apr'08 Spent Total Raised Total Spent Cash on Hand Debts
Obama, Barack IL$30,694,196
$35,213,139
$265,439,277
$218,884,220
$46,555,057
$2,037,801

    

    Republican Candidates

Candidate Home State Apr'08 Raised Apr'08 Spent Total Raised Total Spent Cash on Hand Debts
McCain, John AZ$18,310,686
$7,554,196
$96,654,783
$72,666,309
$23,988,473
$968,301

http://opensecrets.org/pres08/index.php?cycle=2008 

大統領選挙選挙資金(左)と支出額(右):1976年ー2008年
(2008年4月20日現在:単位は百万)

Total Contributions to
Presidential Candidates*

Total Receipts
Year
2008$902.4$39.8
2004$701.5$149.2$29.8
2000$351.7$147.7$29.5
1996$248.3$152.7$24.7
1992$198.5$110.5$22.1
1988$213.8$92.2$18.4
1984$105.0$80.8$16.2
1980$94.2$58.9$8.8
1976$123.0$43.6$4.4
Total
$942.1
$880.5
$528.9
$425.7
$331.1
$324.4
$202.0
$161.9
$171.0

Primary Receipts
General Election Public Funding
Convention Public Funding

Total Spending by
Presidential Candidates*

Total Spent
Year
2008$833.8
2004$717.9
2000$343.1
1996$239.9
1992$192.2
1988$210.7
1984$103.6
1980$92.3
1976$66.9
Total
$833.8
$717.9
$343.1
$239.9
$192.2
$210.7
$103.6
$92.3
$66.9






















http://opensecrets.org/pres08/totals.php?cycle=2008

なお、デイビッド・ロックフェラーがCEOを務めていたシティー・グループは、ヒラリーには35万3,900ドル(3,539万円)、マケインには16万1千ドル(1,610万円)の献金をしているが、オバマにはゼロ。その代り、オバマには、ゴールドマン・サックスが47万4,428ドル(4,744万280円)、ヒラリーには42万6,100ドル(4,261万円)、マケインには10万4,950ドル(1,049万5千円)とオバマに最大の献金をしている(下記のサイト)。


その他JP モルガン・チェイス&Co.とリーマン・ブラザースなどがオバマに、メリル・リンチはマケインのみに、モルガン・スタンリーはヒラリーのみに献金している。


JP モルガン・チェイスもデイビッド・ロックフェラーとは関係ある企業なので、一概にオバマは“ヨーロッパ財閥系(ロスチャイルド系)”と断定するのは荒っぽいいいかただが、しかし、大体、そんな感じになるのではないか(そんなことぐらい前から分かっていたという人も多いと思うが)。それでこれだけ多彩なミュージシャンや音楽グループがアメリカにはいるにも関わらず、彼のイベント用の音楽は、あのU2のボノの曲なのだろう。あんなものをアフリカ系アメリカ人たちが聞いたら、大笑いする。アメリカ白人が聞いても、「何で、ヨーロッパのグループの?」という思いを持つ。事実そういう白人の友人もいる。


いずれにしても見え見えの”ショーで”ある。

http://opensecrets.org/pres08/moneyweb.php?cycle=2008



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