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作家のアリス・ウォーカーがオバマ支持を/ライスが珍しく人種問題を語る

私は米大統領選の舞台裏を知っているので、醒めた目で眺めているつもりだが、4月1日付のイギリス紙「ザ・ガーディアン」電子版にアフリカ系アメリカ人の女性作家で、ピュリッツアー賞フィクション賞を受賞しているアリス・ウォーーカー(64)が、「オバマこそアメリカを、そして世界を変える人だ」とのエッセーを書いている(彼女の代表作はスティーブン・スピルバーグ監督の「カラー・パープル」。サンフランシスコ・ベイエリア在住)。


要約:


私は20代初め、生まれ故郷であるミシシッピー州での公民権運動に初めて参加した。私の両親のようなプランテーションから放り出された小作人たちが、自分たちのための”民主主義”を求めて、選挙登録をする作業を手伝うためだった。その時、白人女性達は自分達の父親や兄弟達のやり方を真似する、という感想を持った。そして、その考えは今も変らない。南部では、特にミシシッピーやジョージア州では同様の作業を手伝っていた時、白人女性が私の頭をめがけて、割れたビンを投げつけてきたこともあったりして、その思いを強くした。


私は大学在学中に白人の女性達と初めて友達になった。彼等は私を愛してくれ、私たちは友情を築いた。しかし彼等にとって、「白さ」というものは大変重要なものだったということに気づいた。


私はバラク・オバマを支持する。なぜなら、今、この時、彼こそアメリカを正しい方向へ導くことができる人だと信じているからだ。白人のフェミニストの友人達の多くは、彼が提唱している新しい方向への運動をよく理解していない。彼等はオバマが男性であり、黒人であるから注目されているとしか考えていないが、気の毒なことである。


オバマは大変素晴らしい人である。完全ではないが、しかし人間として、キング牧師やネルソン・マンデラのように注目に値する人だ。彼はアメリカが何世紀もの間、死に物狂いになって、隠し、知らぬふりをして殺戮を行ってきた事を止めさせ、改革ができる人である。その改革とは、我々は互いに他者と共存共栄するというものであり、白人達だけの共存共栄をめざしたものではない。


率直に言って、私はオバマの考え全てに賛成しているわけではない。私が重要な問題に関してオバマとは異なる見解を持っている理由は、多分、私が彼より年上で、女性で、3つの血の混血(アフリカ系、ネイティブ・アメリカ系、ヨーロッパ系)で、南部で生まれ育ったからだろう。


例えば、キューバ問題については良好な関係改善を(彼女は何度もキューバを訪れ、カストロとも親しい間柄)、イラク戦争については即時撤退を、イスラエル政府がパレスチナ人に行ってきたことについては、イスラエルの責任追及を、そしてアメリカの国民については、アメリカの外の世界で何が起きているかを知り、全く無知蒙昧の状態から目を覚ますことを望んでいる。そのためには、誰かが、”敵”または”友人”に、自信を持って話をし、説得することが大切だが、それができる人だということを、先日、オバマは我々に示してくれた。


しかしクリントン夫人の場合はどうだろうか。私には、彼女が異なるバックグラウンドを持つ世界のリーダー達とひざを交えて話し合えるタイプの人とは思えない。彼女は典型的な白人の女性であり・・・以下略。


http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2008/apr/01/barackobama.uselections2008

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD1948/

http://en.wikipedia.org/wiki/Alice_Walker


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このようにヒラリーの人間性については、否定的な考え方を持っている人が多いのだが、一方、オバマが先日、ライト師について率直に意見表明したのに刺激されてかどうかは知らないが、あの”オレオ”ライス(国務長官)が、何と珍しく人種問題について、発言している。


3月28日付、「ワシントン・タイムス」に掲載されたもので、「チベットでのデモ騒動の為に中国オリンピックをボイコットするのには反対だ」と述べた後、アメリカでの人種問題について、以下のような意見を述べたとのこと。


「アメリカは現在に至るまで、なお、困難な人種問題に直面しているが、それはアメリカ国家誕生時のいびつな歴史に端を発している。白人には国家建設の機会が与えられ、黒人にはそれが与えられなかった。アフリカ人とヨーロッパ人がこの国にやってきて、共に国の建設に携わった。ヨーロッパ人は自らの自由意志によって、アフリカ人は鎖につながれて。この国の建設は、決して奇麗事の上に成し遂げられたものではない。それが現実だ」


「奴隷の子孫達は、(*私の注:奴隷制度廃止後も)新生活を始めるために、援助を与えられたわけではなかった。それが現在にまで、影響を及ぼしていると私は思う。出世時にすでに差がついているという問題への解決策を講じることは、大変難しいことだ。これについて議論をすることも、この問題が今日まで尾を引いているということを理解することもなかなか困難なことだ」

http://www.washingtontimes.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20080328/FOREIGN/746301768/1001


国務長官だから、「we」を多く使っているが、中には「I」もあり、”オレオ”(外側が黒で、真ん中に白いクリームが挟まったクッキー。白人ナイズした黒人を差す時のジョーク)としては、やっとほんの少し「カミング・アウトした」ということか。


先日、少しだけこげばんさんへのレスで書いたが、白人英語しか喋れない黒人は、黒人コミュニティーの中では、浮いた存在になって、からかわれたり、馬鹿にされたりして、疎外感を感じる。そこで何とか、黒人英語も身につけて(バイリンガルになって)、立ち居振る舞いも黒人風にと努力する人もいるし、それが嫌で黒人コミュニティーから離れる人もいる。


黒人家庭の平均所得は白人家庭の平均所得の約半分、黒人平均所得が白人平均所得に追いつくまでにあと約50年はかかるといわれている(詳しいデーターについてはまたいつか後日に)。ところがこのリセッションで、白人の中にも貧困層へと転落する人達が増えて、今後どうなるか予想すらつかない状況になって来ている。


4月1日付、イギリスの「ザ・インディペンデント」が、「2008年、アメリカの大恐慌」と題してをフード・スタンプをもらうために長い列を作っている人々の写真と共に記事を掲載している。

http://www.independent.co.uk/news/world/americas/usa-2008-the-great-depression-803095.html



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