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パブコメ書こう!「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」

(by こげぱん)

原発再稼働のアリバイにするつもりかどうか知らんけど、原子力規制委員会が「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」に対するご意見募集についてなるパブリックコメントを募集している。

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http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130206.html

原子力規制委員会では、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて改正された核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づき、同事故の教訓や最新の技術的知見、IAEA等の国際機関の定める安全基準を含む海外の規制動向等を踏まえた新たな規制を導入するため、委員会の下に検討チームを設置し検討を重ね、新安全基準の骨子案を策定いたしました。

-新安全基準策定の基本方針-

①深層防護の考え方の徹底
 目的達成に有効な複数の(多層の)対策(防護策)を用意し、かつ、それぞれの層の対策を考えるとき、他の層での対策を忘れ、当該の層だけで目的を達成する
当該層より前段にある対策は突破されてしまうものと想定し(前段否定)、
さらに、当該層より後段の対策があることに期待しない(後段否定)
②安全確保の基礎となる信頼性の強化
火災防護対策の強化・徹底、内部溢水対策の導入、
安全上特に重要な機器の強化 (長時間使用する静的機器の共用を排除)
③自然現象等による共通原因故障に係る想定とそれに対する防護対策を大幅に引き上げ
地震・津波の評価の厳格化、津波浸水対策の導入、
多様性・独立性を十分に配慮 (多重性偏重からの脱却)


-シビアアクシデント対策、テロ対策における基本方針-

①「炉心損傷防止」、「格納機能維持」、「ベントによる管理放出」、「放射性物質の拡散抑制」という多段階に亘って防護措置を用意
②米国等と同様に可搬設備での対応を基本とし、恒設設備との組み合わせにより信頼性をさらに向上 (継続的改善)
③使用済み燃料プールにおける防護対策を強化
④緊急時対策所の耐性強化、通信の信頼性・耐久力の向上、使用済み燃料プールを含めた計測系の強化 (指揮通信、計測系の強化)
⑤意図的な航空機落下等に備えて特定安全施設を導入
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「つきましては、本件に対して、広く国民の皆様から御意見をいただきたく、以下の要領で意見の募集をいたします。忌憚のない御意見を下さいますようお願い申し上げます。」とのことなので、一筆書いてみた。ご笑読ください(とは言っても提出は締切前日。典型的ダメ人間パターンですwww)


「新安全基準(設計基準)骨子案及び②新安全基準(シビアアクシデント対策)骨子案」
https://www.nsr.go.jp/ssl/public_comment/bosyu130206_1/

新安全基準の検討の前提となる福島原発事故の検証が不十分であることから、地震による影響、溶融燃料の状況、格納容器破損の状況などを把握し、事故の全容を解明することを優先すべきであり、再稼動ありき? の新基準を制定する時期ではない。

さらに今回の新基準制定はプロセスが拙速であり、また委員の中に電力会社との利益相反関係が疑われる方も存在しているなど問題も多く、一度白紙に戻すべきである。

新基準基本方針では「米国等と同様に可搬設備での対応を基本とし」とあるが、たとえば若狭湾や伊方原発のように山だらけの陸の孤島に存在する原発で天変地異による過酷事故が発生した場合、連絡路が土砂崩れや津波などで寸断される事態も十分考えられ、米国のように可搬設備での対応が有効かどうか疑わしい。

さらに新基準では「意図的な航空機落下等に備えて特定安全施設を導入」とあるが、仮に「意図的な航空機落下等」により特定安全施設内の重要施設が仮に守られたとしても、特定安全施設外の冷却系配管や送電施設などが損傷すれば燃料溶融にいたることが考えられ、また先のアルジェリア・ガスプラント占拠事件のようなことが原発で発生すればそれこそお手上げになるので、これまた有効かどうか疑わしい。


「新安全基準(地震・津波)骨子案」
https://www.nsr.go.jp/ssl/public_comment/bosyu130206_2/


大飯原発などで話題になっている破砕帯。確か山崎豊子氏の「白い巨塔」だったと思うが、関電が黒部ダムの地下発電所を建設するくだりで岩石が砂のように脆くなり、零下2度の地下水が滝のように噴出する破砕帯に突き当たり、わずか数十メートルを9ヶ月かけて掘り進んだという記述がある。

大飯原発直下にはそのような破砕帯が走っているが、仮に関電が主張するように破砕帯が活断層ではないとしても、(新安全基準の存在にかかわらず)このような脆弱な地盤の上に原発は建てるべきではないし、ましてや稼働させるべきではない。

また活断層についても、最近の知見では途切れ途切れの活断層でも、同じラインに並んでいるものは長い1本の活断層とみなす-東日本大震災で複数の活断層が一度に動いたように-こととなっており、仮に原発直下に活断層が存在しない場合でも、原発近くに複数の活断層があるような場合、電力会社による耐震見積もりはあてにならなくなり、見積以上の地震が発生した場合原発の安全性が保証できなくなると考えられるので、再稼働を禁止して廃炉とするのが妥当と思われる。
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