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アメリカの“裏庭”中米・カリブ海諸国の反米感情。そして再びこの曲がリバイバル

(by Sunshine)

三つ巴の闘いが続くアメリカ大統領予備選における共和党候補者選び。その中の一人サントラム候補が3月15日に先陣を切ってアメリカの自治領(植民地)であるプエルトリコに行き、「米国民になりたければ英語を公用語にしなければならない」と発言をして、またしても現地住民達を2分する論争が巻き起こっているとプエルトリコ人の友人から聞いた(スペイン語が主)。

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http://news.yahoo.com/santorum-puerto-rico-speak-english-want-statehood-172432747.html

Santorum to Puerto Rico: Speak English if you want statehood

SAN JUAN (Reuters) - Republican presidential hopeful Rick Santorum told Puerto Ricans on Wednesday they would have to make English their primary language if they want to pursue U.S. statehood, a statement at odds with the U.S. Constitution.

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プエルトリコは人口約430万人の日本の四国より少し小さいぐらいの島で、産業は農業や漁業、観光業が主。21世紀初頭にアメリカの植民地となり、現在にいたっているが、1970年代にアメリカの51番目の州に加盟するための法案に対して住民投票が行われ、否決されている。以来何度か同じ試みを行い、そのたびに同様の結果となっている。

そして今年11月にまた同じ住民投票が行われる予定だが、またしてもアメリカとは異なる文化、言語を保持する必要性を訴えるいわば民族独立派とアメリカ連邦加盟派とが、熾烈な闘いを繰り広げるだろうと友人は言っている。

今年2月には、反米姿勢を堅持しているドミニカ共和国に米軍の軍事基地を設置するとの報道があり、これは”ブラザー”国、ドミニカを力で抑え込もうとするアメリカの魂胆丸見えのやり方だとプエルトリコの民族独立派の人達が怒っているらしい。

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http://www.change.org/petitions/stop-the-us-military-base-on-isla-saona
Stop the US Military Base on Isla Saona

This year, 2012, The United States government along with the Dominican Government of Marine Forces of the island announced that they are looking forward to establishing a Military Base in the Island of Saona, a national and international treasure for conservation.

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(こちらは「ラテン・アメリカの政治経済」というブログより)

http://ameblo.jp/guevaristajapones/entry-11172513053.html

「ドミニカ共和国への米軍基地に反対する」

ドミニカ共和国の軍高官と米国大使館高官が、2月17日に明らかにしたところでは、ドミニカ共和国東部のサオナ島に、海軍基地を建設することを決定、150万ドルを支出することになった。その目的は麻薬密輸を取り締まるため、またプエルトリコとのあいだを法的手続きを経ずに行き来することを監視するためとされる。

しかしドミニカ共和国の左翼政党、社会組織、青年組織など14団体は、これは米国の南方方面軍にたいして、軍事基地を提供するためのものであり、ドミニカ共和国の主権を侵害し、国を支配しようとするものであるとして、反対の意思表明をおこなった。2月20日には諸団体の会議をサントドミンゴで開催し、その後街頭闘争を展開するとしている。この会議への参加を表明しているのは、ドミニカ人民運動(MPD)、革命的対抗勢力(AR)、カーマニスタ運動(MC)、労働者社会主義運動(LST)、世界正義(JG)、大衆(M)、ドゥアルティ人民勢力(FPD)などである。

米国は前世紀以来、ドミニカ共和国に軍事基地を置こうとしてきた。それはこの地の経済的、軍事的な地理的条件による。現在ドミニカ共和国は、反米国の立場にある、キューバ、ニカラグア、ベネズエラなどボリーバル同盟(ALBA)諸国の近くにある。米国はもともとドミニカ共和国西部のバラオナに基地を建設する予定であった。しかし住民の反対運動にあい、この計画は実現することができなかった。そこで浮上してきたのがあらたなサオナ島への建設計画である。

会議はドミニカ共和国建国の父である、フアン・パブロ・ドゥアルテの「いかなる外国勢力からも自由で独立した」ドミニカ共和国の訴えを思い出させた。また1965年のドミニカ内戦時の臨時大統領であったフランシスコ・アルベルト・カーマニョ大佐が処刑された記念の月に、「環境に、生命に、主権にたいする犯罪が明らかにされた」ことを指摘した。米国による軍事的政治的支配は、またバーリック社、ユニゴールド社、ファルコンブリッジ社、イスパニオラ・モンサント社などの多国籍企業の支配と一体となったものである。

ドミニカ共和国海軍当局は、米軍ではなくドミニカ共和国軍が任務にあたるため主権の侵害にはならず、その目的はビジネスと観光客の保護にあると弁明をおこなっている。(N0237)

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カリブ海諸国を含む中南米は、”アメリカの裏庭”とも呼ばれ、地政学的にも一発触発の有事がいつ起きてもおかしくない地域だが、それがゆえにキューバのカストロを中心に、中南米諸国の連帯が進みつつあるのも昨今の中南米事情であるとその友人は言っていた。

そこで今また流行しているのが反米・反骨のプエルトリコ人ミュージシャン、アンドレス・ジミネス(Andres Jimenez)の下記の曲。

彼は1947年生まれのプエルトリコ人で、17歳の時、ニューヨークに渡った。しかしアメリカでの生活になじめず、後にプエルトリコに戻って、プエルトリコの伝統音楽に新しいフレイバーを加味した曲を次々に発表、政治的には反米で民族独立のナショナリストとして、数々の政治的な発言もしている。

これは「こんなアメリカ生活はもう嫌だ。自分が誰かさえも分からなくなってしまいそうだ。自分は何者かさえ、分からない。自分の生まれた国に戻ろう。自分はもうこんな街には住んでいられない・・・」という内容だが、これが民族独立派の連帯歌のように歌われ、住民投票の行われる今また流行しているらしい。

かつてチェ・ゲバラとカストロがキューバで革命起こした時も、人民軍が歌を歌いながら各町を行進していったように、この歌も人々の魂に訴えかける力を持った曲なのだろう。

(ニューヨークに移住したプエルトリコの若者達がラップ・ミュ―ジックを始めたパイオニアと言われているが、サルサを生んだボンバやブレーナもプエルトリコの音楽であり、俗にプエルトリコは「音楽の島」ともいわれえいるほど音楽が人々の生活に根差したところだ)

Andres Jiménez - Me voy pal' campo.wmv
http://www.youtube.com/watch?v=CUe_DtwlmO4



日本も「明日は我が身」か?

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余談

プエルトリコ人のスーパースターといえばこの人。
今は懐かしいツイン・タワーが見える。

Ricky Martin-Livin La Vida Loca
http://www.youtube.com/watch?v=dd7aqwtlPkw&feature=related

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