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アメリカは南部、日本は西部が今後のトレンドか? 

(by sunshine)


福島第一原発の敷地内からプルトニウムが発見されたというニュースが、またしても世界中を駆け巡った。ここ26年間で最悪の原発事故となってしまった。しかし、この期に及んでもなお、国民の不安を和らげようと楽天的なことを言っている科学者やキャスターの話を聞いて、呆れてしまうのは私だけではないだろう。


原発問題が収束するには、何年いや何十年かかるという専門家が多いが、これもまた、日本がリセットするために、天から与えられた試練だと思い、それならそれでここはひとつ腰を据えて、じっくりと構えるしかないのではないかという気がしている。今回の事故をきっかけに、全世界で原発見直しの機運が高まってきており、これもひとえに日本が”人柱”になったからだと思えば、日本の世界への貢献度は大きい。

飢えと寒さに震えながら、被災生活を送っている人たちの事を考えると、お気の毒で言葉もないが、しかし同じような過酷な状況の中で生き抜いた人達もいるので、ここはぜひとも頑張って生き抜いてほしいと心から願っている。


かつてアフリカ人達は何世紀にもわたり、最低千数百万人以上(一説では六千万人という説もある)が鎖につながれ、身動きできない船にすし詰めにされて、新大陸に運ばれた。公開の途中で約半分が亡くなり、死体は海に放り投げられた。そして農園で奴隷として働かされ、着るものは綿を入れるズタ袋、食べ物は白人達が捨てた動物の内臓や腐りかけた野菜、寒さの中で肺炎にかかって死ぬ奴隷が多数いたとの当時の記録もある。 それでも生き抜いてきたので、被災地の方々もどうか頑張ってほしい。


話をアフリカ系アメリカ人に戻すと、17世紀から19世紀半ばまで続いた奴隷制度により、何世代も経て、今日ではやっと高学歴の若いアフリカ系アメリカ人(黒人)が多数誕生することになったが、ニューヨーク、シカゴ、デトロイト、ロサンゼルスといった北東部、中西部、西部などの大都市で生まれ育った若い(21歳―40歳)、高等教育を受けたアフリカ系アメリカ人達が、テキサス州、ミシシッピー州、ルイジアナ州、ジョージア州といった南部に移住するケースがここにきて顕著になっており、かつての退屈な、貧しく、保守的な南部から、活気あふれる”新南部”へと変貌しそうな現象となっている(といってもニューオリンズはハリケーン・カトリーナ襲撃後、復興は進んでいない)。

先日発表された「2010年アメリカ国勢調査」によれば、以前は、黒人人口が最も多い大都市はニューヨーク、シカゴの順だったが、今回は、ニューヨークに次いで南部のジョージア州にあるアトランタが2番目に躍り出た。


例えば、ニューヨークを例にとると、この10年間にアフリカ系アメリカ人の17%が南部へと移住した。

同様のことが他の大都市でも生じ、南部諸州におけるアフリカ系アメリカ人人口は、大幅に増加した。1910年から1930年代の南部から北部へのアフリカ系アメリカ人の大移住以前には、アフリカ系アメリカ人の約90%が南部に居住していた。その後、この「大移住時代」で160万人が自由を求めて南部を脱出、さらに2度目の「大移住時代」(1940年―1970年)では約400万人が南部を離れた。


そして、現在、南部諸州におけるアフリカ系アメリカ人人口は、全アフリカ系アメリカ人人口の57%(約2,200万人)にまで増加している。南部はアメリカの食文化や音楽のルーツだが、北東部や中西部、西部等で身に付けた教育や文化と伝統的な南部文化がミックスされて、”新南部文化”が誕生するのではないかという専門家は多い。


なぜこういった現象が起こっているのか。


1.都市での人種差別に疲れてきたから。

例えば、アフリカ系アメリカ人というだけで、麻薬取り締まりと称して警官が街頭尋問するケースが多い、アフリカ系アメリカ人に対するステレオタイプ的待遇に疲れてきた。


2.南部の方が仕事の機会に恵まれるから。

北部、東部、西部等の大都市では、人種差別もあり、高学歴でもなかなか良い仕事に恵まれないが、南部ではそうでもないから。


3.住居費、食費が安く、生活しやすいから。

といっても、南部の家賃もここ2,3年で大きく値上がりした。今では1ベット・ルームで700ドルぐらいはする(以前は300-400ドルぐらいだった)。しかしSFあたりは、1ベット・ルームで最低1500ドルぐらいはするので、それと比べれば安い。


4.豊かな黒人文化が根付いており、自分自身に誇りと自信を持ちやすいから。


5.人々が親しみやすく、生活のペースものんびりしているので、ゆったりと生活できるから。


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http://www.nytimes.com/2011/03/25/us/25south.html?_r=1&partner=rss&emc=rss


Many U.S Blacks Moving Trend to South, Reversing Trend

WASHINGTON — The percentage of the nation’s black population living in the South has hit its highest point in half a century, according to census data released Thursday, as younger and more educated black residents move out of declining cities in the Northeast and Midwest in search of better opportunities.


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日本でも高度経済成長期には地方から東京への大移住があったが、東京の人口はパンク寸前にまで膨張し、各方面で様々な歪を生じていたところへ、今度の災害である。地方自治体のほとんどが大赤字の中にあって、ダントツの財政黒字だった東京も、これからはどうなるか分からない。アメリカの専門家の中には、日本が復興するまで、ひょっとすると20年ぐらいはかかるのではないかと言う人もいる。


人間の本質というものは、民族、文化が異なろうともさして変わりはない。アメリカの何十年か後を歩いているような日本だが、アフリカ人アメリカ人の南部への逆流現象と同じような現象が、今後、日本でも起こるかもしれない。閑散としてすたれた感のある西日本が、アメリカ南部諸州の大都市のように、勢いを盛り返し、新文化を形成する日も近い将来起きうることかもしれないと思っている。


東京が麻痺と化した現在、今後は西日本に頑張ってもらわなければ、日本の経済は成り立たなくなるのではないか。大阪あたりに頑張ってもらう方向で、システムの組み直しを行ない、東北地方の被災者たちもをどんどん西日本の方に移住してもらう。そして、向こうで経済の立て直しを行ったらどうだろうか。

関西には日本の伝統的文化が凝縮された京都があるし、大阪はブルースの町。ブルースは、ホットな魂がないとできない。人情に厚く、ストレートな大阪魂(神戸魂もそうか?)と南部魂は相通ずるものがある。 元々アフリカ系アメリカ人の民族的特徴は、拡大家族制と協働の精神にあるが、このことは関西人にも通じるのではないか。



若者は南西部を目指す? 全米一の若者の街はテキサス州オースティン


http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/day-20100322.html

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余談


・南部・ルイジアナ州には、ベトナム戦争後、難民となったベトナム人の大勢受け入れたため、ベトナム人が多く、外見上は日本人とベトナム人の区別がつかないため、日本人はアフリカ系アメリカ人よりも低く見られ、白人から差別されることが多い。


・UC バークリー校と「水爆」は切っても切れない関係にある。 「水爆の父」と呼ばれたエドワード・テイラーが政府に働きかけ、UCBが管理するということで設立した「ローレンス・リバーモア国立研究所」で「水素爆弾」が発明され、ロスアラモスと並ぶ2大原子力研究所となった。今回の福島第一原発事故後、東京電力はUCBの研究者に連絡を取り、注入されるべき水の量やその他の対応について、助言を受けている。原子力推進派と反対派に分かれ、校内は対立している。UCLAやUC サンタバーバラ校で原子工学部が廃部された中で、バークリー校だけは、この分野の“伝統”を維持。原子力利権に媚びている教授は出世している。



米2大核兵器研究機関のひとつが大量の人員削減

http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/day-20080524.html



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