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やはり!? アメリカがエジプト反政府勢力リーダーの育成・支援を3年前より

(by sunshine)


1月26日付、こげぱんさんの下記記事、


チュニジア化する? 近未来の日本

http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/day-20110126.html


に対する私のコメントの中に、「余談1.」として、オバマの陰のアドバイサー、ブレジンスキー氏の事を「カラー革命は得意分野」と書いたが、やはり(?)と言おうか、「臭い」記事が1月28日付、英・テレグラフに掲載されている。 


現在、世界トップの政治家、財界人、学者が集う世界経済フォーラム、いわゆるダボス会議が、1月26日から30日まで、スイス、ジュネーブのスキーリゾート地、ダボスで開催されているが、チュニジアに始まった反政府デモも北アフリカ―中東最大の親米国・エジプトに、まるでこのビッグ・イベントにタイミングを合わせたかのようにうまく飛び火した。


エジプトのムバラク政権は31年間も政権の座に君臨し、独裁的な政治を行っていたようなので、これが転覆することに関しては、いささかも同情しないが、このデモの手際の良さに(大がかりなデモは慎重にタイミングを選んで行われることは当たり前だが)、「もしや、またしても政権転覆を得意技とするアメリカが、これに一枚絡んでいるのではあるまいか」との妄想に耽っていたところ、私の妄想がまんざら妄想でもないような、どうも現実であるかのような記事が掲載されているのである。


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http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/egypt/8289686/Egypt-protests-Americas-secret-backing-for-rebel-leaders-behind-uprising.html

Egypt protests: America's secret backing for rebel leaders behind uprising


The American government secretly backed leading figures behind the Egyptian uprising who have been planning “regime change” for the past three years, The Daily Telegraph has learned.


The American Embassy in Cairo helped a young dissident attend a US-sponsored summit for activists in New York, while working to keep his identity secret from Egyptian state police.


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これによると、エジプト・カイロのアメリカ大使館は2008年、ムバラク政権転覆を企んでいた若者をニューヨークで開催されたアメリカ主催のサミット(民主化運動推進のためのサミット)に参加させ、同年12月のサミット終了後、カイロへの帰路の際、この若者は2011年には大規模なデモを組織して、エジプトで民主化を実現するとアメリカの外交官に告げたとのこと。


この若者は現在、すでにエジプト国家安全保障局にデモ騒乱罪で拘束されているが、彼の身元についてはデイリー・テレグラフ紙が保護の意味で未公表としている。


こうしてみると、表面的には民衆による、民衆のための「革命」に見えても、覇権国が意に沿わない場合には、政権を転覆させて、自分の眼鏡にかなった人物に置き換えるといったことは、「常套的手法」のようでもあるので、注視が必要ということになる。


まあ植民地・属国首長の「首のすげ替え」は、日本だけを見ても十分に目に見えた形になっているので、日本人ならその辺の洞察力は身についているとは思うが、民衆が、純粋に民衆のための国にしたいと思っても、何重もの罠がしかけられている、そんな時代を私達は生きているということだけは確かだ。


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(コメント by こげぱん)

■アメリカ外交の「本領発揮」?


Spiegelが「ヒトラー・最期の12日間」に例えた断末魔のムバラク政権を、アメリカ・オバマ政権までもが見限り、「秩序立った政権移行」を望んでいることを、世界各国のメディアが伝えています。

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'The Pharaoh in the Fu"hrerbunker'
http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,742604,00.html

The absence of police from Egypt's streets and the consequent looting and anarchy could be an unscrupulous ploy by President Hosni Mubarak to stay in power, say German commentators. But even though the army is in wait-and-see mode, his days are clearly numbered.
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Obama administration aligns itself with protests in Egypt with call for 'orderly transition'
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2011/01/30/AR2011013004401.html?hpid=topnews


By Karen DeYoung
Washington Post Staff Writer
Monday, January 31, 2011; 12:06 AM
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エジプトは中東で唯一イスラエルと国交を結び、ムバラク政権はこれまでアメリカ主導の「中東和平」にも協力してきた親米国家でしたが、それでも「賞味期限」が切れるとあっさり見限るあたり、かつてイラン・パーレビ国王追放劇などで見られたアメリカ外交の本領発揮かもしれません。

民衆革命か、「中東バルカン化」か?


そのアメリカが現在注力しているのがエジプトの隣国・スーダン南部やダルフール地方の独立運動ですが、

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In Sudan, an Election and a Beginning
http://www.nytimes.com/2011/01/09/opinion/09obama.html


By BARACK OBAMA
Published: January 8, 2011
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上記NYTオバマ社説では、スーダン南部やダルフール地方の独立運動を「民族自決の好機」と称え、独立後はアメリカや国際社会の全面支援を公言していますが、反面スーダン各地の独立運動を「中東・北アフリカのバルカン化」の一環と捉え、冷戦終結後ユーゴスラビアで見られたような北アフリカ・中東の流動化を予測している論文もあります。

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The Balkanization of Sudan: The Redrawing of the Middle East and North Africa
http://www.voltairenet.org/article168198.html


by Mahdi Darius Nazemroaya*

With outcome foretold, the recent referendum on the "independence" of oil-rich South Sudan is part of a deeper agenda bearing little relation to human rights concerns. The real question is not if, but who has been stoking the flames of conflict and violence in Sudan. This pundit sees a link between the Sudanese referendum and other processes unfolding in the region, which spell out the overlapping U.S. and Israeli agendas for energy resources control and the balkanization of East Africa and the Arab World. The secession of South Sudan brings them one step closer to their goal.
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アメリカなどの影が感じられる南部スーダン独立運動と、「民衆革命」の色合いが強いエジプトやチュニジアの政変劇を同一視することはできませんが、ただ一連の動きが中東・北アフリカの「流動化」を促進する可能性は否定できないかもしれません。


先日のSpiegelにエジプトの隣国・イスラエルが、混迷の度合を深めるエジプト情勢を憂慮しているという記事がありましたが、

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Concerns about the Muslim Brotherhood : Israel Fears Regime Change in Egypt
http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,742186,00.html


01/28/2011
By Gil Yaron in Jerusalem

Israel is watching developments in Egypt with concern. The government is standing by autocratic Egyptian President Hosni Mubarak, out of fear that the Islamist Muslim Brotherhood could take power and start supplying arms to Hamas.
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ムバラク打倒劇が「あさっての方向」に動き、イスラエルが「敵性国家」に囲まれることを警戒するのは、ある意味当然かもしれません。

新年恒例のキッシンジャー・日高義樹対談番組で、キッシンジャーが「(イランなどに核武装を許せば)永久戦争の時代が始まる」とか語っていましたが、中近東で頻発する「民衆革命」があさっての方向に向かうことなく、真の民衆革命に落ち着いて欲しいと願っています。




ポスト・ムバラク最右翼、スレイマン副大統領はアメリカのヒモ、と主張するAl Jazeeraオピニオン。

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Suleiman: The CIA's man in Cairo
http://english.aljazeera.net/indepth/opinion/2011/02/201127114827382865.html


Suleiman, a friend to the US and reported torturer, has long been touted as a presidential successor.

Lisa Hajjar Last Modified: 07 Feb 2011 14:10 GMT
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氏はスレイマン(Suleiman)というより、スレイブ(Slave:奴隷)マンだったのか、やはり。

#スレイマンの政治的優勢に、ワシントンDCでの「ご主人様」の政治的優勢が見て取れるが、これは日本にもかかわる問題か…と、我が日本のスレイブマン首相や、やたら元気な電波芸人上がりの痴事や政治屋を見て思う。


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