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溶解する国家頭脳と進むJapan Nothing

(by こげぱん)


中国を訪問したばかりのアメリカ・ゲーツ国防長官が、民主党大会開催中の日本に乗り込んで、「北朝鮮の核兵器と好戦的な行動」「中国の軍事力増強」を強調して、日米同盟強化を主張したことが報じられている。

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中朝の脅威重視=高圧姿勢潜め、同盟強化を優先-米国防長官
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011011300954
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日本訪問に先立つゲーツ・胡錦濤会談では、双方が「尊重、互信、対等、互恵」関係に基づく米中関係拡大や軍事交流促進などで一致しておきながら、ゲーツ訪中にステルス戦闘機初飛行をぶつけてきた-これこそが「米中軍事交流」の成果か!?-中国のしたたかさが目立った後だけに、その舌の根も乾かないうちにゲーツが説く中国脅威論に尻尾を振るだけの日本国家頭脳のお粗末ぶりは余計目に付く。

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胡錦濤會見美國國防部長蓋茨
http://big5.fmprc.gov.cn/gate/big5/www.fmprc.gov.cn/chn/gxh/tyb/zyxw/t785060.htm
http://www.fmprc.gov.cn/chn/gxh/tyb/zyxw/t785060.htm
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日本の国家頭脳といえば先の訪米時、ワシントン・CSISで行なわれた前原外相-次期首相?-のお披露目演説は、(TuesdayとThursdayの違いすらわからないまま18の春を迎えた筆者でも感じた)下手な英語で日米同盟とTPPくらいしか語らず、出席者から「結局、あなたは何が言いたいの?(What is your core message?)」と突っ込まれたお粗末なものだったが、これを自国の古典である「詩経」から始め、(本音はどうあれ)中国の世界経済への貢献や「大国としての責任」を記した李克強・中国副首相のFT論文と比べれば、日本と中国の国家頭脳には恐ろしいほどの差ができており、案外「中国の軍事力増強」などより「日本の国家頭脳溶解」のほうがはるかに恐ろしい脅威ではないかとも思える。

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前原外務大臣外交演説「アジア太平洋に新しい地平線を拓く」
http://www.mofa.go.jp/mofaj//press/enzetsu/23/emhr_0106.html

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China and the World Can Grow Together: Chinese vice premier
http://www.fmprc.gov.cn/eng/zxxx/t784954.htm
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このようなお粗末極まりない日本政界の惨状を反映してか、たとえば先日訪中した自滅党・加藤紘一氏の現地での扱いは、昨年末訪中したバングラデシュ前総理にはるかに劣る扱いであったところなどに、いみじくも東アジアで進むJapan Nothingが垣間見える。

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戴秉國會見日本客人
http://big5.fmprc.gov.cn/gate/big5/www.fmprc.gov.cn/chn/gxh/tyb/zyxw/t785062.htm
http://www.fmprc.gov.cn/chn/gxh/tyb/zyxw/t785062.htm

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習近平會見孟加拉(バングラデシュ)國客人
http://big5.fmprc.gov.cn/gate/big5/www.fmprc.gov.cn/chn/gxh/tyb/zyxw/t779672.htm
http://www.fmprc.gov.cn/chn/gxh/tyb/zyxw/t779672.htm
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NYTコラムニスト、ニコラス・クリストフ(NICHOLAS D. KRISTOF)氏は、16歳の中国人女性がチェス世界チャンピオンとなったことを伝えているが、

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China Rises, and Checkmates
http://www.nytimes.com/2011/01/09/opinion/09kristof.html

By NICHOLAS D. KRISTOF
Published: January 8, 2011
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小沢一郎氏の「政治とカネ」とやらで下らぬ内紛に明け暮れているくせして、消費増税を財源にして政党助成金や「無料・定額制高速道路」なる毛針に湯水の如く血税をばら撒き、目先の票を買うことしか考えてなさそうな、「政治とカネ」に卑しいだけのアカン直人政権のていたいらくを見ていると、

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「大いに金使おう」首相、全国幹事長会議で発言
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20110112-OYT1T01030.htm

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高速、大部分を無料化=渋滞緩和進めば-馬淵国交相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201101/2011010700409
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気が付けば中国はおろか近隣諸国にも「王手(Checkmate)」をかけられ、見限られているのは実は日本かもしれないという悪い予感がする。


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(コメント by  sunshine)

■見え透いた三流シナリオ。他に斬新なネタはないのかな?


“強固な日米同盟”のせいか、頭脳溶解状態に陥ってきたのも、フィギュアー・スケートのペアのように足並み揃えて、といった感じですね。

ネコでも・犬でもわかる非常に単純な筋書きのシナリオに、ここまでぼろぼろに裏が丸見えするのにまだ必死になってチープな猿芝居を続けている両国政府要人達に哀れさすら感じますね。“裸の王様”ですね。

中国とは裏で手を結んでいるくせに(?)「中国脅威論」とほざき、北朝鮮にたいしても使い勝手の良い「将棋の駒」として利用(?)しているくせに「北朝鮮をけん制するために」という言葉を事あるごとにオウム返しする。

ゲーツ国防長官は慶応大学での講演会でも、このオウム言葉を使って、日韓の協力強化を要求したそうですが、
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http://jp.wsj.com/US/Politics/node_170230


UPDATE: ゲーツ米国防長官、韓国との協力強化を要求
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そのためにまた日本は古い型のステルス戦闘機や空母などをアメリカから押し売りされて、いい値でぽんと買うのでしょうが、国防長官だから軍需ビジネス界のコマ使いといえばそれまでとはいえ、全く見え透いた話です。

しかしまあ、借金で首が回らなくなってしまったら、高潔な思想や哲学などかまってはいられなくなり、血眼になって明日のパンを探しまくるのが人間の本能というものでしょうから、下記の「ファイナンシャル・タイムス」の図を眺めただけでも、国家頭脳が溶解した理由らしきものは想像できるというものかもしれませんが、この裏で儲けている輩もいることを考えれば、この両国政府要人達を一体全体、どういう役回りを受け持たされている連中かと考えてしまいます。

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http://www.ft.com/cms/s/0/31dbce8a-1f52-11e0-8c1c-00144feab49a.html#axzz1B5R1Hh00

America: Paydown problems



Don't Believe The Hype-paydown


It was the most startling of warnings. If the US does not get its finances in order “we will have a European situation on our hands, and possibly worse”, claimed Paul Ryan, the new Republican chairman of the House of Representatives budget committee。

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余談ですが、大麻合法化が否決されたカリフォルニア州では、次なる財源を模索中ですが、ネバダ州のようにカジノで財政再建を、という話も出ています。さあ、どうなることやら。

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http://www.nbcbayarea.com/news/politics/Forget-Cellphones-Casinos-Say-Poker-Is-Answer-to-States-Budget-Woes-113497784.html?dr
Forget Cellphones; Casinos Say Poker Is Answer to State's Budget Woes

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もうひとつ余談を。日本では児童福祉施設にランドセルを贈る「ランドセル運動」というものが突如として出現したようですが、これ一つ見てもいかに日本人がお人好しで、騙されやすく、人の物まねをするのが好きな国民性なのかが分かります。


何がランドセルですか。これを最初に送った「善意の人」のお気持ちは尊敬するけれど、誰かが何かやって、メディアで大きく取り上げられたら、まるで細胞分裂するかのようにぞろぞろと物まねする人達が出てくるという日本人の習性をうまく利用して、政治家は深刻な政治・経済・社会状況から目をそむけさせるために、メディアは「涙と感動」のストーリーとして紙面をまたは画面を飾る材料として利用する。これをニュースのトップに持ってくること自体、能天気で、浮世離れした、ガラパゴス国家の証というものでしょう(アメリカなら、ここで”葉っぱのウィリー”ことウィリー・ネルソンに「ランドセルを贈ろう」という歌でも作らせて、メディアで流し、さらに一層「運動」を盛り上げるようなことをやりますが、そこまでの企画力はないか? )。


(率直に言わせてもらえば、ランドセルは小さな子供には重すぎて、6年生ぐらいになったら窮屈になって、しかも革だから値段が高い。全然使い勝手が良くない。ナップサックの方がよほど便利が良い)。


児童福祉施設への寄付は、わんさかお金をため込んでいる連中がやれっていうの。富裕層の子供にまで児童手当を交付せず、こういったところや貧困層の子供達に交付せよというの。一般庶民のささやかな善意を当てにして、「これでめでたし、めでたし、一丁上がり」とするなっていうの。


日本の大学院に留学していたというアフリカ人(国名はあえて書きません)夫妻と最近話しましたが、彼らも言っていました。「日本人は危機感がなくて、のんびりしている、世界から見ても珍しい国だ。博物館に入れて外から眺めたら面白い国だ」と。




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1 ■無題

こげぱんさん Sunshineさんの一部転載をまたさせていただきました。 いつもありがとうございます。
諷刺のアニメも見てね !! Ciao

2 ■無題

mappleさん、いつも引用ありがとうございます。
拙文はリンク明記で転載引用歓迎ですので、今後ともよろしくお願いいたします。

本来ならそちらのブログでお礼申し上げるのが筋かと思い、コメント欄に何か書こうとしましたが、何故かここ数ヶ月Mappleさんのブログに一切コメントが書きこめない状態が続いているので、こちらにて失礼します。

(けど拙者って、そんなに大層な物書きかってw  この時期は年甲斐もなく、こんな所でたんたらしているただの物好きに過ぎないのに
http://mypaper.pchome.com.tw/skicamp/post/1321810236
http://www.snownavi-happo.com/diary.cgi?date=20110120
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