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「国共合作」と「日米合作」

(by こげぱん


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中国と台湾の「自由貿易協定」のみならず、近い将来の中国による台湾併合への道を開くといわれる中台経済協定が去る29日、中国・重慶で調印された。

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http://www.chinadaily.com.cn/china/2010-06/29/content_10035466.htm

Mainland, Taiwan sign landmark economic pact
(Xinhua)
Updated: 2010-06-29 14:43

CHONGQING - Chinese mainland and Taiwan negotiators signed the long-awaited Economic Cooperation Framework Agreement (ECFA) in Chongqing Tuesday afternoon, a move hailed by many as a milestone in cross-Strait relations.
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上記経済協定に対しては、台湾独立派・自由時報が中共大陸支配に道を開いた1945年の蒋介石-毛沢東重慶会談になぞらえて、「新たな国共合作」や「台湾人民を犠牲にした台湾国(中華民国)の消滅」と非難する一方、

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http://www.libertytimes.com.tw/2010/new/jun/29/today-s1.htm

國共狼狽為奸 台灣人民成了大肥羊
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かたや中台合作派の台湾・馬英九総統(大統領)は、経済協定は台湾の孤立化を回避し、中台双方が相互に利益を得る事が期待でき、将来の「国共合作」のみならず東アジア(経済)共同体成立への大きな一歩であると自画自賛している。

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http://news.chinatimes.com/focus/0,5243,50105819x132010070101166,00.html
總統:簽訂ECFA 突破經濟孤立

http://news.chinatimes.com/focus/0,5243,50105804x132010062901430,00.html

陸:台簽FTA 前提九二共識
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アメリカが(台湾独立派へのリップサービスや武器供与計画などとは裏腹に)すでに台湾を事実上放棄しているらしいことは本ブログでもかつて記事にしたことがあるが、
http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/day-20080926.html

対するアジアでも、2008年のリーマンショック以降はアジア-アメリカ相互依存によるシナジー効果などは失われ、かつ(アジア-アメリカ)パートナーシップの重要性は急速に失われつつあるとして、アジア-アメリカ間の「新しいバランス関係」を相互で構築すべきと主張する書籍が話題になるなど、

http://www.asiaalone.com/about-3/
http://www.asiaalone.com/2010/06/asia-alone-reviewed-in-straits-times/


東アジア共同体への胎動は、-それがどのような形をとるか、またそれが日本にとり如何なるメリット・デメリットをもたらすかはさておいても- すでにアジア各地で始まっているのでは、とも考えられる。

これに対するわが日本。「東アジア共同体」に前向きであるとされた鳩山(&小沢)前政権を簒奪して成立した菅政権は、自滅党政権同様日米同盟深化に前向きであるとされるが、

http://mainichi.jp/select/world/news/20100628dde001010004000c.html
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100629/plc1006290314004-n1.htm

「国共合作」に邁進する台湾・国民党政権と、自滅党政権時代の「日米合作(Amerippon?)」に回帰する民主党政権。その行く末は要注意といえる。

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(コメント by sunshine)

■是に腹は代えられぬ?国家も合併・吸収時代へ突入か?


民族の分裂と統合の問題は、文化人類学などでも普遍的なテーマとして古くから論じられてきましたが、この二つはまるで日本の「ゆとり教育」と「詰め込み教育」のように、また時計の振子のように大きく左右に揺れながら現在に至っているようです。つまり民族意識・民族文化高揚の時期と他民族・他文化受容の時期とが波のように交互に打ち寄せては返しながら、歴史・文化を形成していったといえるかと思います。

台湾と中国、中央アジア、中央・東欧ヨーロッパ等の情勢を見ても、このことは言えるのではないでしょうか。

今回、こげぱんさんが書いておられる中台の接近問題もこのような観点からみると、今後のマクロ経済は各地域ブロックにおける「統合」の時期になるのかな、と言う気がしています(経済の多極化、ブロック化が唱えられるようになってから、かなり時間が経ちましたが)。

人間にとって最大の関心事は「食の確保」であることは今更言うまでもないことですが、未曾有の大恐慌時代の今ほど、他から”食われないように”大企業同士の吸収・合併が盛んな時代もないでしょう。

今回の「中台経済協力」も「国家版吸収・合併」とでもいえるものではないでしょうか。

先日、”北京語を話せる”アメリカのガイトナー財務長官がBBCのインタビューに対して、「世界がアメリカだけに依存するのはやめてほしい。アメリカにはもうそんな力はない」という意味の発言を明確にして、話題になりました。

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(ビデオも見られる)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/10406463.stm


Geithner says US can 'no longer drive global growth'

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またノーベル経済学賞受賞者、ポール・クルーグマン氏も今回の経済危機は1873年および1929年の大恐慌とも桁が異なる大規模なもので、今はまだ大恐慌の初期段階との発言をしております。
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http://www.nytimes.com/2010/06/28/opinion/28krugman.html?_r=3


The Third Depression
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アメリカはこのような状態ですし、ヨーロッパも危ない状態の現在、中台の“合併”は経済的に必須だったのかもしれません。

このような国際情勢にあって、日本のことを思う時、まだ3周遅れでとぼとぼと親分の腰ぎんちゃくをやりながら(やらされながら)歩いているのかなと思うと、情けない気持ちになります(しかし表舞台には出てこない日本の”商人たち”は、国家間のイデオロギーの違いなど物ともせずに、巧みに泳ぎ回ってはかなりスリックなビジネス展開をやっているようです)。


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(レス by こげぱん)

■3周遅れの腰巾着


日本では現在、参議院選挙が終盤戦に入っており、各党や候補者の選挙活動にも熱が入っておりますが、残念なことに国民新党や社民党などを例外とすれば、どこの党も日米同盟強化、財政再建(消費税増税)、地方分権、議員定数削減などなど、すでに手垢の付いた政策ばかり主張していて、面白くないことこの上ありません。

小沢氏などが主張していたアジア重視路線は(拙速な外国人選挙権付与の可能性があるなど必ずしも全面的に賛成はできない政策だったにせよ)、少なくとも対米追従に対するAlternativeを提示した点だけでも評価すべきですが、日本ではその程度のAlternativeですら、事実上主張できないようです。

日本同様WW2敗戦国ドイツでは、銀行税など金融界が嫌がる政策を打ち出したメルケル首相が苦境に陥っておりますが、

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http://www.spiegel.de/international/germany/0,1518,704249,00.html


Crumbling Coalition
Germans Anticipate a Collapse of Merkel's Government

Pundits think that Chancellor Angela Merkel's government is in trouble. A new survey has found that German citizens agree. Almost two-thirds think that the governing coalition in Berlin will not survive much longer.
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両国の苦境は、敗戦国にとって宗主国からの独立が困難なことを示しているかもしれません。


せめてもの憂さ晴らし?


さて属国・植民地の有権者にとって数少ない意思表示の機会となるのが選挙ですが、民主党の自滅党化で面白みが激減してしまったとはいえ、せめてこのような主張を有する候補に一票を投じて、せめてもの憂さ晴らしをしたいものです。

・派遣法案廃止派
・郵政民営化見直し派
・日米同盟/アメリカ軍基地縮小派
・言論規制強化反対派
・消費税率据え置きor引き上げ慎重派
・(八つ場ダムや東九州自動車道などなど)不要な公共事業見直し派
・(少数政党衰亡に向かう)議員定数見直し反対派

#これは蛇足かもしれんけど、「強い」「美しい」「小さい」「痛みを伴う」とかいった形容詞や、「いちばん」などの抽象語を振り回す政治家、あるいはこのよーな毛バリで票を釣るかの如き主張などはちょっとなぁ~ と考えてしまいます。

http://www.asahi.com/politics/update/0412/TKY201004120195.html


http://www.asahi.com/business/update/0622/TKY201006220324.html


http://www.asahi.com/politics/update/0704/TKY201007040205.html



追記


おっといけない、これも追加。

・裁判員制度廃止論者
・刑法厳罰化反対派

あと、地方区の2人区などで民主党候補が複数出馬していて、どちらに入れるか迷う場合は、

・菅直人首相の推薦がある候補とない候補なら、後者
・先に出馬表明した候補と後から出馬表明した候補なら、(小沢氏が擁立しようとした)後者?

に一票を投じた方が、まだましな投票になる…かもしれません

こげぱん 2010-07-06 01:04:26


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(コメント by Mapple)

■追記


>こげぱんさん

I used Sunshine-san' and your article in my Blog.
Again, my Japanese program has some problem.
Sorry to write in English!
Thank you very much!
I would like even one more person to know about your opinion.

http://d.hatena.ne.jp/Mapple/20100706

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