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「有権者を騙す」オバマと日本の「オバマ」? 菅直人

(by こげぱん)

日本民主党連立政権誕生に先駆け、ネオコン政治や新自由主義からの脱却に対する期待の下、オバマ政権が誕生したのはつい18ヶ月前にことであるが、その後のアメリカの迷走ぶりを見れば、あの熱狂が遠い昔のように思える。

オバマの変節など今に始まったことではないが、これに対して左翼の「イコン」ダニエル・エルズバーグDaniel Ellsberg氏がドイツ・シュピーゲル紙上にて、「有権者を騙すオバマ」と題して痛烈に批判している。

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http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,699677,00.html

06/09/2010
Left-Wing Icon Daniel Ellsberg
'Obama Deceives the Public'

Daniel Ellsberg, legendary leaker of the "Pentagon Papers" in 1971, still has a bone to pick with the White House. In an interview with SPIEGEL ONLINE, the 79-year-old peace activist accuses President Obama of betraying his election promises -- in Iraq, in Afghanistan and on civil liberties.
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氏は上記記事でオバマ政権を「第3期ブッシュ政権」と酷評し、大統領選での公約であるイラク撤兵を「ウソ」と切り捨て、(前政権から続く)アメリカ市民に対する自由侵害は引き続き行なわれていると指摘し、最後に「オバマは言うこととやることが180度違う。オバマの言うことはもう聞きたくない」と三下り半をつきつけている。

翻って我が日本。先の所信表明演説で、「政権を引き継ぐ私に課された最大の責務、それは、歴史的な政権交代の原点に立ち返って、この挫折を乗り越え、国民の皆さまの信頼を回復することです」(*)と高らかに宣言した(市民運動家上がりの)菅直人氏が新政権を組閣していまだ数日しか経っていないが、組閣1週目にしての亀井静香氏閣外追放劇など、早くもオバマ政権の如く数々の綻びが見え隠れしているのは既報のとおりである。

その亀井氏追放をかねてより主張し、また今回の追放劇を手放しで礼賛しているThe Economistは下記記事で「金権政治の象徴」「民主党の悪人-the bogeyman of the DPJ」と口を極めて罵る小沢一郎から距離を置く新内閣の新閣僚・党人事-とりわけ仙谷由人官房長官や枝野幸男幹事長の登用-を歓迎する一方、新政権が過去の「悪しき政治」から脱却しようとするなら、亀井の郵政法案を廃案にし、(参議院選挙で単独過半数を獲得したら)国民新党との連立を解消するところから始めるべきである(**)と論じているが、

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http://www.economist.com/displaystory.cfm?story_id=16311378

Japan’s new cabinet
Subtle change of seasons
The new prime minister’s appointments are few―but inspiring

Jun 8th 2010 | TOKYO | From The Economist online
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http://www.economist.com/blogs/newsbook/2010/06/resignation_japan%E2%80%99s_new_cabinet

Singing out of tune
Jun 11th 2010, 9:34 by By The Economist online | TOKYO
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先の小沢・亀井追放劇を見ていると、このThe Economist記事が来る参議院選挙後の政局を予告しているようにも思えないことも無い。

また先日の所信表明演説で、「この国をどういう国にしたいのか、時には自国のために代償を払う覚悟ができるか。国民一人ひとりがこうした責任を自覚し、それを背景に行われるのが外交であると考えます」と言及したあたり、就任演説で「責任-responsibility」を強調したオバマを彷彿とさせるものがあるが、

http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/day-20090122.html

(大統領選時の公約に反して)イラクやアフガンで戦火を拡大する一方のオバマと、それに呼応するかのごとく沖縄を切り捨て、「日米同盟を外交の基軸」とする菅の符合には、何か引っかかるものを感じる。

現在オバマが公約を破り有権者を失望させているように、やがて菅政権も同じ道をたどる可能性は捨てきれないが、だとすればオバマや菅は、その支持基盤であるリベラル派や良識派を裏切る分、前任者であるブッシュや小泉・安倍・麻生などよりややこしいことになるかもしれない。


(*)菅直人首相 所信表明演説
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010061100502

(**) ちなみに次の参議院選挙では、長年郵政問題に尽力してきた国民新党・長谷川憲正氏や社民党・保坂展人氏のほかにも、民主党の公認を受けた日本郵政労組が独自候補を擁立しているが、

http://www.hasegawa-kensei.jp/
http://www.hosaka.gr.jp/images/201003_gogai.pdf
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/67d962938d63e9d3e4c5de35b8422c36

民主党の日本郵政労組候補は長谷川・保坂両氏と違い、少なくともその「主張」においては、今のところ郵政法案や日本郵政前経営陣のガバナンスには直接言及していない。

http://www.nam-chan.jp/opinion.html

このことは、「歴史的な政権交代の原点」である郵政民営化問題に対する民主党と国民新・社民両党の温度差のみならず、(仮に民主党単独政権が誕生した後の)郵政問題の行方を暗示しているのかもしれない。

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(コメント by sunshine)

■ブッシュ政権よりも好戦的なオバマ政権


日本がアメリカの植民地・属国であることは、今や公然たる事実として広く一般人の中にも浸透しつつあるようですが、アメリカ大統領が操り人形であることも、また公然の事実として社会的認知が浸透しつつあるようです。日米トップ・パーソン2人があまりにも相似形なのは、彼らの上にまた更なるコントローラーがいるからなのかもしれません、もしかして(笑)。

オバマ政権があのブッシュ政権よりはるかに好戦的と言うことについては、6月4日付、「ワシントンポスト」にも掲載されていますが、オバマ政権になって以来、特に特殊部隊の拡大が顕著で、ブッシュ時代には60カ国で任務にあたっていた同部隊が、現在では75カ国で暗躍中だとか(下記の記事は大変面白いです)。

その上、なんと前政権では許可しなかったような”こと”ですら、現政権は許可しているというから穏やかな話ではありません。どんなことか具体的には知りませんが、ロボット(無人機)、生物兵器、劣化ウランなど、色々と人道的に問題のある兵器でも使用しているのでしょうか。怖いことです。

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http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/06/03/AR2010060304965.html


U.S. 'secret war' expands globally as Special Operations forces take larger role

Beneath its commitment to soft-spoken diplomacy and beyond the combat zones of Afghanistan and Iraq, the Obama administration has significantly expanded a largely secret U.S. war against al-Qaeda and other radical groups, according to senior military and administration officials.

Special Operations forces have grown both in number and budget, and are deployed in 75 countries, compared with about 60 at the beginning of last year. In addition to units that have spent years in the Philippines and Colombia, teams are operating in Yemen and elsewhere in the Middle East, Africa and Central Asia.
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大恐慌時代を乗り切るには戦争をカンフル剤としてなどという悪い冗談はないでしょうが、日米共に足並みそろえておかしな方向に向かっているな、という気はしています。

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