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若者は南西部を目指す? 全米一の若者の街はテキサス州オースティン

(by sunshine)


大恐慌の嵐が吹き荒れているアメリカ。若者の失業者の増大は深刻な社会問題となっている点では日本同様だが、それにもかかわらず雇用面で堅調、18歳ー34歳のヤングアダルトにとって最も魅力的な町はどこか? ニューヨークでもロサンゼルスでもサンフランシスコでもない。その町は何と南西部にあった。


Portfolio.comというビジネス・サイトに今年度の「ヤングアダルトにとって最も住みやすい都市はどこか」という調査結果がでているが(2008年度と2009年度のデータが基準)、第一位はテキサス州オースティン市。一昔前に、今後発展するのは”サンベルト”と呼ばれる南西部といわれていたが、このオースティンはまさにその中心地というべきか。


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http://austin.bizjournals.com/austin/stories/2010/03/15/daily7.html

Study: Austin best market for young adults


The Southwest has become the new frontier for young Americans — the region where men and women in their 20s and 30s have the best chance of establishing themselves in a recessionary economy.

Five Southwestern metropolitan areas, led by No. 1 Austin, rank among the nation’s eight best places for young adults, according to a new Portfolio.com /bizjournals study.

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テキサス州といえば忘れたくても忘れられない、あの世紀の“悪大統領”ブッシュの出身地。人口約75万人(オースティン都市群では約170万人)。産業はAMD, Dell,ホール・フーズ・マーケット、フリースケール・セミコンダクターといったフォーチュン誌トップ500社にランク・インしている4社がある。多分、パパ・ブッシュとブッシュ・ジュニア時代にこれらの会社のヘッドクォーターを誘致したのだと思うが、さまざまなこの手の調査で、オースティンは、「最も生活しやすいところNo.1」とか「最も良い人々が住んでいる町No1」などとなっているようなので、ブッシュがそのように働きかけたのだろうとは誰もが想像すること。


http://en.wikipedia.org/wiki/Austin,_Texas


従って、このような調査結果というのは、まあ、あまり信用できるデータではないかもしれないが、眺めていて大筋ではあたりかな、と思うことも多々あるので下記にサイトを紹介したい(これは人口75万人以上の67都市を対象としている)。


http://www.portfolio.com/interactive-features/2010/03/Best-Markets-for-Young-Adults/


ここの左側に「Rearrange by」という欄がある。上から;


・総合順位

・人口増大率

・雇用増大率

・18-34歳の人口比

・失業率

・年収10万ドル(約900万円)以上を得る45歳以下の家庭の比率

・大卒の比率

・総人口


となっているので、各項目をクリックすれば、項目ごとに数字が表れる。


オースティンが1位になっている理由として、

1.全米の3分の2の市場が深刻な不景気に陥っているにもかかわらず、オースティンの場合は、99,000の職場を確保し、雇用率は2.8%を示した。これは全米で最速の雇用拡大率である。


2.オースティンは全米67の都市の中で最もヤング・アダルト(18-34歳)の人口率が高い都市である。これらの都市の平均ヤング・アダルト率は23.1%だが、オースティンでは28%となっている。


とのこと。総合トップ10は、1位:オースティン、2位:ワシントンDC 3位:ラリ-フ(Raleigh,ノースキャロライナ州)、4位:ボストン(マサチューセッツ州)、5位:ヒューストン(テキサス州)、6位:オクラホマ・シティー(オクラホマ州)、7位:ダラス―フォートワ―ス(テキサス州)、8位:ツルーサ(オクラホマ州)、9位:シアトル(ワシントン州)、10位:バトン・ルージュ(ルイジアナ州)

ちなみに、ニューヨークは11位、サンフランシスコは13位、シリコン・バレーと言われているサンノゼは16位、ロサンゼルスは44位となっている。


2位以下の都市の概略をあげると、

・2位ーワシントン:35.8%が大卒。平均年収は$56,510(約509万円)。これは全米のこの世代の平均年収をはるかに上回る。

・3位ーラリーフ:この世代の人口が最増加した都市。その率は3.9%。

・4位ーボストン:ハーバード、MITなどの最高学府があり37.6%が大卒と全米で最高率。

・5位ーヒューストン:雇用率の点で全米トップ5に入る。

・6位―オクラホマ・シティー:失業率がソルトレイク・シティー、ツルーサに次いで低く、年収の増加が7.2%と高率である。

・7位ーダラス―フォートワ―ス:景気後退により多少雇用率が落ちたとはいえ、ここは5年前と比較して20万6千人増加の雇用となった。この世代の人口増加率は2.4%。

・8位ーツルーサ:平均的賃貸住宅の価格が508ドルとこの中では3番目に安い都市。最も高い都市はサンノゼ(平均$1,334)、ホノルル(平均($1,227)。

・9位ーシアトル:ハイテク都市であるため、高収入を得られる都市。平均年収は$50,471。最も低い失業率を誇る。

・バトン・ルージュ:ハリケーン・カトリーナ襲撃後、最も早く復興した町。この世代の人口率も26.1%と高い。


こうしてみると不景気とはいえ意外としぶとく粘っているのが“南部諸州”という感がするが、この地域は一般的に共和党の根城であり、休日ともなると“南部連合“の旗をいまだに掲げる家もあるほどだから、”北部経済”に対する根強い対抗意識もあって、”意外と頑張っている”のかという気がする。しかし、まあ、2代大統領を輩出したブッシュ家の功績だろうか。


私自身、テキサスにも行った事があるが、いくら音楽クラブの数が多いとは言っても、カントリー&ウエスタンでは趣味の問題だが、今いち物足りない。勿論、ブルースやジャズもあるし、ロックもあるが、文化的にあまり魅力的だと思わなかった。

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http://www.portfolio.com/views/blogs/daily-brief/2010/02/19/luxury-customers-are-buying Luxury Spending Save the Economy? Will

While the economy is posting mixed signals on recovery, people in the top 2 percent of the population are quietly picking up their spending, finds a Unity Market survey conducted last month.

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ところで200年に一度の未曾有の大恐慌といわれているアメリカ経済だが、最富裕層はさらに富を蓄積している事はすでに知られた事実。このPortfolioも今年2月19日付の記事で、トップ2%の最富裕層はこの6ヶ月間で40%の支出増加を行っていると報じている。「この層の人々のおかげで、アメリカ経済も復興の兆し」とか言っている人もいるようだが、これでますますアメリカの行方が案じられると思うのは、私だけではないだろう。


ちなみに2月22日付のこのサイトの記事によれば、全米で最も裕福な人々が多い都市は、ロサンゼルス郊外オレンジ郡にあるニューポート・ビーチ。


Don't Believe The Hype-house


・29%の家庭で、年収20万ドル(約1,800万円)、一人当たりの平均所得が$86,586 (約780万円)。これは人口75万人以上の全米420都市の平均一人当たりの所得$27,589(約248万円)を大きく引き離すもの。これに続く17%以上の都市はニュートン(マサチューセッツ州)、プリ―ザントン(カリフォルニア州)のみ。

・ここの平均家屋価格は100万ドル。ここと同等の都市は同じカリフォルニア州のサンタバーバラのみ。

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http://www.portfolio.com/business-news/us-uncovered/2010/02/22/top-american-wealth-centers-clustered-in-california

Rich City, Poor City

It’s no secret we live in a country of haves and have-nots. But did you know there’s a California city where nearly 29 percent of households earn more than $200,000 a year, while in one Pennsylvania city, not a single household makes that amount?

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このようにカリフォルニア州は州財政は大赤字を抱えて、いつデフォルトを起こしてもおかしくない状態であるが、一方、最富裕層も多く住んでいる州であることには今でも変わりはない。


南部人達からは、その”ヒップ度”(流行に敏感で、新し物好き)において、已み嫌われているカリフォルニア人であり、一部の人たちの間では、カリフォルニアを独立国とする運動さえある州だが、このように貧富の差が激しい州が独立したら一般庶民はどうなるのかと少々心配ではある。それよりも何より、最富裕層はますます富を蓄え、中間層から下は、益々下へ、下へと落ちていく、この経済・社会システムは何とかならないものかと思う次第。


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