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全米で唯一「大麻栽培科」のあるベイエリアのオークスターダム大学

今日、友人から隣のオークランド市にある「オークスターダム大学(Oaksterdam University)」 ではマリァナ(大麻)の栽培方法を授業で教えていると聞いて、びっくり仰天した。「オークスターダム大学」という、冗談でつけたような名前の学校が、ダウンタウンにできているとも知らなかったし、よりもよって、大麻売買人の多い、オークランドでわざわざ栽培方法まで教えることはないだろうと思い、このとっぴな発想に笑ってしまった。


オークランドといえば、黒人人口の割合が全米でもトップ10には入る町 (2007年の国勢調査によれば、全人口41万5千人中、黒人36%<全米の黒人人口は13%>、白人23%、アジア系15%、ヒスパニック系22%、その他)。サンフランシスコから東へ約20分ドライブし、"ベイブリッジ”を渡ってすぐの町だ。


オークランドは、黒人が多いため、昔から、"オークランド・ファンク"といわれるファンク・ミュージックでも有名。黒人音楽の大スター達、例えば、スライ&ファミリー・ストーンズ、グラハム・セントラル・ステイション、タワー・オブ・パワー、MC ハマー、シーラE(彼女はメキシカンと黒人のハーフ)、ハービー・ハンコックのリズム・セクションなどなどの出身地であり、その影響もあって、同じロックでもベイエリアのロックは、いわゆる"軽くないロック” ”ベイエリア・ロック”として、サンタナ、グレイトフル・デッド、ヒューイ・ルイス、ジェファーソン・スターシップ、モビーグレイプ、ジャーニー、ジャニス・ジョップリン、ズービー・ブラザースなどを生み出したことは有名(その他、多くの有名ヒップ・ホップやラップのミュージシャン、グループが出ているが、ここでは省略)。


音楽と大麻は確かに切っても切れない関係だが、大学(といっても職業訓練学校)で大麻栽培を教えるというのは、ちょっと過激すぎやしないかと思って調べてみた。この大学のHPのトップには、「インド大麻栽培のため質の高い人材を養成する」とうたっている 。真面目に・・・。


オークランドは、1996年、全米で最初に、「医療用大麻」の売買を合法化させた市であり、カリフォルニア州は、現在、「医療用大麻売買の合法化」を行っている約12の州のうち、最初に合法化を行った州でもある。(http://en.wikipedia.org/wiki/Legal_history_of_marijuana_in_the_United_States


2月25日付けAPによれば、このカリキュラムは昨年秋に設立されたが、これの創設者、リチャード・リー氏(45)によれば、「これを設立した目的は、本物の、真面目な産業として大麻栽培産業を考えているところにある。医療用大麻産業のための必要な人材を養成することは、市の産業発展のためにも大変重要なこと」といっている。


授業料は200ドル、授業は土・日のみ2週間のコースで完了する(2冊の教科書購入が必要)。現在までに60名がコースを終了し、今年5月末まで、受講希望者でいっぱいとのこと。授業の最終日には、各学生は大麻を家に持ち帰って、”試験的に栽培”し、その後、クラスに持ち帰って、"高品質な大麻に育てたのは誰か”というコンテストを行うらしい(このほかにアドバンス・コース、医療用大麻に関するマーケティング、法律、管理などのコースもある)。


ダウンタウンのこの周辺は私もよく知っているが、以前と比べるとかなりクリーンになってきた。とはいえいかがわしい店などもある。APによれば、約15のクラブやコーヒーショップがあって、これらの場所では以前から大麻を売っていたが、市は2,3年前から彼等に対して課税するようになってきたとのこと。


「大麻産業の新人ワーカーの給料は、最低時給額(約$10)より、わずかに高い金額だが、腕が良くなれば、年間$50,000(約500万円)、オーナーとトップ・マネジャー・クラスになると、年間 $100,000(約1千万円)位、稼げる。しかし、リスクも伴う。それは何かというと、金銭的なものではなく、"法的なもの”だ」とAPは書いている。


このリチャード・リー氏のやり方にt対して、批判の声もある。サンフランシスコのDEA(麻薬取締り局)の副エージェント、マイケル・チャップマン氏は、「あのコミュニティーの人たちにとって、あのやり方はいいとは思えない。更なる犯罪を助長するようなものだ」といっている。


AP

http://ap.google.com/article/ALeqM5jYHN4gdAHV9I6D8_eoKW7hbrxMFgD8V1H8L00

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私のコメント:

麻薬取引で財を成し、今では"名士”面をした白人大財閥達に比べると、かわいいものではないか。本当のワルはもっといる。そちらに目を向けろといいたいものだ。しかし、たった4日でマスターできるのかが疑問。それとも、この道ではとっくに”プロ”の腕前をした”学生達”ばかりか。何だか思いつきで始めた、金儲けの、少し胡散臭い感じもするような話だが、学歴も、技術もなく、生きる道を閉ざされた貧困層の人たちにとって、医療用大麻栽培”エンジン二ア”で生きられれば、これもひとつの失業対策としていいのかな、とも真面目に思ってみたりもする。笑える話だが、しかし、黒人タウンならではの、生き残りをかけた解決法かもしれない。「タバコやアルコールの製造が合法的なものなら、大麻の、しかも"医療用大麻”の製造もなんらやましいところはない。人材不足なので、養成している」という言い分も理屈としては納得できる。


アメリカの国家破産も目前に迫った来た感のある今日この頃、コロンビアやアフガニスタンのように"麻薬産業”が国家産業となる悪夢のような日が、いつか来るかもしれない(笑)。

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