スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ハイチと日本、2つの主権喪失国家

(by こげぱん)

ハイチの大地震発生からすでに2週間経つが、今なおその被害の全貌さえ明らかになっていないところに地震被害の凄まじさと現地の混乱を窺い知ることができる。

言うまでも無くハイチの混乱と貧困は今回の大地震以前からの話であるが、大地震で無政府状態が加速したハイチに対する処方箋として、The Economistがご丁寧にも国際機関の指導の下で、国際的暫定統治機関が国家再建までハイチ政府の機能を代行することを提言している。

---
http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=15330453


After the earthquake

A plan for Haiti
Jan 21st 2010
From The Economist print edition

Haiti’s government cannot rebuild the country. A temporary authority needs to be set up to do it
---

The Economistがこの「国際的暫定統治機関」の代表として、かつてニューエコノミーなる乱稚気経済で世界各地の途上国-とりわけ東南アジアとロシア-を収奪してきたビル・クリントンの名前を挙げているのはブラックジョークにも思えるが、地震直後にアメリカ・オバマ政権はいち早く機動部隊をハイチ沖に展開させ、1万6千人のアメリカ兵をハイチに送り込み、空にはブラックホークや無人偵察機が乱舞しているのは、上記The Economist記事や先日のsunshineさん記事にあるとおりである。
http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/entry-10441608608.html


さてアメリカ軍が駐留し、空にはアメリカ軍機が乱舞するのはなにもハイチだけの話ではなく、沖縄を始め日本も同じであるが、その沖縄・名護市長選挙では辺野古への基地移設反対派が新市長に選ばれたにもかかわらず、アメリカは普天間基地の辺野古移設に固執している。

アメリカ軍沖縄基地のレゾン・デートルとしては、従来は台湾海峡や朝鮮半島有事が論拠とされてきたきたが、台湾独立派が「第3次国共合作」を企んでいると非難を浴びせる「中国」国民党主席・馬英九氏が台湾総統(大統領)の座にあり、
http://iservice.libertytimes.com.tw/Service/editorial/news.php?engno=363263&day=2010-01-02


かつ米朝間でも穏微な関係が持続していると推測される現時点において、東アジアで大規模な戦争が勃発する可能性は低いのではと推測されるが、
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2010/01/1001j0112-00001.htm


そのような中でハイチよろしく、アメリカ軍が沖縄・辺野古への基地移設や日本各地の駐留に固執するのは、極東有事よりもむしろ「ビンの蓋」理論なるレゾン・デートルが存在し、辺野古はそのシンボルではないかと思わずにはいられない。

現在東京ではハイチ首都・ポルトーフランスよろしく、ブラックホークのかわりに法務官僚が民主党・小沢一郎幹事長に襲い掛かり、マスゴミは無人偵察機の如く小沢・鳩山両氏のあることないことをまさぐっては電波を垂れ流しているが、この点でも無政府状態のハイチと日本は案外五十歩百歩ではないかと、錯覚せずにはいられない。

---------------------------------------------------------------------

(update 2010年1月31日) by こげぱん


ハイチの子供を「誘拐」して国外に連れ出そうとして、10人のアメリカ国籍の人間が逮捕されたことを、BBCが報じている。

---
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/8489738.stm


Haiti arrests US nationals suspected of child smuggling


Haitian police have arrested 10 US nationals on suspicion of trying to illegally take 33 children abroad.
---

国内の混乱に乗じて「誘拐」が多発するハイチと、移民1000万人構想や外国人参政権が俎上に上る日本。両国とも国家が溶解しつつあるという点では似ているのだろうか。

---------------------------------------------------------------------

(コメント by sunshine)

■外国人参政権と国籍法


ハイチの子供の誘拐事件については、私がここに書こうかと思っていたら、先を越された(笑)。

日本の1千万人移民構想と外国人参政権問題について詳細は良く知りませんが、これらを行う理由は何でしょうか(これについては、別に記事にしようかとも思ったけど、記事にするほど私自身が詳しくないと悟ったため、ここに書きます)。

前者は来るべき少子化に備え、後者は戦時中に日本へ強制連行された在日韓国・朝鮮人の人達の子孫までも日本国籍を取得できないのはおかしいという彼らからの主張によるものでしょうか。

後者についていえば、日本の国籍法が血統主義であるために日本生まれであるにもかかわらず日本国籍が何世代にわたって取得できないというのは、確かに理不尽な気がします。

国籍法には、御存じとは思いますが、大きく分類して下記のような種類があります(少し古い資料ですが)。

---------------------------
http://nahaha0140.blog104.fc2.com/blog-entry-175.html


血統主義国籍法の国と生地主義国籍法の国

●血統主義国籍法の国

(父母両系血統主義の国)
日本、アイスランド、イスラエル、イタリア、エチオピア、オーストリア、オランダ、ガーナ、スロバキア、朝鮮民主主義人民共和国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ナイジェリア、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、中華人民共和国、モンゴル、ミャンマー、パプワニューギニア、ブルガリア、ユーゴスラビア連邦共和国、アルベニア、リビア、コンゴ民主共和国、ヨルダン、コートジボワール、トーゴ、マラウィ、ソロモン、コモロ、ジプチ、コスタリカ、エルサルバドル、インド、ルクセンブルグ、大韓民国、タイ・・・・

(父系優先血統主義の国)
アラブ首長国連邦、アルジェリア、イラク、イラン、インドネシア、エジプト、オマーン、クウェート、サウジアラビア、シリア、スーダン、スリランカ、セネガル、トンガ、ネパール、ブルネイ、マダガスカル、モロッコ、レバノン、中華民国(台湾)、サンマリノ、イエメン、カタール、ソマリア、チャド、マリ、ルワンダ、スリナム、ハイチ、モルディブ・・・・

●生地主義が原則の国

アメリカ、カナダ、アイルランド、イギリス、ニュージーランド、メキシコ、フランス、アルゼンチンベネズエラ、ウルグアイ、エクアドル、グレナダ、ザンビア、タンザニア、パキスタン、パラグアイブラジル、ペルー
(Copyright (c) 2006 国際結婚協会より抜粋)
---------------------------------

アメリカでは生地主義が原則であるため、両親が日本人でもアメリカで出産すれば、生まれた子供は自動的にアメリカ国籍(=市民権)を取得でき、22歳になるまで二重国籍保持者となれるのです(22歳になってどちらかを選択する)。

またアメリカのグリーンカード(永住権)保持者は一定の年数がたてば市民権取得のテスト(一般社会・政治・経済のペーパーテストと面接)を受験し、合格すれば、主民権を取得できます。以前はすべて英語でしたが、最近は日本語によるテストも可能とのことで、大変やさしいようです。

この市民権を取得して、選挙人登録を済ませれば、選挙権は持てます。

アメリカは移民の国ですから、こうすることは当たり前といえば当たり前ですが、貧しかった時代の日本人は食いプチを求めて中南米やハワイ、アメリカなどに移住し、永住権を取り、市民権をとって、選挙権が与えられているのに、日本に強制連行された人達の子孫達は、何世代を経てもなお日本国籍が取得できない(できないから選挙権がない)というのは、やはり少しおかしいと思います。彼らには国籍と選挙権を与えるべきです。


第一、大挙して日本に外国人が押し寄せるというのは、どうなんですかねえ。貧困率世界第3位の落ちぶれた日本に移民が押し寄せますかねえ。資源も何もない、35歳前後の男性の平均年収がわずか300万円(20年前と比較して200万円も減少している)、結婚もできない、ワーキングプアーの多い、未来のない国に・・・。


島国の平和ボケした人たちにとって、今回の外国人参政権問題は「第二の黒船」といったところでしょうか。異文化・異民族にもまれて、人間は成長するのでは? それにしても民主党には、やはり何か裏があるなとは思います。これがこの党の最優先課題なら。


お断りしておきますが、私は決してイルちゃん支持ではありませんよ(笑)。
http://en.wikipedia.org/wiki/Right_of_foreigners_to_vote


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Sunshine/こげぱん

Author:Sunshine/こげぱん
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。