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「アンチェインド・メロディー」オバマの外交・安全保障人事/”オバタりアン”抜擢に歓喜のイスラエル

(by sunshine)


(これは11月24日のこげばんさんの記事:「昔の名前で出ています」 オバマ閣僚人事/オバマ外交はブッシュ以下!? http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/ へのレス兼続編です。併読してくだされば、幸いです)


オバマ次期大統領の外交・安全保障の閣僚が発表された。こうして見ると、「第三次クリントン政権の発足か」と思わせるようなクリントン派閥の中にマケインとブッシュの”刺客”が入り込み、まるでどこかの国の派閥政治を想起させる名前のオンパレードに、「やはり」との思いがして、笑ってしまった。


・国務長官:ヒラリー・クリントン

・国防長官:ロバート・ゲーツ(留任)

・国家安全保障担当大統領補佐官:ジェームズ・ジョーンズ(元NATO司令官、元海兵隊大将、マケインとは30年間に渡る親友)

・司法長官:エリック・ホルダー(クリントン政権下での元司法副長官)

・国土安全保障長官:ジャネット・ナポリターノ(アリゾナ州知事)

・国連大使:スーザン・ライス(クリントン政権下での元国務次官補)

http://blogs.abcnews.com/politicalpunch/2008/12/the-unit.html
http://www.asahi.com/international/update/1201/TKY200812010303.html


「チェンジ!チェンジ!」をキャッチ・フレーズに”うぶな”若者たちを巻き込んで、ロック・スター顔負けの大イベントを演出したオバマ陣営だったが、どこがチェンジか!?


「“チェンジ”するのは二酸化炭素排出対応問題だけではないのか?」と誰もが首をひねりたくなるそんな人事。 「”昔の名前で出ていた”連中による”アンチェインド・メロディー”が奏でられるだけではないのか?」となんともぺテンにあったような思いをしている人達も多いのではないか(二酸化炭素排出問題というのは、2010年頃に石油生産高がピークに達し、あとは急降下すると言われている、いわゆるピーク・オイルが目と鼻の先に来ているので次なるエネルギー対策が必要というだけの必要に迫られての話というだけ)。これだから、政治家など信用できないというのだ。


それどころか、こげばんさんが書いていたように、下手をするとブッシュよりも危険な中東政策になる可能性も否めない。”親イスラエル度”では、イスラエル系メディアで常にトップ・クラスにノミネートされているヒラリー”オバタリアン”クリントンである。彼女が取り仕切り、イスラエルのために「Go! Go! Go!」とはっぱをかけて、明日にでもイランあたりを攻撃でもしそうな、悪い気配を感じさせる。勿論、私の妄想かもしれないが・・。


その証拠に今回の人事に関して、もろ手を挙げて歓喜の声を上げているのがイスラエルである。オルメルト首相は、「ヒラリー・クリントンはイスラエルとアメリカの特別な関係をさらに進展させると確信している」と言って、この人事に関して大歓迎の意を表明している事が12月2日付けのハーレッツに掲載されている。

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http://www.haaretz.com/hasen/spages/1042663.html
Olmert:I'm convinced Hillary Clinton with advance Israel-US relations


"Sen. Clinton is a friend of the State of Israel and the Jewish People and I am sure that in her new position she will continue to advance the special Israel-U.S. relationship," the Prime Minister said

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イスラエルと言えば、何かにつけて「イラン攻撃」を持ち出し、そのたびに株価が大きく乱高下していたりする状況がここ何年間か続いているので、「株価操作のためにイラン攻撃を持ち出すのか」と半信半疑の思いで見守っていた人も多いと思うが、下記のこげばんさんの記事中に「2009年版 イスラエル防衛白書」についての記述があり、これを読むとイスラエルのイラン攻撃は“本気”でやる可能性もあるということになる。

http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/day-20081124.html


そこで以前から、イスラエル系のメディアは、「誰がイスラエルにとって最適な大統領か」というキャンペーンを張り、内外のユダヤ系世論の”誘導”を行っていた。


・2006年9月:親イスラエル度は、ヒラリーが7.63に対してオバマは4.88と最下位。
http://www.haaretz.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=759107


・2008年:親イスラエル度は、ヒラリーが7・5に対してオバマは5.12
http://www.haaretz.com/hasen/pages/rosnerPage.jhtml

これを見ても、イスラエルが今回のヒラリー抜擢に、もろ手を挙げて歓迎している事が理解できる。


今年6月に開催された在米ユダヤ系による最大の親イスラエル・ロビー団体「AIPAC」での全国大会にオバマ、ヒラリー共に出席。まるでヒラリーがオバマの後見人であるかのような口調で、「オバマをよろしく頼む」とあいさつしている。

http://www.huffingtonpost.com/2008/06/04/clinton-tag-teams-with-ob_n_105168.html


これに対して、オバマは、「私はどんなことをしてでも、イランの核兵器保持を阻止することを、そして何があってもイスラエルの権利を国連や世界各国と共に守り抜くことを誓う」といって、大喝采を浴びた。

http://www.haaretz.com/hasen/spages/990201.html


ヒラリーのイスラエルへの忠誠度


では、ヒラリーのイスラエルへの忠誠度はどの程度のものかというと、ハーレッツによる、ヒラリーの対イスラエルに関する発言の骨子は下記の通り。


・イスラエルの安全保障はアメリカの中東政策にとって最優先課題であり、過去50年間、これを死守してきた。今後もこの姿勢に変化があってはならない


・国民の安全を守ることはどの国家にとっても最優先事項である。テロリストを国内侵入を阻止するためにイスラエルはフェンスを築く権利がある。自分はこの件に関して国際法廷に質疑を投げかけたことがある


・イスラエルは、民主主義とは何か、どうあるべきかということを教えてくれる灯台のようなものだ(笑わせるな!)


・イランの核兵器問題はイスラエルとアメリカにとって受け入れられないものというだけではなく、全世界にとって受け入れられないものだ


・アメリカ大使館を現在のテルアビブからエルサレムに移転することに同意

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http://www.haaretz.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=725522

THe Israel Factor

Hillary Rodham Clinton
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では、ヒラリーがなぜかくもイスラエルびいきなのか。


・アメリカ政治はユダヤ系マネーとロビイスト抜きでは成立しない


・彼女の祖母の2番目の夫がロシア生まれのユダヤ人であった
http://www.cbsnews.com/stories/1999/08/06/politics/main57322.shtml


という表の当り前の理由のほかにも、裏がいろいろあるのではないかと邪推する輩も多い。


例えば、今回の大統領選ではヒラリー陣営は多額の負債を抱えていた。しかし、それでも「私はあきらめない」と言いだしたらきかない、頑固一徹”オバタリアン”のメンタリティーをむき出しにし、オバマに向かって「恥を知れ!」とか言って、青筋を出し、眼をつりあがらせて、闘っていた。


今年3月には、「1996年にボスニアを訪問した際、狙撃手の銃火が飛び交う中を着陸し、歓迎式典もなかったと発言したことは、私の記憶違いだった」とシャーシャーといったかと思うと、「私も人間。間違いもする」といって、今度は女の武器を取り出し、涙を流して見せた。そしてまた、その後はケロリとして、「行け、行け、どんどん」と猪突猛進ぶりを発揮していた。


ところがサンフランシスコ出身の民主党女性上院議員、ユダヤ系のダイアン・ファインスタインが両者を自宅に招いて、「三者会談」をやった直後から、”オバタリアン”ヒラリーの顔つきが柔和になり、態度にも余裕が出てくるようになった。「何か取引をしたのだな」と思えるような、そんな変貌ぶりだった。「おそらく、国務長官のポストにでも起用されて、借金の取り消しの約束ではないか。親イスラエル(プローイスラエル)の彼女だから」・・・巷ではそんな話が取りざたされていた。

http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/day-20080607.html


アメリカ人は日本人と比べると一般的に非常にドライだが、その中でも輪をかけたようにドライで、現実主義的な人間がヒラリー”オバタリアン”だ。「金と名声のためなら何でもやる」ーそんな人間だというのがもっぱらの噂。


彼女が国務長官になったので、1年間の講演料が54億円というとてつもない収入を稼ぎだしていた夫・ビルが、講演会や彼の財団への外国からの寄付(40カ国に上る)を自粛するらしいが、現実主義的な彼女がそうまでして国務長官をやりたがることの裏には、少なくともビルが稼いでいた以上の何がしかのメリットがあるからだろうと考えるのが自然。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080617/162418/?P=1&ST=bw

アフガニスタンへの兵士の増派を主張していたオバマである。ヒラリーは日本にもアフガニスタンへの派兵、出費などどしどし要求していくだろう。中東のオイル・マネーを日本への投資に呼び込もうと努力している日本にとって、今後、アメリカと中東の間で国益のためにどのような立ち回りをすればいいのか、苦しい選択を強いられることが多くなるのではないか。


いずれにしても、オバマ政権の今後には要注意である。


これがヒラリーの外交問題アドバイサー

http://en.wikipedia.org/wiki/Richard_Holbrooke


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You Tube:ライチャース・ブラザーズの「アンチャインド・メロディー」
http://jp.youtube.com/watch?v=pLxuT3ofg40&feature=related




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1 ■バラクの「舟歌」

こげぱんさんの替え歌に触発されて、また遊んじゃう。しつこくオバマのファンで哀愁を込めました。

「バラクの舟歌」 (八代亜紀の替え歌)

人事はぬるめの保守がいい
外務はいびった人でいい
女は無口なひとがいい
頭はぼんやり灯りゃいい

しみじみ選べば しみじみと
想い出だけが行き過ぎる
涙がぽろりとこぼれたら
担ぎ出すのさ有力者

うぶな市民に深酒させてヨ~
チェンジ、ホープとヨ~
夢見させダンチョね


人事にゃ飾りがないがいい
窓から議会が見えりゃいい
はやりの人などなくていい
ときどき奇蹟が起こればいい

ほろほろ選べばほろほろと
市民もすすり泣いている
あの頃あの時思ったら
歌い出すのさ”YES,WE CAN”

ぽつぽつ選べばぽつぽつと
未練が胸に舞い戻る
世論がきびしくなったら
歌い出すのさ”YES,WE CAN”

2 ■八代亜紀の「舟歌」

バラクの「舟歌」の原曲
八代亜紀の「舟歌」 Youtube 作詞付き
http://www.sacrako.com/asset/UTA/FUNAUTA.html

3 ■舟歌ですか…

八代亜紀の舟歌は、カラオケで時折聞かされることがあるので、曲はよく覚えています(笑)

>世論がきびしくなったら
歌い出すのさ”YES,WE CAN”

アメリカではこれまでも、政治が行き詰るとCHANGEを叫ぶ政治家を幾度となく大統領に押し上げてきました-たとえばケネディやカーター、クリントンなど-が、CHANGEを貫こうとして?暗殺されたり、馬脚が現れたりするなど、CHANGEがいい結末に終った例は案外少ないように思えます。

オバマのCHANGEがこれからどうなるかは見物ですが、アメリカ政治の「伝統」やオバマの閣僚人事、昨今の政治経済情勢など考えると、残念ながら予断を許さないように思えます。

#替え歌のネタばかり提供してくれたりして(笑)

4 ■替え歌、これっきりしかないのかね、Mappleは!

こげぱんさん、
替え歌ってパズルみたいですごく好きだし、ミーハー度とても高いあるよ。どの国も政治家って、特殊な神経を持っているみたいですね。麻生首相が「なんでたらたらしている老人に私が払わなきゃならないんですか?」って、これ何!?? 「私が払う」って、国の予算がどこからくるかわすれちゃったの?「なんでたらたらしている政治家に私が(税金を)払わなきゃならないんですか?」って言いたいのは国民の方ですよね。この場合の主語の「私」は正解!

5 ■替え歌、ありがとうございました

Mappleさん、替え歌、ありがとうございました。私はこの歌も「昔の名前で出ています」も知らないんです。日本にいなかったから。それに演歌を流すという家庭ではなかったので、小さい時から聞いたことがないんです。だから全部、同じように聞こえます。耳がそういう耳になったんでしょうね。

でもこうやって政治パロディーの替え歌を作って歌うというのは、頭の体操にはなりますね(笑)。

>アメリカではこれまでも、政治が行き詰るとCHANGEを叫ぶ政治家を幾度となく大統領に押し上げてきました

何かが行き詰まるとそれは誰でも「チェンジ」と思うもの。政治も同じ。ただ、そうはうまくいかないのが常。音楽ではないけど、中身は大体同じようなものなのに、パッケージのネーミングだけ変えて、やれこのジャンルはジャズ・ロックだ、プログレッシブ・ロックだ、クロスオーバーだ、フュージョンだといって大衆を扇動するようなもの。

余談ですが、ヒラリーにはこれあたりがぴったりだったかもしれない。
http://jp.youtube.com/watch?v=Xv6lHwWwO3w

http://jp.youtube.com/watch?v=GuXqKnGU4oU&feature=related

6 ■舟歌つづきです

mappleさんの替え歌、なんか日本にもあてはまるような気がしてきました…

---
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081130/plc0811301917006-n1.htm
大連立の次は超大連立 小沢氏、周辺に漏らす
2008.11.30 19:11

 民主党の小沢一郎代表が11月28日に党首討論を終えた後、「(次の政権は)超大連立だ」と麻生政権後の政界再編を念頭に、自民、公明両党との連立も視野に入れた政権構想を語っていたことが30日、分かった。
---

政策はぬるめの保守がいい
首相はいびった人でいい
平議員は無口なひとがいい
有権者はぼんやりしてりゃいい

内輪で飲めば しみじみと
本音だけが行き過ぎる
政権がほしくなったなら
担ぎ出すのさ 大連立

民主党は自民党よりましなのは確かだけど、この調子なら国民新党か平沼グループに一票投じたほうがよほどましです。
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