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オバマの叔母の不法滞在騒ぎと黒人文化あれこれ

(by sunshine)


10月31日はハロウィーン。ハロウィーンとは元々は古代ケルト民族の祭りのことで、彼らの1年の終わりは10月31日だったとされており、この日は死者の霊が家族を訪れたり、悪霊が作物を荒らしたりするといわれていた。そのため先祖の霊を家へ導いたり、悪霊を追い払ったりするため、カボチャを顔の形にくりぬいて中にろうそくをともすジャック・オー・ランタンというものが家の前に飾られるようになった。


この習慣はアメリカには19世紀に主としてアイルランド系やスコットランド系移民によって持ち込まれ、いくつかの西欧諸国でこの行事が行われているが、もっとも盛んに行っている国はアメリカ、カナダ、アイルランド、プエルトリコ、日本(これについては私自身は?)、オーストラリア、イギリス、そしてニュージーランドの一部であるらしい。

http://en.wikipedia.org/wiki/Halloween

このハロウィーンにちなんで、どこぞやのトリックスターがネタをメディアに垂れこんだかどうかは知らないが、大統領選挙を6日後に控えた10月29日、オバマの叔母が4年前からボストンにある公共住宅に不法滞在しているというニュースをタイムス・オン・ラインが流した。


obama aunt


Found in a rundown Boston estate :Barack Obama's aunt Zeituni Onyango

http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/us_and_americas/us_elections/article5042571.ece


そしてその後、APが下記のような記事を11月1日付けで流し、

Obama aunt from Kenya living in US illegally

http://news.yahoo.com/s/ap/20081101/ap_on_el_pr/obama_aunt


その後、スポーツ報知が11月2日付けで、APより下記のような記事を流している。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081102-OHT1T00171.htm

米大統領選の民主党候補オバマ上院議員の叔母に当たるケニア人女性が、長期にわたり米国に不法滞在していたことが判明、オバマ氏は1日、「不法滞在とは知らなかった。しかるべき措置が取られると思う」と当惑気味に釈明した。AP通信が伝えた(後略)


私は以前、下記の私のブログでオバマは私の友人の友人の友人だと書いたことがある。

http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/day-20080213.html


私の友人が学んでいた(現在は別の大学院に転校している)南部の黒人大学にオバマの友人というケニア人留学生がいて、このケニア人留学生は4年ぐらい前にはすでにオバマを大統領にするために様々な草の根的ネットワークを作るようなことをやっていたこと、この彼もオバマの父親と同様にケニアで反政府的な運動をやっていて、政府から国外で勉強するか、国外に移住すれば逮捕しない。そしてある一定の期間が過ぎたら母国への帰国が認められるといわれたこと、オバマの親戚がニューイングランドにいること、などの話を聞いたことがある。従って、オバマは嘘をついていることになるが、メディアも業界あげてのオバマ持ち上げの折である。小さな池に小石を投げ込んだ程度の小ネタにおさめているから、オバマ大統領の誕生はほぼ間違いないだろう。


ここで不思議なのは反政府活動をやっていたにも関わらず、オバマの父親もこのケニア人留学生もなぜ国費留学ができたかということだが、それは昔の日本人のメンタリティーと良く似ていて、「月日がたつとさらりと忘れる」「同じ部族は皆、ファミリー」「人生は清濁渾然一体」といった、まあまあ、なあなあ式の西欧の四角四面な二元論的割り切り方では事が通用しない社会であるからのようだ。その証拠にオバマの父親はケニアに戻って政府の要職に就いている。


ハロウィーンの話題に戻ると、オバマの叔母がボストンにいるということで、あの地方のハロウィーン光景を思い出したが、ハロウィーンはあのニューイングランドと呼ばれる地域のためにあるのではないかと思うほど、あそこでのハロウィーンはカリフォルニアなどとは全く違う雰囲気のあるものだ。カリフォルニアはスペイン風の白い家が多く、カボチャを飾ってもいま一つピンとこないが、ニューイングランド地方はヨーロッパの童話に出てくるような家が多く、どんよりした暗い空にパンプキンのあかりを灯すと本当に死者の霊や悪霊が飛んできそうで、なんとも言えない風情を感じる。ましてやおそらく世界一きれいと言われているどこまでも続く紅葉の並木道やフリーウェイは圧巻で、日本の紅葉の赤さではない。


下記のサイトに少しだけ。

http://www.visitingnewengland.com/halloween.html

http://www.squidoo.com/halloweennewengland


ちなみにハロウィーンが古代ケルト人達にとって死者の霊を家へ迎え入れたり、悪霊を追い払う行事だとすると、アフリカ系アメリカ人たちも、クリスマス・イブの夜と12月31日の夜、地元の20才から30才ぐらいまでの青年達が10-15人集まり、家を1軒1軒たずねて家の前で歌うということを行っていた。彼らは1年かけて練習し、仲間意識を育てていた。歌ってもらった方は先祖の霊と精霊を家へ迎え入れ、同時に悪霊を追い払うと信じていた。この風習は南部では1950年代まで実施されていたが、現在では廃止されている。


サンフランシスコ・ベイエリアの町、オークランドの黒人教会ではハロウィーンが週末だったということもあり、夕食会が行われたところも多数あったようだ。教会は夕食会を行って、収益金を教会の事業費に充てたり、生活苦に陥っている会員に援助費をあげたりする(これとは別に単なる各自持ち寄りのポットラック形式の無料の夕食会や昼食会もある)。


黒人コミュニティー内では、教会だけではなく一般の住民も「土曜の夜の夕食会(Saturday Night Supper)」という習慣があって、例えば家賃や税金を払えない人が夕食を作り、コミュニティーの人たちがそれに対して金を支払って食べ、資金集めに協力するという、ある種の臨時レストランの営業のようなことを今でも南部では行っている。しかし、これはカリフォルニア州では1950年代に禁止された。カリフォルニア州政府はこれを一種の飲食店及び風俗営業とみなし、禁止したのである。


ただし、カリフォルニア州でも教会がこの方法で資金集めをすることは合法であるので、私の知っているオークランドの教会では年に7,8回はこれを行っている。


ちなみにルイジアナ州ではフルコースのソウル・フードのディナーで現在、10ドルぐらいと聞いた。食材は農家からただでもらったり、自分の畑で作ったものを使い、近所のおばさん達が総出で料理を手伝い、わいわい、がやがやと話しながら楽しくやるそうだ。


金融危機のため、黒人コミュニティーも教会を中心にますます会員同士、コミュニティーのメンバー同士のきずなが強くなり、共に何とか立ち向かおうとの決意を新たにしていると聞いた。「元々貧乏には慣れている。我々の先祖がたどった苦難を思えば、我々の苦労など赤ん坊みたいなものだ」と口々に話しているそうな。











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