スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

金融危機という名のぺテンに騙されてはならない

(by sunshine)


「真実は単純である」と言ったのは、古今東西の芸術家や科学者の中に私が覚えているだけでも数人はいるが、その中の一人に今は亡き日本を代表する現代作曲家の武満 徹氏がいる。私は生前、彼から「自分はポップスのミュージシャンの中ではジョン・レノンが好きだった。彼の詩や曲は非常にシンプルだが、真実を訴えているから。真実は単純なものなのだ]というような話を聞いたことがある。


今回のアメリカ発の世界的金融危機問題も単純に考えると事の本質が見えてくる。儲けているのは誰かと考えればいい。国際金融資本家はますます富を蓄え、その他の者達は彼らに搾取され、虫けら同然に踏み倒されている。わずか2%の最富裕層が世界の富の半分以上を所有し、10%の最富裕層が世界の資産の85%を所有しているといわれているが、今回のいざこざは、金融支配層の支配度をますます強めた。これくらいは馬鹿でも見抜けるのだ。庶民をなめるなといいたい。


国際金融資本家達やその子飼いの守銭奴達が更なる金儲けの手段を次から、次へと考案し、それをかっこよく「金融工学」などと銘打って、暴走しまくり、パンクした。その後始末を国民の税金で尻拭いする。そして今後、二度と大手金融機関が破綻などしないように国民の税金や中央銀行から(ドル紙幣をじゃかじゃかん印刷してか?)それらの機関に潤沢な資金を供給する。金融機関の再編が行われ、大手はさらに大手になる(その後、恐ろしいジンバブエ並の大インフレになるか?…笑)。


国際金融資本家達は、今回のような金融危機をあらかじめ予測していたのかちゃんと財務省のトップに元世界最大の投資銀行(現在は銀行持ち株会社となっている)ゴールドマン・サックスの元CEO・ポールソンを据え、手ぬかりなくことが運ぶようにやらせている。


そこでこんなさなかにも、昨年と比べると減益とはいえそれでもなおかつ収益を上げ、一人勝ちしているゴールドマン・サックス(それでも今回、公的資金によって資本注入がなされる)だけに焦点を当てて、今回のぺテンを単純に整理すると以下のようになる


・現在でも利益をあげている

今年6月ー8月期は昨年度と比較すると70%の減益ー純利益は8億4500万ドル(1株当り1.81ドル)。前年同期は28億5000万ドル(同6.13ドル)だった。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33781420080916


・とてつもない報酬

今年1月付の下記のよると、GSの従業員はひとり平均65万ドル(7,300万円)の年棒(その多くはボーナス)を得ている。

http://www.j-cast.com/2008/01/01015042.html


また公的資金の投入を受けることが判明した10月の時点でも、「ロイド・ブランクフェイン最高経営責任者(CEO、54)は、かつての上司だったポールソン米財務長官がまとめた金融安定化策実施後も、巨額の報酬を稼げる可能性がある。同CEOは昨年7030 万ドル(約71億4200万円)を得ている。ブランクフェインCEOの07年報酬額は、同年にウォール街の金融機関CEOに支払われた額で最高だった。ジェームズ・F・レダ・アンド・アソシエーツのシニアコンサルタント、デービッド・シュミット氏は、同CEOが報酬の一部を「株式で受け取り、ゴールドマンの株価が上昇すれば、依然として数千万ドルの報酬を得ることができる」と話す。ただゴールドマンが納税者から反発を受けることへの懸念から、昨年と同水準の報酬を与える公算は小さいだろう」とも言われているが、それでも巨額になることは確かなようだ。


(公的資金1250億ドルの注入を受ける金融機関9社は、それと引き換えに経営陣の報酬が制限される。同資金は米議会が今月承認した総額7000億ドルの金融安定化策の一部)

http://www.asyura2.com/08/hasan58/msg/1021.html

・ウォーレン・バフェットはこれを儲けのチャンスとしている。

9月24日、フォーブス誌による”世界一の富豪家”、ウォーレン・バフェットが彼の投資会社、バークシャー・ハザウェイを通じて、50億ドル(5,000億円)の投資をした。


バークシャーはゴールドマンの発行する配当利回り10%の永久優先株を購入。この永久優先株はゴールドマン側に資金の余裕が出来たら、10%のプレミアムで買い戻してよいという条項が付いている。そしてこの永久優先株にはバークシャーが向こう5年間、$115ドルで50億ドル分のゴールドマンの普通株を買えるワラントが付いている。そこで理論的には、24日に50億ドル投資したバークシャーは7億8,300万ドル(約783億円)を自動的に稼いだことになる。
http://business.timesonline.co.uk/tol/business/industry_sectors/banking_and_finance/article4821506.ece
そこでウォーレン・バフェットは、「株は下値の時が買い時だ」「アメリカ国債は今が買い時。自分は大いに買っている」などとほざいて、政府のプロパガンダをやっている。自分自身は勝算の保証があるからだ。

http://www.nytimes.com/2008/10/17/opinion/17buffett.html?_r=3&scp=2&sq=Warren%20Buffet&st=cse&oref=slogin&oref=slogin&oref=login

Bu American. I Am

Published: October 16, 2008

以上のことから、今さらながらだが国際金融資本に乗っ取られてしまっているアメリカ政府、いや世界各国政府の現状が分かる。ひところ「新世界秩序(New World Order)」という言葉が流行したが、その後どうなったのか?今度のこれは、もしかしたらそれへの序章?

アメリカには469人の億万長者(資産10億ドル-1,000億円以上の所有者)がいて、世界でも断トツの多さだが、彼らがこの富を何とかすればどれだけ多く歩人々が救済されるかと思うと、この世の不条理というものを思わずにはいられない。

問題は我々庶民が彼らの横暴をただ手をこまねいて、見ているだけでいいのかということだ。
-------------------------------------------------------------------------------------------

(10月14日のブログに書かれたこげばんさんの2度目のコメントですが、内容的にこちらにも当てはまると思いますので、こちらにつけました。御了承ください)


■次世代の経済新パラダイム? ブルッキングス研究所提言

次世代の経済新パラダイムというほど大げさなものかどうかはわかりませんが、アメリカ・民主党リベラルグローバリスト系シンクタンク・ブルッキングス研究所が「アメリカ次期大統領が直面する10大世界経済問題」と題する論文を発表しています。
---
Top 10 Global Economic Challenges Facing America's 44th President
http://www.brookings.edu/reports/2008/10_global_economics_top_ten.aspx

October 2008 ―
The 2008/2009 Top 10 Global Economic Challenges report focuses on the most critical issues facing America’s 44th president. From restoring financial stability to establishing a U.S. policy on climate change and engaging the emerging economic powers, the report contains timely analysis and recommendations by Brookings leading global economic experts.
---
以下提言骨子

1. (アメリカの)財政規律を回復させよ

2. 地球温暖化対策に本腰を入れよ

3. (アメリカの)ソフト・パワーを最大限活用せよ

4. 国際貿易を再構築せよ

5. 中国を国際秩序に軟着陸させよ

6. ロシアの戦略を読め

7. 台頭するインドと建設的関係を結べ

8. ラテンアメリカ諸国との関係を再活性化せよ

9. アフリカの成長を援助せよ

10. 中東民主化を推進せよ 
---
sunshineさんご紹介のBill Moyersインタビューを聞いた限りでは、地球温暖化対策を強調していたように見えましたが、いずれにせよアメリカ次期大統領は、就任早々修正資本主義的経済政策の採用で、ともかくもアメリカ経済の決定的破綻を回避する必要性に迫られるだろう、ということは言えそうです。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Sunshine/こげぱん

Author:Sunshine/こげぱん
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。