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アメリカより一足先に逝ったマイケル・ジャクソンはやはり世紀のスーパースターか?

(by sunshine)


マイケル・ジャクソンが突然死してから2日。何だか茫然として、自分でも何を考えているのか分からない状態が続いている。私は彼とはただ一度だけ、仕事の関係で会ったことがある。もう10年以上前のことだ。素顔の彼はとてもシャイで相手に気遣いをする、そして意識が宙を舞っている、そんな感じの人だった。こういうタイプの人はミュージシャンやアーティスト達には多い性格で、彼だけが特別というわけではない。


ただ彼がどことなく他の人たちと異なるのは、彼が幼い頃、父親から虐待を受けて育ったせいか、傷つきやすい、インナー・チャイルドとでも呼ぶべき”子供返り”の部分を持っていて、それが痛々しい感じは受けた。勿論、この時にはそのようなことはまだ世間に公表していなかったので私は知らなかったわけだが、何となく直感でそんな感じがした。


その後は付き合いなどなかったから、あとはミュージシャン達から彼にまつわる話を聞く程度だったので、特別な思い入れなどなかったが、人間の生き血を吸って生き延びているショービジネス界のすさまじい狂気とそこに生きるポップ・スターの哀れな人生に対して今さらながら少し物思いに耽った。


彼の死についてはメディアで様々な憶測も混じった情報が飛び交っているのでそれは脇において、彼のニュースを聞いて最初に思ったことは、以下のようなことだ。


1.薬(処方薬と麻薬の両方の意味)の飲み過ぎ

2.皮膚癌によるもの

3.借金苦による自殺

4.7月13日からのツアー用リハーサルで歌えないことが分かっての自殺


多分、以上のような要素が絡み合っての突然死だろうと思う。かつてエルビス・プレスリーのバック・バンドの一員だった年配のミュージシャンが知り合いにいて色々と話を聞いたことがあるが、プレスリーがショービジネス界でボロボロにされてしまった話と重なる部分が多い。


プレスリーの場合も医者が付きっきりで様々な処方薬を飲ませ、プロモーターとマネジャー、レコード会社が馬車馬のごとくこき使い、ドラキュラのごとく彼のエネルギーを、生き血を吸い取り、疲れたというと麻薬とアルコールを与え(医者が与えていたと聞いた)、最後の血の一滴までしっかり搾り取ったところで、心臓発作により急死した。


マイケルの場合も顔が黒いとレコード購買の大半を占める白人にもてないからと白人まがいの整形手術を行い、さんざん顔をいじくりまわした揚句、顔の色素がだんだん白くなっていく何とかという病気にかかり(どなたかこの正式な病名を教えてください)、その結果かどうか知らないが皮膚癌にかかり(という話だ)、医者は金儲けのために様々なビタミン剤をはじめとする栄養剤や免疫回復剤、その他の処方薬をや山ほど飲ませ続けた。


プレスリーの場合もそうだったらしいが、得体のしれない取リ巻き連中がおこぼれにありつこうとなんだかんだと言っては群がって、気づいた時には莫大な額の請求書というよくある話。儲けたのは誰だ?


マイケルもプレスリーも天才と呼ぶのは少しはばかられる気がするが、一時代を築いた世界的ポップ・スターであったことは間違いない。こういった仕事をする人々は努力だけでなれるものではなく、神、天、宇宙の絶対者と言おうか、何かそのようなものから選ばれて、その時代を一歩だけ前進させるために一定期間、莫大なエネルギーを放出しながら仕事をさせられ、役目が終わったらすっとあの世に召される、そんな気がしないでもない。そしてその人の死とともに、時代が大きく変化する。そういった意味で世界的ポップ・スターは、その時代の持つ意味を象徴的に表す存在でもあるように思う。


プレスリーが他界した1977年頃から皆が参加して楽しむ同じリズムパターンのディスコ音楽が盛んになり、プロの歌手によるラスベガスのショー的なものを見て楽しむというのは時代遅れとなった。大量生産、大量消費のあだ花がピークを迎えようとしていた時代だったか?


そして今年、アメリカはかつてない不況に見舞われ、ディズニーランド文化に象徴されるアートフィッシャル(人工的)な、存在感のない夢の世界のようなアメリカ現代文明が音を立てて崩壊している様を私達はオン・タイムで目撃し続けている。


その冴えたる場所、カリフォルニア州は約240億ドルの財政赤字を抱え、デフォルトも時間の問題との声も多い。

http://paul.kedrosky.com/archives/2009/06/thinking_the_un_1.html


http://money.cnn.com/2009/06/25/pf/california_bonds_trouble.fortune/index.htm?section=money_latest


先日シュワルツネガー知事が発表した案では、近い将来、カリフォルニア州の学校では教科書の使用は止め、かわりにコンピューターを使用する予定とのこと。

http://tech.yahoo.com/news/afp/20090609/tc_afp/useducationinternetcalifornia_20090609155456

カリフォルニア州内の小・中・高校の教員の数も来年度(今年9月)からは約3万人ぐらい削減されるようだ。カリフォルニア大学バークリー校でも大幅な赤字(約145億円)に加えて前年度に比べて6,500万ドルー7,500万ドルの予算が削減される予定。

http://www.uwire.com/Article.aspx?id=4141062


それに伴い大幅な教員や職員の削減、勤務時間の削減など行われる。すでに体育教師の勤務時間はハーフ・タイムに削減されることが決定しており、これをめぐっては学生間で大規模な署名活動が行われた。

http://californiawriter.blogspot.com/2009/03/uc-berkeley-physical-education-classes.html


公務員の人員削減も始まっており、私も含め、この先どうなるのか全く読めない不安な状態が続いている。


カリフォルニア州ではないが、先日、ハーバード大学でも275名の大幅な人員削減が発表した。昨年度(370億ドル)に比べ約30%の大幅な財源減少によるとのこと。知り合いもいるので首を切られるのではないかと心配だ。

http://www.reuters.com/article/domesticNews/idUSTRE55M66320090623


病気と大幅な赤字を抱え、自らのアーティスト生命の限界を知って自殺したのか、それとも自然死なのか、謎に包まれたマイケルの死であるが、ミクロとマクロは共鳴しあっているという現代物理学と超心理学のパラダイム的思想もあることを思えば、行き詰まったアメリカという国と何やら運命を共にして、一歩先にあの世へ逝ったマイクル・ジャクソンはまぎれもなくあの世から遣わされたメッセンジャーではあったのかな、という気はする。

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(コメント by ウソ捏造工場)

■マイケルの病気、そしてポップ・スターとしての適性?

マイケル(日本ではこう表記されているので)の病気は尋常性白斑(じんじょうせいはくはん vitiligo vulgaris)と言われていますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8B%E5%B8%B8%E6%80%A7%E7%99%BD%E6%96%91


彼の音楽的業績については、売り上げについては文句の無いところですが、作品の評価については・・・熱心なリスナーではないので上手くまとめられないですね。

しかし、金と名声は手に入れたものの・・・後年のスキャンダルと病気がその引き換えとして付いてまわってきたのだとすれば、哀しいものがありますね。

そうした目で見てみると、「人生なんて路上のカクテルパーティみたいなもんだぜ」と唄い飛ばし、今や“サー”の称号まで手に入れた“元”反逆児、マイケル・フィリップ・ジャガー(ミック・ジャガー)などは、なんてしたたかな生き方をしているんだろう、と或る意味感心してしまいますね。

ショウ・ビジネスに生きる者としてマイケルはナイーブ過ぎたのですかね。それともミックが例外的なのか(笑)??

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(レス by sunshine)

■マイケル・ジャクソンとミック・ジャガー

尋常性白斑(じんじょうせいはくはん vitiligo vulgaris)と呼ぶのですか。ありがとうございます。

しかしさすがウソ捏造工場さんですね、ミック・ジャガーときましたね(笑)。彼も麻薬問題では色々とありましたけど、ちゃんとステイタスを確保して、生きながらえている。マイケルと二人の相違点と言えば、黒人と白人、米国人と英国人、悪い家庭環境と2代続いた教師の家庭(下記のウィキペディアには書かれていませんが、父親は確か体育教師だった。母親はオーストラリアからの移民で美容師、保守党の熱烈な支持者だったそう)という違いですかね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Mick_Jagger


色々と裏はあると思いますが、ミックの感心する点はとにかく毎日のジョギングは何があっても欠かさないという自己コントロール力の強さとおっしゃるようなしたたかさ、それに英王室から守られているという点ですかね。何しろ莫大なポンドを稼ぎ出し、英王室に貢献したわけですから。となると彼の持つ時代性とは・・・?

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(レス by ウソ捏造工場)

■補足(蛇足)

ボブ・ゲルドフ、ボノは、
>英王室から守られている・・・
にからめて書きました。当然、マイケルやミックには及びませんね。

どっちかと言えば、英王室に“媚を売っている”かな(笑)

ボブ・ゲルドフやボノは媚を売っています、確かに。今やミュージシャンというより、イベント・ナビゲーター。必死でプロパガンダ船頭さんをやっています(笑)。

ところで書き忘れたのですが、ミックのローリング・ストーンズは常に2番手につけていたからここまで長生きしたということもあるかもです。「機を見るに敏」なのはこの辺に理由があるかも?


何の世界でも言えるかなと思いますが、1番手というのはとかく茨の道を切り開かなければならないので、困難がともなうけど、2番手は1番手から学びながら、切り開いてくれた道を歩いていくので安全パイ。

そういう意味ではパイオニアではないけれど、しっかり抜かりなく儲けるというわけ。

ま、ショービジネス・マンですね

ミック・ジャガーの商才に関連する話題ですが、彼はロンドン・スクール・オブ・エコノミックスで学んでいるのでしたね。

7月4日(アメリカ独立記念日)、ローリング・ストーンズやビートルズ(といってもポール・マッカートニーとは不仲だったが)のマネジャーをやったことがある音楽プロデューサーのアラン・クラインが他界しました(享年77才)。老人性アルツハイマーを長年患っていたとのこと。ユダヤ系ハンガリー人としてブダペストに生まれ、後に両親と共にアメリカに移住。元ショービジネス関係の会計士。

http://news-briefs.ew.com/2009/07/allen-klein-music-entrepreneur-has-died.html


1969年、アップルのビジネスが行き詰まっていたビートルズに自分達のマネジャーであるアラン・クラインを紹介したのはミックですが、それから間もなくこのアランに不信感を抱いたミックが彼を解雇。そして経済学の知識を身につけていたミックが自分達独自のプロダクション会社を設立したというのも海千山千うようよのショービジネス世界らしい話です(笑)。ローリング・ストーンズのマネジャーをやる前はサム・クックのマネジャーを。ミックのR&B好きに影響を与えた人物ではあったかもです。

なおアランを紹介されたビートルズの方は、当時アップル再建の立役者候補の中にポール・マッカートニーの義理の父親(当時イーストマン・コダックCEO)の父親もおり、こちらを押すポールとアランを押すジョンをはじめとするリンゴ、ジョージとの間で亀裂が生じたという話は有名。

http://en.wikipedia.org/wiki/Allen_Klein

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(コメント by ウソ捏造工場)

■マイケルとミックのデュオ

今朝偶然に思い出したのですが、“State Of Shock”という曲で、二人は共演していたのでしたね。
すっかり忘れていました。
http://www.youtube.com/watch?v=HCkfPVuaIpE&feature=related


1984年の作品で、名義はThe Jacksons。マイケルは既に成功を収めていたので、兄弟にも華を持たせた、ということなのですかね。
















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Tear down this wall?  混迷するイラン情勢と「緑の革命」

(こげぱん)


先日のアフマディネジャド氏再選以来混乱が続く、イラン情勢。テヘラン市内での騒乱はここ数日沈静化に向かいつつあるようだが、去る今月23日アメリカ・オバマ大統領がイラン当局によるデモ弾圧を強く非難したかと思えば、
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http://www.nytimes.com/2009/06/24/us/politics/24webobama.html ?

Obama Condemns Iran’s Iron Fist Against Protests
Published: June 23, 2009
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対するイラン・アフマディネジャド大統領はアメリカに「内政干渉」停止を要求したり、オバマと前任者・ブッシュを同一視するなど、今尚火種がくすぶり続けている。
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http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906250025.html
アフマディネジャド氏、オバマ大統領に内政干渉停止を要求
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http://www.nytimes.com/reuters/2009/06/25/world/international-uk-iran-election.html ?

Ahmadinejad Compares Obama to Bush
Published: June 25, 2009
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アメリカメディアもたとえばNYTコラムニスト・Nicholas D.Kristof氏はイラン当局のメディア規制を「メディア規制を即刻解除せよ-Tear Down This Cyberwall!」と非難し、Thomas L.Friedman氏は同じくNYTで今回の騒動を「緑の革命」と形容し、アメリカの脱石油環境革命とイランの脱「神権政治」を重ねあわせている。
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http://www.nytimes.com/2009/06/18/opinion/18kristof.html ?

June 18, 2009
Tear Down This Cyberwall!
By NICHOLAS D. KRISTOF
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http://www.nytimes.com/2009/06/24/opinion/24friedman.html ?

June 24, 2009
The Green Revolution(s)
By THOMAS L. FRIEDMAN
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Kristof氏のコラム表題にある'Tear Down This Cyberwall!'とは、かつてベルリンの壁崩壊のきっかけとなったレーガン大統領の演説'Tear down this wall'(「ベルリンの壁を開け」1987年・西ベルリン)を連想させられるが、レーガン演説後東欧では民衆革命で共産主義が崩壊し、さらにその後いわゆる「カラー革命」でグルジアやウクライナなどに「親米政権」が樹立されたのは記憶に新しいところであり、それを考えればFriedman氏の「緑の革命」は意味深な形容ではある。

また昨年オバマはベルリンでレーガンと並び評されるであろう歴史的演説を行っているが、そこでイランの核開発を非難し、イラン国内の(反体制)ブロガーの側に立つと言明するなど(下記ビデオ20-22分あたり)、オバマとは一見政治スタンスが正反対に見えるレーガンの外交政策を継承し、かつ今日の事態を暗示しているともとれる発言を行っている。
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Ronald Reagan - Tear Down This Wall
http://www.youtube.com/watch?v=WjWDrTXMgF8
http://www.historyplace.com/speeches/reagan-tear-down.htm

Barack Obama Speech from Berlin, Germany
http://www.youtube.com/watch?v=Q-9ry38AhbU
http://www.huffingtonpost.com/2008/07/24/obama-in-berlin-video-of_n_114771.html
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もちろんアメリカ-イラン間にはイラン・コントラスキャンダルのような穏微な関係が過去存在しており、またイラン大統領選で報道されてきた不正疑惑や女子学生「殉教」事件などは今後も調査が必要で、この混乱を軽々しく結論付けるのは困難だが、ただこの20年「日米構造協議-Structural ImpedimentsInitiative-」の席上で絶えず'Tear down this wall!'と言われ続けてきた我が国としては、イランの混乱を眺めるのも何か複雑な気にさせられる。

'CHANGE'を掲げるオバマをもってしてもウィルソン・FDR以来の対外介入志向をCHANGEするのは難しいのかもしれないが、それならそれでオバマにはNYウォールストリートにでも出向いて、世界恐慌をよそに公的資金で生き残りを図る大手金融機関に向かって、レーガンよろしく'Tear down this wall!'と叫んでみてほしい気もする。
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(コメント by sunshine)

■イラン騒乱とマイクル・ジャクソンの死

今回のイラン騒乱の件は、はなから筋書きが読めていました(笑)。

選挙結果をめぐってデモが起きる、イランがイギリス外交官2人を国外退去とした、イギリスがそれに対抗してイラン外交官二人を同様に国外退去とした、その結果両国がにらみあってと・・・・使い古された常套手段です。
http://www.newser.com/story/62616/uk-kicks-out-iranian-diplomats.html


以前も同じ手口を使って政権転覆を行い、今や手口は知れ渡っているのに同じ手を使うとは芸がない(笑)

イスラエル系のYnetが、CIAが資金援助をして暴動を引き起こしたとイラン政府が言ってるとの記事を掲載していますが、
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3736430,00.html


CIAが単独で巻き起こしたのかどうかは知りませんが、英米イスラエルのどれかの機関、または合同のプレイによるものとみるのが今までの流れからして自然な感じには思えます。

そしてイランとの対話路線を強調していたオバマが、レーガンも真っ青になりそうな激しい口調でイランを非難している姿を見た時には思わず笑ってしまいました(笑)。

余談ですが本日、アメリカの人工文明、物質文明の権化的存在だったマイクル・ジャクソンが他界しました。謹んで御冥福をお祈りいたします。良くも悪しくも彼はアメリカ現代文明が生んだ申し子。そのシンボル的な人物の死は、アメリカ時代の終焉を意味しているようにも思えます。
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(レス by  こげぱん)

■イランはナチス・ドイツに非ず???

オバマ政権に近いシンクタンクCenter for American ProgressのLawrence Korb研究員が、イラン選挙前に「イランはナチス・ドイツに非ず」と題する、一見思わせぶりな論文をJerusalem Postに寄稿しています。
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http://cgis.jpost.com/Blogs/rosner/entry/lawrence_korb_on_why_iran

Thursday May 14, 2009
Rosner's Domain: Lawrence Korb on why Iran is not Hitler's Germany
---
この中でKorb氏は、
--
・WW2当時の軍事大国ナチスドイツと、現在の小国イランを同一視するのは間違いである

・イラン大統領は国家最高権力者ではない(ので、アフマディネジャドの「ブラフ」がそのまま国策になるとは限らない)
--
としながら政策転換を期待させておきながらも、
--
・仮にイランが暴走しても、イスラエルとアメリカの圧倒的な核戦力でイランを殲滅できる。

・イランの核保有宣言を阻止するのは困難だが、イランがオバマ政権の対話呼びかけに応じない場合、(アメリカ・イスラエルの)対イラン政策は、ヨーロッパと協調しての経済的封じ込めと軍事的威嚇によるイランの核戦力保有阻止に力点を置くべきである

・イランが中東の問題児であることは、この30年変わりない

・中東での核拡散を阻止するには、同地域にアメリカの核の傘を広げることが有効な手段であり、これはかつて同手段で日本・ドイツの核保有を阻止してきたことでも証明されている
--
と続け、結局これまでのイラン敵視・封じ込め政策を踏襲しています。

また「スマート・パワー」のJoseph Nye氏(結局来日せず。当たり前か)は、「イランの反政府活動を支援する(レジームチェンジ)が望ましく、非効率な軍事力行使は避けるべきである」と論じています。

http://www.economist.com/blogs/democracyinamerica/2009/06/five_questions_for_joseph_nye.cfm

June 20th 18:06 GMT +00:00
Five questions for Joseph Nye

同じ中東でアフガン・パキスタン問題を抱えるアメリカは今回の騒動で、「スマート・パワー」によるイランの「民主化・軟着陸」を望んでおり、次善の策として封じ込めによる現状維持を望んでいたかもしれません。

ただアメリカの「スマート・パワー」はイラン混乱収束でその限界を露呈した感があるばかりか、このところの「対テロ戦争」の反動で逆スマート・パワーとも言うべき「イスラム原理主義」に脅かされてすらいます。さらに今後の経済情勢次第でアメリカのプレゼンスが後退するようなことでもあれば、イラン封じ込め政策すら早晩破綻する可能性があり、今後オバマ政権の中東政策流動化や中東情勢激変などが懸念されます。


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(レス by sunshine)

■やはり教えてくれたか?

日本の諺に「火のないところに煙は立たない」という言葉がありますが、

>Lawrence Korb研究員が、イラン選挙前に「イランはナチス・ドイツに非ず」と題する、一見思わせぶりな論文

というのはやはりと思ってしまいますね。どこからイランとナチスを結びつけたか(笑) こういう暗喩を使っては、それとなく知らせるというようなことをするから、こういうところからも我々は随分と学ばされるわけですが・・・(笑)

これからも大局をつかみながら細部にも注意を払うというスタンスで行きましょう(笑)

イギリス版・郵政民営化見直し論/「一葉落ちて天下の秋を知る」? 日経コラム

(by こげぱん)


昨年来鳩山邦夫氏が問題提起してきた日本郵政問題は、先日の鳩山氏更迭でも未だ収束する気配を見せないが、たとえば各国の郵政民営化事例などに現れているように、先進国で民営化路線を盲目的に推進する国は少数派になっているのは周知のとおりである。

たとえばアメリカではオバマ政権を支えるシンクタンク・Center for AmericanProgressが「21世紀版 偉大な社会」構築を主張しているが、大西洋をはさんだ兄弟国・イギリスでもこの流れを受けてか、次期首相の呼び声高い保守党・キャメロン党首に近いシンクタンク・Demosの「進歩的保守-ProgressiveConservatism -」プロジェクトリーダー・Phillip Blond氏が、郵便局を再活性化させて地域経済再興に貢献させるという、「イギリス型郵政民営化見直し」構想を半年ほど前に発表している。

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http://business.timesonline.co.uk/tol/business/economics/article5581147.ece

>From The Sunday Times
January 25, 2009

Think Tank: New ideas for the 21st Century: Use the post offices to
revive credit
Phillip Blond
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上記Times記事でBlond氏は、

・ブレア-ブラウン労働党政権下などで行われた新自由主義的経済政策は失敗に終わり、サッチャー政権発足以来この30年間で、異常なまでに貧富の差が拡大した

・保守党次期政権は政権獲得後、(末端まで資金が行き渡らない)労働党政権の「借金漬け」景気刺激策に代わり、「劇的な」信用拡大策を採用する

・保守党政権は長期的には、「マーケットの倫理回復」「地域経済活性化」 「貧困解消」 を軸とした「進歩的保守経済-progressiveconservative economics-」ビジョンを構築しなければならない

とした上で、現下の経済危機緩和や地域経済活性化、貧困解消の方策として、郵便局を活用することを提言している。

Blond氏は、郵便局は拙劣な経営戦略や資金不足、70億ポンド(約1兆1000億円)の年金債務といった問題点を抱えているとはいえ、それでもなお堅実な収益力や職務に忠実な職員、全国的ネットワークやブランドイメージに恵まれているなどの郵便局の利点を指摘して、(ロイズやバークレイズなどの大手金融機関と違い)不良債権とは無縁の郵便局は民営化するより資金注入で再活性化した上で、むしろ地方都市の「ハブ」として地域経済に根付かせ、銀行と共存させるべきであると提唱している。

日本は英国以上に強固な郵便局ネットワークを有し、これまで地域経済に欠くことのできないインフラとしてこれを有効活用してきただけになお、「政府が膨大な民間銀行債務を保証できるなら、上記年金債務を肩代わりすることで郵便局を再活性化して、地域経済の柱にすればいいではないか」というBlond氏の主張に耳を傾けるのも悪くないように思える。

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閑話休題。今回の日本郵政社長人事でも自民党構造改革派や財界が推す西川善文・現社長続投を強く支持している日経新聞が、珍しいことに先日(6/18)のマーケット欄コラム「大機 小機」で、(ケインズ色の強い)麻生政権の補正予算に一定の評価を下している。

コラム子「越渓」氏は今回の補正予算を「政府の経済政策哲学を(財政再建から需要増大へと)抜本的に転換した」「(補正予算に盛り込まれた)公共投資は需要増大に効果がある」「国債増加は(国民サイドからみれば)金融資産増加でもある」と評し、まるで国民新党の主張を代弁しているかの如く修正資本主義を礼賛している。

日本は世界から3週遅れて今尚乱稚気新自由主義が猛威を振るっているが、上記コラムが「一葉落ちて天下の秋を知る」となるか、それともただの「ガス抜き」で終わるか、注目してもいいかもしれない。

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(コメント by Bob)

■日本テレビは竹中支援

ウェークアップ・ぷらす!
http://www.youtube.com/watch?v=fwaeLtEMVPI


先週竹中氏が嘘で塗りたくられた論理で巧く(?)批判を論点のすり替えでかわしておりました。
司会の辛抱氏もかなり竹中のフォローに。
どうも日本テレビ・読売テレビは渡辺会長のメンツが大切なようで。

郵政民営化問題について、郵便局を民営化以前の姿に戻すべきだというこげぱんさんの意見には賛成です。アメリカの郵便局は、「”independent agency of the United States Government"(独立行政法人?)であり 、しばしば国有産業(?)と混同されるがそうでない」のですが、

http://en.wikipedia.org/wiki/United_States_Postal_Service


莫大な赤字を抱えており、その解消のため、以前と異なり、現在は宅配便店でも郵便局用の郵便物を扱っており、ここではもとより、郵便局でも郵送方法が複雑になり分かりにくくなったということや普通郵便であっても以前に比べると値上がりしたことなどにより、評判が悪いです。


ちなみにこのような料金体系です。

http://www.usps.com/prices/welcome.htm


最も安い手紙類は、それでも日本と比べるとまだ安いか?

http://www.usps.com/prices/first-class-mail-prices.htm


それに郵便物の遅配問題や配らないでどこかに捨ててしまうといった問題もあって、色々と問題点が指摘されております(アメリカの郵便配達人は日本と違って車で出かけ、駐車した後、そこの周辺のブロックを歩いて配達し、また次のブロックへ行き、同様のことをするのでハード・ワークな上、給料が安いということでカリフォルニアあたりでは、失業対策の一環として、プアー・ホワイト、マイノリティー、新移民の人たちの職場ということがありました)。

(レス by こげぱん)

■これとも関係が?

植草氏の「容疑」でふと思い出しましたが…

“そのまま平助”へ秋波を送り過剰規制へ暴走する“漫画太郎=カルト”の演繹証明
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090628/p1


あと小泉「改革」以来マスゴミから干された森田実氏や、場合によっては西松建設事件で名前が挙がった自民党道路賊・二階俊博氏なども(植草氏ほどの目に遭ってはいないとはいえ)犠牲者といえるかもしれません。

森永卓郎氏は… う~ん、大学教授で高給貰っておいて、「年収100万の経済学」はなしでしょう(笑) とはいっても同じ大学教授の×中×蔵や八代尚宏などに比べたら、まだましには見えますが…

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13兆円相当の米国債所持で伊警察に拘束された二人の日本人事件をめぐるミステリー

(by sunshine)


二人の日本人が世界をミステリー・ワールドへと導いている。


50代の二人の日本人男性が1,345億ドル(約13兆1千億円)相当のアメリカ債を鞄に隠して、イタリアからスイスに持ちこもうとしていたところをスイスと国境を接するイタリア北部のキアッソで、イタリア財務警察によって拘束されたというニュースだ(共同のニュースでは1,340億ドルとなっているが、Asia Newsでは1,345億ドルとなっている)。

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http://www.asianews.it/index.php?l=en&art=15456&size=A


http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061001000996.html

【ローマ10日共同】イタリアからスイスに1340億ドル(約13兆1千億円)相当の米債券を持ち出そうとした日本人2人が、イタリアの財務警察に拘束され、債券が押収されていたことが10日、明らかになった。同国主要紙が伝えた。在ミラノ総領事館も拘束の事実を確認、日本人との情報が本当かどうかを含めイタリア当局に身元など詳細を確認している。

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そしてこの続報が6月12日付け、ブルームバーグに掲載されている。これによるとイタリア財務警察は、「このアメリカ債の真贋について、アメリカ政府に鑑定を依頼しているが、これは”多分”偽物であるようだ」といっているとか。

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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601101&sid=afJXAA1ahZyo

Italian Police Ask SEC To Authenticate Seized U.S Treasuries

June 12 (Bloomberg) -- Italy’s financial police said they asked the U.S. Securities and Exchange Commission to authenticate U.S. government bonds found in the false bottom of a suitcase carried by two Japanese travelers attempting to cross into Switzerland.


The bonds, with a face value of more than $134 billion, are probably forgeries, Colonel Rodolfo Mecarelli of the Guardia di Finanza in Como, Italy, said today. If the notes are genuine, the pair would be the U.S. government’s fourth-biggest creditor, ahead of the U.K. with $128 billion of U.S. debt and just behind Russia, which is owed $138 billion.

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しかしながら、この事件については様々な英文サイトでかなり活発な“憶測ごっこ”が行われている。

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http://www.asianews.it/index.php?l=en&art=15505&size=A

Seizure of US government of bonds from two Japanese men in Italy raises questions

06/12/2009 19:05

http://www.democraticunderground.com/discuss/duboard.php?az=view_all&address=102x3918636

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これらを大雑把にまとめると以下のようになる。


***************************
1.逮捕されたのは日本人ではなく中国人である。大量の米国債を保有する中国政府が関与している。


2.逮捕されたのは北朝鮮人である。


3.逮捕されたのは日本人のやくざ。やくざがマネーロンダリングをした金をスイスに運ぼうとしたのである。


4.アメリア債は偽物である。それを日本人のやくざがスイスに持ち込もうとしたのだ。


5.1,345億ドルという数字は、今年3月、アメリカ財務省の発表した不良資産救済プログラム(TARP)の予算・7,000億ドルの保留分・1,345億ドルとピッタリと一致する数字。アメリカ政府が関与しているのではないか。

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http://online.wsj.com/article/SB123828522318566241.html

Treasury Has $134.5 Billion Left in TARP

March 30,2009

WASHINGTON -- The Treasury Department said it has about $134.5 billion left in its financial-rescue fund, giving the Obama administration a cushion as it implements expensive programs aimed at unlocking credit markets and boosting ailing industries.

The figure means that about 81% of the $700 billion in the Troubled Asset Relief Program, or TARP, has been committed. It also means that the Obama administration may not have to go to Congress to request additional funds, at least until well into the year. Many lawmakers who criticized the administration's bank-rescue efforts have vowed to oppose any requests for more money for ...

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6.この事件とタイミングを同じくするかのように、日本の鳩山邦夫総務相が12日、日本郵政の西川善文社長退任を求める自らの考えが受け入れられなかったとして、麻生太郎首相に辞表を提出、受理されたというのはおかしい。これくらいのことで辞任するのか。この事件と何か関係があるのではないか。


7.第二次大戦中、イタリア政府が印刷した偽の米国債を日本人がスイスに持ち出そうとしたものだ。

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これだけの事件でありながら、流出している情報量が異常に少ないので、いずれそのうち闇に葬り去られるものと思われるが、少なくとも上記5については、“偶然の一致”といってはできすぎの数字。あまり頻繁に起こる確率ではないのではないか。 また6についても、普通の感覚では理解しがたいことではあるが・・・・・。


この事件の行方がどうなるのか、しばらく注目しておきたい。


**おまけ


今回の事件とメキシコにおける鳥インフルエンザ騒動、メキシコ大統領とブッシュ・ファミリーの麻薬カルテル問題、麻生太郎のファミリー・ビジネス、ロスチャイルド・マネーとバチカン・マネーなどを“豊かな”イマジネーションで結びつけ、壮大なスケールで書いた(?)下記のような“とんでもサイト”(?)もあるが、これはまあ、ミステリー小説として読むと面白いかも(笑)。

http://www.whatdoesitmean.com/index1241.htm

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(コメント by Bob)

■釈放

さっき見つけたので、貼っておきます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090616-00000072-mai-soci


Bob 2009-06-16 18:43:20

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(コメント by ウソ捏造工場)

■「6」に関する参考記事

参考まで、貼り付けておきます。
http://amesei.exblog.jp/9853902


■FOX News “Joe Weisenthal On Italy's Fake Bonds”

連投失礼。FOX Newsによる報道です。
http://www.youtube.com/watch?v=LKjKBr9DFzA&feature=channel_page


ウソ捏造工場 2009-06-16 19:56:36

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(コメント by こげぱん)

■無題

これは海外で暮らしている方には分かりにくい事かも知れんけど、少なからぬ識者が日本郵政騒動はマスコミで報道されているよりさらに奥の深い騒動である可能性が高いと指摘しており、少なくとも「これくらいのこと」というような騒動ではなさそうです。

参考
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/c/fd791a56562cb792fc69029842371a56

http://uekusak.cocolog-nifty.com/


ちなみに、自民党議員でも今回の騒動で政務次官を辞任された方がいます。
http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji/e/073c0e8ec4c28b62e7c72a7ee3a5cd85



*本日は体調がイマイチなので、このくらいでご容赦を。


こげぱん 2009-06-15 23:35:11

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(レス by sunshine)

■摩訶不思議な「134」と「1934」という数字

Bobさん、ウソ捏造工場さん、こげぱんさん、コメント、ありがとうございます。

皆さんのコメントを読んで思ったこと。
1.やはり真相は闇に葬られたか。
2.鳩山邦夫辞任と今回の事件は関係なさそう。

ということです。2についてはこげぱんさんが言われるように奥深い問題だと思いますが、1については、「やはりそれでも2,3のキーワードが気にかかる」というのが私の正直な思いです。

今回の事件の数字はAsia NewsやWSJなどでは「1,345億ドル」となっていますが日本のメディアをはじめその他、いくつかのメディアでは「1,340億ドル余」となっており、また、「これらの米国債やケネディー債が印刷された年代は”1934年”であるから、偽造されたもののようだ」と書かれています。
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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601101&sid=afJXAA1ahZyo


Italian Police Ask SEC to Authenticate Seized U.S. Treasuries
The seized notes include 249 securities with a face value of $500 million each and 10 additional bonds with a value of more than $1 billion, the police force said on its Web site. Such high denominations would not have existed in 1934, the purported issue date of the notes, Mecarelli said. Moreover, the “Kennedy” classification of the bonds doesn’t appear to exist, he said.
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このあとはこういった「数字並べ」に詳しい人たちに伺いたいのですが;

1.米政府のTARP(不良資産救済プログラム)の留保金・1,345億ドルの件はひとまず脇に置いておいて、これ以外の事件で「134」という数字を使ってメディアの話題に上った事件としては、

1)昨年末、ブッシュ元大統領がGMとクライスラーに「134」億ドルの緊急融資を実施することで合意したという記事
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http://www.afpbb.com/article/economy/2551635/3626385

GMとクライスラーに134億ドル、米政府が緊急融資
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2)6月9日、政府の金融支援を受けながら提携先のフィアットが主導してクライスラーの早期再建をめざすことになったクライスラーが政府に申請していた”テレビ用宣伝費”が、「134」百万ドル(政府はこれに対して”高すぎる”として半分に削減するよう要求した)。
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http://www.businessweek.com/bwdaily/dnflash/content/jun2009/db2009061_225275.htm

GM Bankruptcy Slams TV Networks
Special Report June 1, 2009, 7:33PM EST
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2..2004年にカリフォルニア州サンディエゴで起きた同様の事件での”偽国債”"偽紙幣”の印刷年代が同じく「1934」年。
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http://www.signonsandiego.com/news/metro/20040910-9999-7m10bonds.html


Customs displays phony 1930s cash, bonds
By Onell R. Soto
UNION-TRIBUNE STAFF WRITER
September 10, 2004
Moldy bonds and bills that con artists used to try to bilk seniors were on display in downtown San Diego yesterday, the loot from two recent seizures by federal fraud cops.

The bonds and bills are dated 1934 and bear incredible denominations – $500,000, $100 million, $500 million – and portraits of former President Ulysses S. Grant and one-time Treasury Secretary Salmon P. Chase.
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記事によると、これらの偽国債・偽紙幣はフィリピンからフェデラル・イクスプレスで届いた貨物の中に入っていたもので、これらの荷物の受取人達の話では、「これらのものは1930年代に米国政府が中国政府を財政援助する為にCIA専用機のDC-10で運んでいたところ、フィリピン上空で墜落した際、紛失したものをフィリピン人が発見したものだ」といっているとか。「しかし、1934年にこのようなものは印刷しておらず、これは偽物」と当局は言っているとのこと。

なお当局は、アジアに大規模な偽札造りを行っているシンジケートがあるのではないかといっています。

以上、なぜこうも「134」と「1934」という数字が出てくるのか、どなたか教えてください(笑)。

Tiananmen Square, 20 years later・安田講堂陥落40周年

(by こげぱん)


本年は世界を震撼させた天安門の虐殺事件から、ちょうど20年。法輪功系メディア・大紀元時報などの中国反体制メディアに目を通すと、20年前の記憶が生々しく蘇るものの、

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http://jp.epochtimes.com/jp/2009/06/html/d16507.html

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中国国内では政府が厳しい言論統制を敷き、事件を風化させようとしてきたせいなのか、

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http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/8080437.stm

Police surround Tiananmen Square The BBC's James Reynolds is blocked from filming near Tiananmen Square Chinese police have ringed Tiananmen Square, to prevent people marking the 20th anniversary of the massacre.

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本日の北京は報道で一見した限り一応は平穏そのもので、北京市民は表向き無関心を装っているかのようである。 また中国は天安門事件後、小平以来の改革開放路線がさらに加速し、グローバリズムの波に乗って「超大国」への道をひた走っているためか、20年前自由化運動に参加した学生ですら、今や民主化よりも経済的発展が主たる関心となっているという話もある。

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http://online.wsj.com/article/SB124397266329878327.html#mod=article-outset-box

* ASIA NEWS * JUNE 3, 2009 Survivors Confront Unsettled Legacy of Tiananmen Twenty Years Later, Members of China's Student Uprising Still Hope for Democratic Reform, but See Only Economic Progress By JASON DEAN

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日本でも天安門事件をさらにさかのぼること20年、ちょうど今から40年前には学生運動の砦、東大・安田講堂が「陥落」して学生運動が事実上終焉し、その後経済大国への道をひた走るとともに政治的無関心が蔓延したが、今日の中国はまるでかつての日本を見るようでもある。


上記WSJ記事では学生運動家あがりの起業家をして「政治改革抜きの(経済)改革開放路線には不満足だが、改革路線が違う方向に進んだり、改革すらしないよりはましである」と言わしめている。


日本にも読売新聞・ナベツネ氏のような学生運動家崩れの財界人がいるが、上記中国人企業家の言葉など、日本都市部無党派層有権者の言葉だったとしてもさほど違和感は感じなさそうである。


さて天安門事件は胡耀邦・趙紫陽両氏という改革開放・親日派政治家の失脚をきっかけにして勃発したが、興味深いことに、日本や韓国でも学生運動挫折や高度経済成長と前後して、経済通でアジア協調・対米自立志向の政治家が失脚しているのが見受けられる。 いささか雑ではあるが、日本・中国・韓国の高度成長を時系列的に表すとこのようになると思われるが、

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日本:学生運動挫折→高度経済成長→田中角栄氏失脚→乱稚気バブル経済とその崩壊→アメリカ金融植民地化


韓国:朴正煕暗殺→光州事件→漢江の奇跡→アジア金融危機でIMF「進駐」・財閥解体


中国:胡耀邦・趙紫陽失脚→天安門事件→市場経済本格導入で「超大国」に→? 

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こうして見ると中国はともかく、自立派政治家抜きで経済成長を終えた日本・韓国はその後外国勢力の「占領」下におかれるなど、日・中・韓3国の軌跡が何やら相似形に見えないこともない。


つい先日「米国債セールス」のため初訪中したティ無・害トナー、じゃなかったティム・ガイトナー財務長官(なんちゅー変換じゃい、まったくw)は中国政府に対して、内需主導型経済への転換と「国民に恩恵をもたらす」ヘルスケアや退職年金制度などの導入を求める見込みであると、いつかどこかで聞いたような話が訪中前に聞こえてきたが、

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http://online.wsj.com/article/SB124352913219063157.html

* MAY 29, 2009, 4:22 P.M. ET U.S. to Urge China to Shop, Not Save

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少なくとも経済面に限れば、米中間には日米間のような対立は見られないとはいえ、今後中国がアメリカとどのように付き合うかによっては世界情勢が変動する可能性があるため、今後の米中関係や中国経済発展の行方からは目が離せない。

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(コメント by Bob)

■長期金利で慌てるガイトナー

5か月ほど前には、ガイトナー氏も強気で「大統領は、中国が通貨を操作していると信じている」と中国を揺さぶる発言をしたのにねぇ。
ちょっと長期金利が上がると慌てふためいてます。
想定の範囲内だと思うのですが。
中国の内需を増やしても、決してアメリカが潤うとは限らないと思うんですけどね。しかもアメリカに必要なのはここ2年の国債消化。中国バブルは既に危惧するべきだと思う私がおかしいのかなぁ。

ガイトナーは、北京大学で学生たちの嘲笑を受けたようです。中国が、米国国債を大量に保有してくれていることに対し、「中国の資産は安全だ」といったら、学生たちが笑ってしまったのだ、とか。
慌てぶりが中国人学生にも滑稽だったんでしょうね。
中国だって米国債保有量が世界一なんだから、ある意味一蓮托生なのにね。

さて日本に対して、どれだけの米国債を売ろうとしてくるでしょうか。


これって、アメリカでの本格的な環境ビジネス参入のための前宣伝みたいなものですかねえ? ホームレスがごまんといるらしい日本にしては、随分と高い宣伝費ではないですか。景気刺激策のひとつというかもしれないけど、それにしてもこんな話、一般的な日本人は知っているのですかねえ? 大企業と政府がごそごそ話して、パッと決めた?(笑)

http://www.greentechmedia.com/green-light/

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(レス by Bob)

■IMF債定着か

sunshineさん、レスありがとうございます。

ガイトナーさんは南京大学でも席を置かれてたのですか?!それは存じ上げませんでした。アジア方面への国際経験は豊富なので、それぞれの国民性はきちんと把握されてるでしょうし、今回のは自虐的ジョークだったのかも知れないですね(笑)

ガイトナー氏が指摘しているとおり、中国の外貨準備高はほぼ全て為替介入で占められており、それもどうやら自国のprinting moneyでの介入であることはバランスシートを見ると一目瞭然です。今後内需型に移行させるとはいえ、ここまで外需依存だった中国に今までと同レベルの投資を維持させようとすると、対ドル為替介入を今後も続けていくのではないでしょうか?でないと元高ドル安を促進させてしまい、ますます対米輸出が厳しくなりますからね。ただでさえ米国内で保護主義の動きまであるのに。

と、考えるとsunshineさんが仰る通り「裏」がありそうですね。
>Sichuan Tengzhong deals in road construction, plastics, resins and other industrial products, but Hummer would be its first step into the automotive business.
これがガイトナー氏訪中の裏とは分かりかねますが、裏がないとこんな会社にハマーは売らないでしょうからねぇw

米国の次世代電力網整備を支援 政府、20―30億円で太陽光発電
http://eco.nikkei.co.jp/news/nikkei/article.aspx?id=AS3S0101I%2001052009


これにも裏があるでしょうね。メンテナンスなどは政府負担ではないでしょうし。景気刺激策かどうかは相当怪しいですが、グリーンディール政策の一環でしょう。ガラパゴスにならない為の(笑)

>China is “actively considering” buying up to $50bn of IMF bonds,
ロシアがきっかけを作ったIMF債が動き出しましたね。でもこれってまだ金利が決まってないんじゃないでしたっけ?
Bob 2009-06-08 15:44:57

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(レス by こげぱん)

■「次の超大国?」を激賞するIMF

中国構想発表後のIMFプレスリリースを読んでみておやと思いましたが、IMFは今回の中国提案を「中国政府の国際経済・金融システムへの確固たる貢献意思の表れ」として最大限歓迎しています。
http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2009/pr09204.htm


Bobさんご指摘のように、現在国際経済・金融システムが崩壊してしまえば、外需主導型でかつ大量の米国債を保有する中国経済も崩壊してしまう可能性は高いと考えられますが、それにしてもまだ海のものとも山のものともわからない構想を激賞するIMFに「次の超大国?」のご威光を見る思いはします。

IMFといえば、我らが麻生漫画太郎首相が昨年10兆円拠出を表明しましたが、そのときのIMFプレスリリースを読めば、IMFは日本を単なる「財布」程度にしか考えていないことが窺え、中国との違いがありありと感じられます。
http://www.imf.org/external/japanese/np/sec/pr/2008/pr08284j.pdf


この調子だと、大した知恵はなさそうなくせして国際貢献好きな日本の政治屋・役人など、オバマやガイトナーが「米国債セールス」で来日したら、世界の注目を集めよとんばかり「大判振る舞い」に走りそうで恐ろしいです。

ノーベル物理学賞学者:「風力発電より太陽光発電を」

太陽光発電についてですが、最近The Timesでノーベル物理学賞学者Jack Steinberger氏が「風力発電より太陽光発電を」進めるべきである、と興味深い主張をしております。
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http://www.timesonline.co.uk/tol/news/environment/article6368156.ece


Solar power should replace wind energy, says Jack Steinberger
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同じThe Timesの別記事では、「サハラ砂漠で(太陽光発電により)ヨーロッパと北アフリカの電力需要を賄うには、ドイツ1国程度の面積が必要」というような具体的試算まで書かれていました。
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http://business.timesonline.co.uk/tol/business/industry_sectors/natural_resources/article6446064.ece


Could the Sahara’s sun save us?
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ノーベル物理学賞学者の心中など忖度する術などありませんが、今後太陽光発電が主流となるとただでさえ国土が狭い日本が不利になる可能性は高く、次世代エコ技術でも世界の後塵を拝す恐れがあります。

日本でも主導権を発揮できそうな発電技術としては、たとえば「音力発電」などが考えられますが、
http://www.blwisdom.com/AdvancedPeople/02/


このような(ガラパゴス化しにくい?)技術こそ、国家的なバックアップと海外普及への後押しなどが必要かもしれず、少なくとも(見るからに文化芸術に疎そうな)役人政治家がしゃしゃり出るより民間に任せ切りにしたほうがうまくいくであろう「国立漫画博物館」より優先順位が高そうには感じられます。

(過去記事:エマニュエル首席補佐官の秘密コード・ネーム
http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/entry-10261855068.html

に、西側諸国によるアフリカ「人道」介入の可能性を少し書きましたが、西側諸国がアフリカに注目するのはサハラ太陽光発電構想も一因?)

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