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イスラエルとイランの団体、被災地・釜石市で仲良く”捜索活動”

(by susnhine)


”低い濃度”の放射性物質を含んだ汚染水を、海へ垂れ流していることが世界中のメディアを騒がせているが、4月3日付、イスラエル・ナショナル・ニュースから、東日本大震災で被災した岩手県釜石市の被災現場で、“水と油”のイスラエルとイラン双方の捜索チームが、共に先週、同じ場所で、行方不明者の捜索活動を行っていたという、少し趣の異なる話題について書きたい。


ここで活動したイスラエル団体のZAKAというのは、イスラエルに本拠を置く国連認可の捜索及び救助活動専門の組織団体で、今回、釜石に行ったのは12人からなるチーム。任務地に赴いたところ、イランのチームと共に共同作業をすることが分かり、「政治と人道活動は別物。互いに協力し、べストを尽くして、行方不明者達の捜索に当たろうと言葉を交わし合った」とのことだ。


昼間は共同作業を行い、夜になると、互いにキャンプを張り、互いの国旗を掲げて、眠りについたと、ZAKAのリーダー、Yehudah Meshi-Zahav氏は、Arutz Shevaのヘブライ語ニュース・サービスに話したという。


彼はまた、「任務は大変な肉体労働だった。日本側から捜索場所の指示を得て、倒壊したビルのがれきの下などを捜索し、時には機械なども動かしたが、重労働の連続だった。自分達の任務は生存者の捜索というより、死体を発見し、埋葬することの方に重きを置いたものだったが、大変過酷なものだった」と言っている。


しかし、「イスラエルという国もどこにあるか知らず、イスラエル人など見たこともなかった釜石の被災者達が我々に接することによって、イスラエルに対する良い印象を持ってくれたことが何より嬉しいことだった」とも語っている。


このZAKAという組織は、1989年、まだ学生だったMeshi-Zahav氏が、”テロリスト”の犠牲になって亡くなった死体の収容及び埋葬を手がける団体を組織し、ハリケーン・カトリーナ襲撃後のニューオリンズやハイティ大地震などでも活動、現在では国際組織となっている。


ユダヤ系の商魂たくましい、したたかさについては今更書くまでもないが、このように“隙間”をうまく見つけては、ビジネスを創り出し、豊富な人脈を生かして、またたく間に国際組織にしていく手際の良さには、学ぶべき点も多いのかもしれない。とりわけ、バカ正直な日本人にとっては。


そういえば、日本の医師免許がないのでと拒否していた外国人医師の被災地への受け入れも、イスラエル医師団には許可を出したという話もあったが、何かと裏事情もあるのかもしれない。


意図的にかどうかは知らないが、何はともあれ、”犬猿の仲”と言われているイスラエル人とイラン人がこのような”組み合わせ”になり、それによって”国際親善”をしたというのは大変良いことであるには違いない。


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http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/143315

Israel, Iran Work Together in Japan


Search teams from Israel and Iran have formed an unlikely partnership in the city of Kamashi, in Japan. Both teams are assisting Japan in the search for, and identification of, bodies of tsunami victims.





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3月19日=イラクとリビアへの攻撃開始日。福島第一原発48時間猶予説の裏にはこれも絡んでいたか

(by sunshine)


日本の大津波による原発事故で国際社会の目を釘付けにしている間に、英仏それに米主導による国際社会を巻き込んでの空爆が、3月19日に開始された。


このブログで、「福島第一原発の猶予時間は48時間」との仏専門家の意見について、書いたことがあるが、


----福島第一原発、最終目的はコンクリートによる封じ込め。しかし猶予時間は48時間との海外専門家の意見


http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/entry-10834198064.html


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もしかしたら、この攻撃を積極的に働きかけていた英仏政府の意向を受けて、このような論調の記事になった可能性もあるのではないかと勘ぐっていもいる。


今回の攻撃は、英仏が米に「焚き付けていた」ところへ、日本の津波災害及びそれに伴う原発事故が起きて、米政府はこの対応に追われてぐずっていたわけだが、リビア攻撃については、「3月19日」をあらかじめ設定しておいたといったシナリオが出来上がっていたのではないかと”想像”したりもしている。


3月19日という日は、何かと意味のある日のようで、奇しくも8年前のこの日には、当時のブッシュ大統領がイラク攻撃宣言スピーチを行っている。オバマとブッシュの「アメリカ帝国主義」のメンタリティーそのもののスピーチは下記の通り。


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・2003年3月19日:ジョージ・ブッシュの「イラク攻撃に向けてのスピーチ」


(ビデオ)

http://www.americanrhetoric.com/speeches/wariniraq/gwbushiraq31903.htm

'American and coalition forces are in the early stages of military operations to disarm Iraq, to free its people and to defend the world from grave danger'...


「アメリカと多国籍軍は、イラクの人々を解放し、世界を危険から守るために軍事作戦を展開することにした」


・2011年3月19日:バラク・オバマの「リビア攻撃に向けてのスピーチ」


(ビデオ)

http://content.usatoday.com/communities/theoval/post/2011/03/obama-us-is-acting-as-part-of-broad-coalition/1


'Today we are part of a broad coalition. We are answering the calls of a threatened people. And we are acting in the interests of the United States and the world'...

「本日、我々は多国籍軍と連携することになった。恐怖におののく人々の呼びかけに応えることになった。そしてアメリカと世界の国益のために行動することになった」


http://blogs.wsj.com/washwire/2011/03/19/obama-on-libya-we-are-part-of-broad-coalition/

Obama on Libya: ‘We Are Part of Broad Coalition’


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リビアに対して、英仏は攻撃機から、米は110発のトマホーク・ミサイルで攻撃をしたとのことだが、こうしてリビア情勢と日本の原発事故を絡ませてみると、米が日本政府の後手対応に苛立ってきた理由は、カリフォルニア州サクラメント市にまで放射性の微粒子が飛んできたことが測定されたわけだから、放射性物質の拡大への恐怖は勿論あったにせよ、、リビア情勢に対する英仏からの圧力もあったからではないかとの思いもしている。


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(動画)

http://edition.cnn.com/2011/WORLD/africa/03/19/libya.civil.war/index.html?hpt=T1&iref=BN1

Gunfire, explosions heard in Tripoli


Tripoli, Libya (CNN) -- Explosions and anti-aircraft fire thundered in the skies above Tripoli early Sunday, but it was not clear whether they resulted from another round of cruise missile attacks by allies determined to stop Moammar Gadhafi's offensive against Libyan opposition forces.


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なにはともあれ、福島第一原発の原子炉への冷却は、油断を許さない状況だが、今のところはうまくいっているとの報道がなされている。ぜひ頑張って、この困難を乗り越えてほしい。

狂犬追放の後に来るもの

(by こげぱん)


チュニジアやエジプトから飛び火した自国の民主化運動を情け容赦なく弾圧する「中東の狂犬」・カダフィ大佐率いるリビアに介入すべし、とする「国際世論」が日々急速に高まりつつある。

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Stopping Qaddafi
http://www.nytimes.com/2011/02/25/opinion/25fri1.html

Published: February 24, 2011

Unless some way is found to stop him, Col. Muammar el-Qaddafi of Libya will slaughter hundreds or even thousands of his own people in his desperation to hang on to power.
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The World from Berlin
'Europe Must Issue a Credible Threat to Libya'
http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,747480,00.html

What future awaits Libya? Several Western leaders hope it is one without dictator Moammar Gadhafi. But the unpredictable autocrat is still clinging to power in Tripoli even as he has lost control of several other cities. German commentators argue it may be time for a European intervention.
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US mulls all options against Libya
http://english.aljazeera.net/news/americas/2011/02/2011223225218542841.html

Last Modified: 23 Feb 2011 23:20 GMT

Barack Obama orders his national security team to prepare the full range of options for dealing with the crisis.
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リビアの惨状はAl Jazeeraなどで日々伝えられており、それを毎日視聴している限りではNYT社説が主張するように「世界が(リビア介入を)躊躇すればするほど、さらに多くのリビア人が殺される」というのは尤もな意見に聞こえるが、さらに強硬な「即時介入」論をかつてカダフィと激しく対立したイスラエルの新聞・Haaretz紙が報じている。

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Elie Wiesel: 'World must intervene to stop Gadhafi'
http://www.haaretz.com/print-edition/news/elie-wiesel-world-must-intervene-to-stop-gadhafi-1.345309

Nobel Peace Prize laureate Elie Wiesel described the tumultuous events in several Arab states as "winds of insanity that pass through history every now and then."
By Shlomo Shamir

NEW YORK - "The world must intervene immediately and stop Muammar Gadhafi," Nobel Peace Prize laureate Elie Wiesel said yesterday, referring to the Libyan leader.
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Haaretz紙によれば、ノーベル賞作家で人権活動家でもあるエリー・ヴィーゼル(Elie Wiesel)氏は、カダフィを「狂気の象徴」であるとみなし、この「狂気」に抗して立ち上がったリビア国民の「狂気(侠気?)」を賞賛し、リビア国民の犠牲を止めるべく世界にリビア即時介入を呼びかけ、「今や問題は、誰がカダフィを打倒するかである」としている。

ホロコーストの生き証人にしてノーベル賞作家というヴィーゼル氏の経歴を考えれば、氏の主張はイスラエル・ネタニヤフ現政権の意向を「代弁」しているといえるかもしれないが、確かにリビアの混乱に乗じて仮にNATO軍がリビアに介入・駐留すれば、2006年の対ヒズボラ戦争以来「敵性国家」や「テロ集団」に囲まれ苦境にあるイスラエルにとっては包囲網打破の大きな一歩になる一方、反IMF民衆革命に沸き返る隣国のエジプトやチュニジアには無言の圧力となる可能性がある。

上記Haaretz記事の締めくくりに、ヴィーゼル氏がスイス・ダボスにてカダフィの息子からリビア招待を打診されて、「リビアにシナゴーグ(ユダヤ教寺院)を建設するのでなければ行かない」と即刻拒否したエピソードが紹介されているが、リビア首都・トリポリにシナゴーグが建設されることはないにしても、アフガン・イラク型の拙速な「国際介入」により「狂犬」が「カルザイ政権」や「マリキ政権」、あるいは「IMF独裁政権」などに取って代わられ、結果として中東のさらなる流動化を招いたり、当地の民衆革命があらぬ結末に終わってしまう可能性には憂慮させられる。


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(コメント by sunshine)

■部族社会と植民地化と


現在進行中の原油値上がり、リビア制裁への国際包囲網、オバマやヒラリー・クリントンの居丈高な声明などを視聴していると、


>アフガン・イラク型の拙速な「国際介入」により「狂犬」が「カルザイ政権」や「マリキ政権」、あるいは「IMF独裁政権」などに取って代わられ、結果として中東のさらなる流動化を招いたり、当地の民衆革命があらぬ結末に終わってしまう可能性には憂慮させられる。


という御意見に同感です。


サハラ以北の北アフリカは、


1.部族社会であること。

2.マグリブ文化(原住民・ベルベル人の文化とアラブ・イスラム文化の混合文化)の社会であること。

3.ギリシア、ローマ、オスマントルコといった地中海人達による侵略を受け、19世紀からはフランス、イギリス、フランス、スペイン、イタリア、ポルトガルの植民地となっていた地域であること。


といったことが思い浮かびますが、部族社会であるということはアフリカ全体に共通していることで、ともすれば欧米文化とやらに“汚染”された知識人たちはこのことを忘れがちです。しかし、アフリカの事を語る際には、このことが重要なファクターなのは、言うまでもありません。


アフリカ全体からみると部族(トライブ)の数は3千とも5千とも言われていますが、リビアだけでもその数は約140。カダフィ大佐はカダフィ部族の出身で、同じ部族出身者は他の部族に比べて優遇されていたということも事実のようです。


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http://www.aawsat.com/english/news.asp?section=3&id=24257


Libyan Tribal Map: Network of loyalties that will determine Gaddafi's fate

Cairo, Asharq Al-Awsat
Libyan tribes played an important role in the country's fight against Ottoman, and later Italian, colonialism, with many Libyan tribal members sacrificing their lives in this war. It is believed that there are currently around 140 different tribes and clans in Libya, many of which have influences and members outside of the country, from Tunisia to Egypt to Chad.
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この”部族根性”というのは、日本人の”村社会根性”と同じで、一族郎党・同じ仲間同士は助け合うが、よそ者には非常に冷たいもので、これがエスカレートすると昔の日本でも起きていたように、水田の水利権を巡って村同士のけんかに発展するというようなことになります。今のアフリカでは、さしずめ鉱物資源の利権を巡る攻防とでもいいましょうか。


そこでずるがしこい欧米人達は、このアフリカ人の部族根性をうまく利用して、互いに反目しあうように仕向け、欧米産の武器を売っては戦わせ、互いに疲弊したところで乗り込んで統治し、おいしい汁だけ持って行くという方式で40年ぐらい前まではやっていたことは今更申すまでもないことです。

ましてやリビアのように原油が採れるとなると、喉から手が出るほど押さえておきたいところですね。混乱に乗じての原油高騰、兵器需要による軍需産業の好景気、おっしゃるようにイスラエルへの包囲網打破など、どう見ても”国際盗賊団による介入開始”のような”錯覚”に陥ってしまうのは、私だけでしょうか。

話は飛びますが、私の親戚が最近モロッコへ旅をしました。モロッコで日本人のツーリスト集団に出会ったそうですが、その中の1人に話を聞いたところ、2月15日、カタールのドーハ空港から何十人ものアラブ系男性達が飛行機に乗り込んできて、半分以上の席を占拠し、リビアのトリポリ空港で降りたそうですが、あれは何だったのだろうかと話をしていたとか。もしかしたら、反政府デモに加担する人達なのか、それともカダフィー大佐の軍隊の傭兵だったのか?


モロッコでデモがあった20日には、親戚の者たちもいましたが、穏やかなもので、翌日には店も開き、普通どおりだったとか。モロッコはリビアなどとは違って王政で、原住民であるベルベル人が約45%、それ以外がアラブ系のようですが、ベルベル人は昔ながらのテントを張って、遊牧生活をしており、その習性のせいか、ゴミをきちんと捨てないので、彼らの住んでいた場所や現在住んでいる場所には、青いゴミ袋がいたるところに散らばっていたとか。但し、あの国にはホームレスはいないそうです。国王が国内何カ所かに家を持っていて、諸国巡りを行いながら、ホームレスが出ないように、食べられるように配慮しているので、衣食住だけはきちんと”保障”されているそうです(というのが公式発表。だから、デモもほんのお義理程度だったのかな? 原油も採れないようだから)。これも一つの統治方法というものでしょうが、さしずめ日本の”水戸黄門”ですかね。


国王の館といっても、他の人達と同じように、赤い日干しレンガを積み上げて作ったような館なので、そこらへんも余り庶民の反感を買わないところなのかもしれません。


町の街路樹はどこに行ってもオレンジの木だそうで、今はちょうどオレンジの実が真っ盛りの時期だとか。これがまた食べたらカリフォルニア・オレンジなどとは問題にならないほど甘いそうです。


それにコウノトリがいたるところで見られたそうですが、あれは羽根を広げたら2m以上もあるのだそうで

すね。屋根の上でじっとしている姿はまるで王者のようだったとか。


なおサハラ砂漠の砂というのは赤茶色で、ベイビーパウダーみたいに粒子が細かいんですね。ただサハラの砂漠と言いますが、このように砂になっているのは全体のわずか15%だけで、あとはごつごつした岩だそうです。太陽が白かったと言ってびっくりしていましたが、だからあちらの子供達は太陽の色を白く塗ると教えてあげました(笑)。


ちなみに町を走っている車は圧倒的にトヨタが多く、次がホンダ、町の看板はパナソニック、三菱が多く、韓国のサムソンはあったけど、中国のブランドは見かけなかったそうで、ツーリストもいたるところに日本人がいて、日本は景気が良いのではないかなどと言っていましたが・・。中国、韓国のツーリストは見なかったそうです。


あと多かったのが、北欧系で、外の気温はセーターにコートを羽織るぐらいに肌寒かったのに、温水プールでもないホテルの外のプールで、悠々と泳いでいたり、サンダル、半ズボン、Tシャツでうろうろしていたのにはびっくりしたと話していました。一般的に白人や黒人は日本人に比べると体温が高いので、それほど寒がりではないですが、特に寒い北欧の人達にとっては、暑かったのでしょう(笑)。


*余談ですが、アカデミー賞授賞式を今日、ずっと見ていましたが、英国ジョージ6世を描いた映画「The King's Speech」が作品賞を受賞しました。やはりアメリカは旧宗主国・英国に弱い(コンプレックスを持っている)ということと、非常に保守化しているということを感じました。景気が悪いし・・・。


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■追記: 第2の「フセインWMD」?----by こげぱん



ロシア軍事筋が、「狂犬」カダフィによる「民主化デモ空爆」はなかったと主張。

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Russian Military Says Libyan Airstrikes Did Not Take Place
http://tv.globalresearch.ca/2011/03/russian-military-says-libyan-airstrikes-did-not-take-place


Posted on: March 1, 2011

Russian Military Says Libyan Airstrikes Did Not Take Place
by grtv

"All war is based on Deception" - "in war, the first casualty is truth"; Sun Tzu's Art of War

The reports of Libya mobilizing its air force against its own people spread quickly around the world. However, Russia's military chiefs say they have been monitoring from space - and the pictures tell a different story.

According to Al Jazeera and BBC, on February 22 Libyan government inflicted airstrikes on Benghazi -- the country's largest city -- and on the capital Tripoli. However, the Russian military, monitoring the unrest via satellite from the very beginning, says nothing of the sort was going on on the ground.

At this point, the Russian military is saying that, as far as they are concerned, the attacks some media were reporting have never occurred. The same sources in Russia's military establishment say they are also monitoring the situation around Libya's oil pumping facilities.

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2003年イラク戦争開戦前に声高に叫ばれた「フセイン大量破壊兵器(WMD)保有」は記憶に新しいが…

こげぱん 2011-03-03 00:40:26

オバマ政権の2012年度予算教書:この期に及んでもなぜ? 北アフリカ・中東諸国への軍事援助?

(by sunshine)


2月14日(アメリカ現地時間)、オバマ政権が2012年度(2011年10月ー2012年9月)の予算教書を発表した。これによると、2012年度予算案は3兆7千億ドル(310兆7千億円。昨年度は3兆8千億ドル)であり、1兆1千億ドル(92兆円)の赤字(GDPの7%)である(下記のP171)。


http://www.ft.com/cms/fd99522e-385a-11e0-959c-00144feabdc0.pdf


(現在の財政赤字額については、下記の“赤字時計”へ。2011年2月19日ーアメリカ現地時間現在ー約14兆ドル=約1400兆円の累積財政赤字)


http://www.usdebtclock.org/



かなりの緊縮財政となっているが、問題はここからだ。この期に及んでもなおかつ、この貧しい台所から、現在、“反政府デモ”で揺れ動いている北アフリカ・中東諸国の現政権に、”2012年度 軍事予算”を割り振っているようであり、このことを調査ジャーナリストのウェイン・マドセン(Wayne Madsen)がレポートしている。


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http://www.waynemadsenreport.com/

Wayne Madsen Report


  • Obama regime's fiscal year 2012 military assistance budget to prop up faltering regimes:

    Egypt $1,301,900,000Supreme Military Council promises elections and new constitution but no real guarantees. Regime keeps a dirty secret.
    Algeria2,170,000
    Regime breaks up new rally .
    Bahrain19,671,000Protesters retake Pearl Roundabout in Manama after massacre of civilians. Split reported in royal family.
    Jordan303,772,000King Abdullah II promises reforms but no guarantees
    Iraq1,000,000,000US-backed Nouri al-Maliki government using deadly force on anti-government protesters in central , southern and northern Iraq .
    Libya469,000Many dead in Libyan protests . Benghazi at center of uprising. Cyrenaica has always been more independent of Tripoli. Reports that Qaddafi is using mercenaries being paid $30,000 each from Eritrea, Chad, and Somalia who are being ferried in by Algerian Air Force planes.
    Morocco10,789,000King Mohammed promises reforms but digs in for uprisings in Morocco and occupied-Western Sahara
    Sudan793,000Omar Bashir government using deadly force in protesters.
    Yemen13,653,000Friday of Fury in Yemen . Grenade thrown at protesters in Taiz.
    Djibouti2,379,000Omar Guelleh regime cracking down on protesters . US has NSA station and military base at Camp Lemonier.
    Tunisia19,945,000New government rules by decree, consists of former regime allies.
    Mauritania350,000Military junta has brutally cracked down on protesters.
    Azerbaijan3,900,000Dictatorship suppresses protesters


    これらの数字の出典元をは不明だが、ワシントンに拠点を置く調査ジャーナリスト、コラムニストとして「ビレッジ・ヴォイス」や「カウンター・パンチ」などにも記事を書いている人物なので、参考までに引用した。


    ちなみに現在、反政府デモが起こっている地域は、下記の通り。


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    http://topics.nytimes.com/top/reference/timestopics/subjects/a/arab-world-unrest-2010-11/index.html


    Middle East Protests (2010-11)

    Updated: Feb. 19, 2011


    BAHRAIN Feb. 19: Thousands of jubilant protesters surged back into Pearl Square, the symbolic heart of Bahrain, after the government withdrew its security forces, calling for calm after days of violent crackdowns. The shift was at least a temporary victory for the Shiite protesters, who had rejected a call to negotiate from Bahrain’s Sunni monarch until the authorities pulled the military off the streets. A review of administration statements shows that American officials overlooked recent complaints about human rights abuses in the strategically important kingdom.

    LIBYA Feb. 19: Protests continued against the regime of Col. Muammar Qaddafi, as the government moved to shut down the Internet. Human rights observers put the death toll in Libya after three days of government crackdowns against protesters at 84.

    YEMEN Feb. 19: Antigovernment marches in the impoverished nation of Yemen took a violent turn as pro-government supporters dressed in civilian clothes opened fire on a group opposing President Ali Abdullah Saleh , wounding at least four people.

    ALGERIA Feb. 19: Hundreds of police in Algeria’s capital used clubs to overwhelm a small group of antigovernment demonstrators. The government has combined tough police action with promises of concessions in the wake of the turbulence that has swept the region, accelerating vows to lift a years-old state of emergency and speaking of new jobs and housing.

    EGYPT Feb. 18: Sheik Yusuf al-Qaradawi, an influential Sunni cleric who is banned from the United States and Britain for supporting violence against Israel and American forces in Iraq, delivered his first public sermon in the country in 50 years , emerging as a powerful voice in the struggle to shape what kind of Egyptian state emerges from the uprising. He addressed a crowd of more than one million who gathered in Tahrir Square to mourn those who died in the protests. Meanwhile, the military warned restive workers that it would stop what it declared were illegal strikes crippling Egypt’s economy, declaring “it will confront them and take the legal measures needed to protect the nation’s security.”

    IRAQ Feb. 18: Unrest continued to spread in Iraq , with new protests erupting in several cities and reports from law enforcement officials that private security guards in a city in Kurdistan fired on a group of protesters who tried to storm the political offices of the region’s leader. Protest leaders said they would go ahead with plans for a Saturday march in Baghdad, despite a second day of violence marring demonstrations elsewhere in the country.

    JORDAN Feb. 18: A protest turned violent in the Jordanian capital as government supporters clashed with demonstrators calling for political change, injuring several. Antigovernment protests have become routine on Fridays in the past weeks, but this was the first time that one ended in confrontation.

    IRAN Feb. 18: A leading opposition figure, Mir Hussein Moussavi , was reported missing, raising fears that he had been detained in connection with this week’s anti-government rallies. The marches, the largest since the 2009 disputed elections, were put down by Iranian security and paramilitary forces.

    WASHINGTON Feb. 18: The United States said it strongly opposed the use of violence in Bahrain. Secretary of State Hillary Rodham Clinton called Bahrain’s foreign minister to convey “deep concern about the actions of the security forces.” President Obama did not publicly address the crackdown, but his press secretary, Jay Carney , said that the White House was urging Bahrain to use restraint in responding to “peaceful protests.”

    TUNISIA Feb. 14: After the revolution opened the doors, a flotilla of would-be migrants has set out from Tunisia, creating a humanitarian crisis and stirring a political furor in Italy .

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    アメリカの北アフリカ・中東政策については、「民主化」促進のための支援をする一方で、独裁的ともいえる現政権への軍事及び他の援助を行ってきたという矛盾点があり、かねがね指摘されていたことではあった。 


    昨年6月2日付、「The Huffington Post」には、「フリーダム・ハウス 中東ーアフリカ・プログラム」のシニアー・スタッフの寄稿文が掲載されているが、これによるとそれまで直に配分されていたアメリカ政府からの市民グループ(人権・民主化促進グループ)への援助金が、政府経由でなければ分配されないシステムへと変わり、「民主化後押しとは、言葉だけ」との不満をぶちまけた文章となっている。


    「情報戦争」においては、しばしば反対の事を言うのも常のようであるから、この発言を額面通りに受け取ることはできないかもしれないが、いずれにしても、両方にいい顔をしながら、隙を見てさっと利益(国益)をかすめ取るという外交の鉄則だけは、変わらないのではないか。なぜなら、国を運営するというのは、そういうことだからだ(現在の金銭至上主義・物質文化が横行する世界においては)。


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    http://www.huffingtonpost.com/sherif-mansour/why-cairo-believes-obamas_b_598689.html

    Why Cairo Believes Obama's Democracy Support is Nothing More Than Empy Words

    One year ago, President Obama addressed the Muslim world in a speech in Cairo, in which he professed his commitment to democracy and human rights as well as respectful engagement. Activists across the region, who have faced enormous obstacles in their work and in many cases threats to their lives, cautiously celebrated the historic speech and Muslims around the world hoped the president's message of change could spread to their own countries. One year later, observers in the Middle East region note that changes have occurred, though not in the way they had expected.


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    国際情勢の権力構造の本質は、どの勢力がどの勢力と対立しているかという対立軸の構造で捉える事が出来る。対立軸というものは人為的に作り出されるものであり、それがそのまま世界秩序を保つための装置のような役割も果たしていた。


    冷戦時の米ソは、対立が表面に出た時は「冷戦」であったが、水面下ではちゃんと米ソ共同路線で統治していた面もある。例えば、中央アジアのイスラム圏諸国が必要以上に力を持たないようにすることは、米ソ両国にとって、共通の課題であった。従って、本気で戦争をする気など、さらさらなかったのではないか。むしろそれどころか、例えば、宇宙開発事業などの分野では米ソ(米ロ)は共に協力し合って、宇宙ステーションの開発、研究、建設等を行ってきたし、現在も行っていることは周知の事実だ(アメリカのスペースシャトルは型が古くなったという理由で2010年に引退し、新型の物を2014年に飛行させる計画。それまではロシアのソユーズを使って、宇宙ステーションへの人と物の運搬を行う)。


    このようなことを思う時、上記メドセン・レポートの数字を頭の隅に置きつつ、現在進行中の北アフリカ・中東諸国における「民主化運動」と呼ばれている「民衆のうねり」というものの本質は何か、これで得をするのは誰か、などと思いながら、この「うねり」がどこまで波及するのか、興味を持って眺めている。


    *余談


    日本では民主党内で内紛が起きているようで、この分だと2011年度の予算配分が暗礁に乗り上げる可能性も出てきたようだが、それはそれで大変よろしいのではないか。日本の2011年度予算は92兆3千億円で、このうち44兆円を国債で賄う予定らしいが(全体の48%)、累積赤字国債の発行高は880兆円とも1千兆円以上ともいわれている。この際、ごまかしの延命策はもうやめて、潔く破産し、ゼロからやり直したらどうか。いつまでも赤字国債で食べ続けるわけにはいかないのだから。




  • やはり!? アメリカがエジプト反政府勢力リーダーの育成・支援を3年前より

    (by sunshine)


    1月26日付、こげぱんさんの下記記事、


    チュニジア化する? 近未来の日本

    http://ameblo.jp/sunshine-berkeley/day-20110126.html


    に対する私のコメントの中に、「余談1.」として、オバマの陰のアドバイサー、ブレジンスキー氏の事を「カラー革命は得意分野」と書いたが、やはり(?)と言おうか、「臭い」記事が1月28日付、英・テレグラフに掲載されている。 


    現在、世界トップの政治家、財界人、学者が集う世界経済フォーラム、いわゆるダボス会議が、1月26日から30日まで、スイス、ジュネーブのスキーリゾート地、ダボスで開催されているが、チュニジアに始まった反政府デモも北アフリカ―中東最大の親米国・エジプトに、まるでこのビッグ・イベントにタイミングを合わせたかのようにうまく飛び火した。


    エジプトのムバラク政権は31年間も政権の座に君臨し、独裁的な政治を行っていたようなので、これが転覆することに関しては、いささかも同情しないが、このデモの手際の良さに(大がかりなデモは慎重にタイミングを選んで行われることは当たり前だが)、「もしや、またしても政権転覆を得意技とするアメリカが、これに一枚絡んでいるのではあるまいか」との妄想に耽っていたところ、私の妄想がまんざら妄想でもないような、どうも現実であるかのような記事が掲載されているのである。


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    http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/egypt/8289686/Egypt-protests-Americas-secret-backing-for-rebel-leaders-behind-uprising.html

    Egypt protests: America's secret backing for rebel leaders behind uprising


    The American government secretly backed leading figures behind the Egyptian uprising who have been planning “regime change” for the past three years, The Daily Telegraph has learned.


    The American Embassy in Cairo helped a young dissident attend a US-sponsored summit for activists in New York, while working to keep his identity secret from Egyptian state police.


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    これによると、エジプト・カイロのアメリカ大使館は2008年、ムバラク政権転覆を企んでいた若者をニューヨークで開催されたアメリカ主催のサミット(民主化運動推進のためのサミット)に参加させ、同年12月のサミット終了後、カイロへの帰路の際、この若者は2011年には大規模なデモを組織して、エジプトで民主化を実現するとアメリカの外交官に告げたとのこと。


    この若者は現在、すでにエジプト国家安全保障局にデモ騒乱罪で拘束されているが、彼の身元についてはデイリー・テレグラフ紙が保護の意味で未公表としている。


    こうしてみると、表面的には民衆による、民衆のための「革命」に見えても、覇権国が意に沿わない場合には、政権を転覆させて、自分の眼鏡にかなった人物に置き換えるといったことは、「常套的手法」のようでもあるので、注視が必要ということになる。


    まあ植民地・属国首長の「首のすげ替え」は、日本だけを見ても十分に目に見えた形になっているので、日本人ならその辺の洞察力は身についているとは思うが、民衆が、純粋に民衆のための国にしたいと思っても、何重もの罠がしかけられている、そんな時代を私達は生きているということだけは確かだ。


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    (コメント by こげぱん)

    ■アメリカ外交の「本領発揮」?


    Spiegelが「ヒトラー・最期の12日間」に例えた断末魔のムバラク政権を、アメリカ・オバマ政権までもが見限り、「秩序立った政権移行」を望んでいることを、世界各国のメディアが伝えています。

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    'The Pharaoh in the Fu"hrerbunker'
    http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,742604,00.html

    The absence of police from Egypt's streets and the consequent looting and anarchy could be an unscrupulous ploy by President Hosni Mubarak to stay in power, say German commentators. But even though the army is in wait-and-see mode, his days are clearly numbered.
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    Obama administration aligns itself with protests in Egypt with call for 'orderly transition'
    http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2011/01/30/AR2011013004401.html?hpid=topnews


    By Karen DeYoung
    Washington Post Staff Writer
    Monday, January 31, 2011; 12:06 AM
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    エジプトは中東で唯一イスラエルと国交を結び、ムバラク政権はこれまでアメリカ主導の「中東和平」にも協力してきた親米国家でしたが、それでも「賞味期限」が切れるとあっさり見限るあたり、かつてイラン・パーレビ国王追放劇などで見られたアメリカ外交の本領発揮かもしれません。

    民衆革命か、「中東バルカン化」か?


    そのアメリカが現在注力しているのがエジプトの隣国・スーダン南部やダルフール地方の独立運動ですが、

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    In Sudan, an Election and a Beginning
    http://www.nytimes.com/2011/01/09/opinion/09obama.html


    By BARACK OBAMA
    Published: January 8, 2011
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    上記NYTオバマ社説では、スーダン南部やダルフール地方の独立運動を「民族自決の好機」と称え、独立後はアメリカや国際社会の全面支援を公言していますが、反面スーダン各地の独立運動を「中東・北アフリカのバルカン化」の一環と捉え、冷戦終結後ユーゴスラビアで見られたような北アフリカ・中東の流動化を予測している論文もあります。

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    The Balkanization of Sudan: The Redrawing of the Middle East and North Africa
    http://www.voltairenet.org/article168198.html


    by Mahdi Darius Nazemroaya*

    With outcome foretold, the recent referendum on the "independence" of oil-rich South Sudan is part of a deeper agenda bearing little relation to human rights concerns. The real question is not if, but who has been stoking the flames of conflict and violence in Sudan. This pundit sees a link between the Sudanese referendum and other processes unfolding in the region, which spell out the overlapping U.S. and Israeli agendas for energy resources control and the balkanization of East Africa and the Arab World. The secession of South Sudan brings them one step closer to their goal.
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    アメリカなどの影が感じられる南部スーダン独立運動と、「民衆革命」の色合いが強いエジプトやチュニジアの政変劇を同一視することはできませんが、ただ一連の動きが中東・北アフリカの「流動化」を促進する可能性は否定できないかもしれません。


    先日のSpiegelにエジプトの隣国・イスラエルが、混迷の度合を深めるエジプト情勢を憂慮しているという記事がありましたが、

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    Concerns about the Muslim Brotherhood : Israel Fears Regime Change in Egypt
    http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,742186,00.html


    01/28/2011
    By Gil Yaron in Jerusalem

    Israel is watching developments in Egypt with concern. The government is standing by autocratic Egyptian President Hosni Mubarak, out of fear that the Islamist Muslim Brotherhood could take power and start supplying arms to Hamas.
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    ムバラク打倒劇が「あさっての方向」に動き、イスラエルが「敵性国家」に囲まれることを警戒するのは、ある意味当然かもしれません。

    新年恒例のキッシンジャー・日高義樹対談番組で、キッシンジャーが「(イランなどに核武装を許せば)永久戦争の時代が始まる」とか語っていましたが、中近東で頻発する「民衆革命」があさっての方向に向かうことなく、真の民衆革命に落ち着いて欲しいと願っています。




    ポスト・ムバラク最右翼、スレイマン副大統領はアメリカのヒモ、と主張するAl Jazeeraオピニオン。

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    Suleiman: The CIA's man in Cairo
    http://english.aljazeera.net/indepth/opinion/2011/02/201127114827382865.html


    Suleiman, a friend to the US and reported torturer, has long been touted as a presidential successor.

    Lisa Hajjar Last Modified: 07 Feb 2011 14:10 GMT
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    氏はスレイマン(Suleiman)というより、スレイブ(Slave:奴隷)マンだったのか、やはり。

    #スレイマンの政治的優勢に、ワシントンDCでの「ご主人様」の政治的優勢が見て取れるが、これは日本にもかかわる問題か…と、我が日本のスレイブマン首相や、やたら元気な電波芸人上がりの痴事や政治屋を見て思う。


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